だらだら生きてる
- 2017/03/04
- 13:58
がらくた少女をちびちびと読みながら少しずつこの日記を綴っている。読み応えがあるからのんびり読もうと思っている。
後日追記
読了した。やはりしっかり作ってあって面白かった。トリックはやや弱い感じがしたけど、奇病への差別やそれを取り巻く閉鎖社会を描き通す筆力は流石。
さて、最近のセルパブ界隈は何が流行っているのだろう?
知っても新しくDL出来ないせいか、あまり積極的に情報収集しようという気がおきない。
がらくた少女を読んだのもあり、自分の読書傾向を省みる機会があった。やっぱり重厚な作品を読むのはどっこいしょとやるステップがあるわけで、作品への敬意も相まった状況になると腰が重くなりがちだ。
あんまりガッツリ系の作品だと気合いを入れて読まないといけないせいか、やや敬遠気味になるらしい。私の場合。まあ、どっこいしょの方はやる気さえ出たら一気に読むんだけど。
上記の嗜好を鑑みるに、やはりライトな感じで手に取れる作品がいいんだろうなと思いつつ、自著でもほどよいB級感を出したいところだけど、そこの塩梅がまた難しいよなとも思う。
尖ってて読みやすいのはやっぱり隙間社さんあたりの作品か。王木さんの作品も読みやすい。牛野氏は長編が多いからまだ一般読者からするとどっこいしょ感があるかもしれない。最初っから手に取りやすい「軽さ」があるっていう意味では最初の二人はかなり強いだろうと思う。
炭酸飲料とミックスジュースみたいな違いはあるけれど、口にしやすい感じでは両者とも作風は共通している。浅くも深くも読める本っていうのはやっぱり強い。
まあなんだかんだ有名どころはみんな巧いよなとは思うのだけど、いかにも重厚ですよという作風でセールス的な成功を収めているのって実は山彦のヤマダ氏ぐらいでは?
藍田うめる氏はやっと本気で売る気になったのか、本の価格が優しくなった。彼の作品もかなり読みやすい上に吸引力がすごい。長所と弱点が一致していて音楽で言えばややTUBE的なところがあるけど、固定ファンが付いたら屁でも無いと思う。
それにしても自身の電子書籍における読書傾向を見ていると、軽く食べれるスナック菓子みたいな立ち位置の作品を読んでいるかなとも思う。小説以外も彩図社が出しているようなマニアックなやつを好んで読んでいるし。
昔よく「KDPはパルプフィクションだ」みたいな事を書いていたけど、今見てもそんな感じだよねとは思う。
ちなみにパルプ出身の作家にはチャンドラーがいるんだけど、口の悪さだけだったら私は間違いなく彼の座を受け継いだと思う。実力は別にして(笑)。
それはさておき、おそらく日本人的な嗜好だと分厚い本は紙で読みたいのだと思う。そうなるとあんまり壮大な長編なんかはやっぱり敬遠されるのかな。短編で面白い作品を拾い読みしている方が精神的にはかなり楽だよなと自分ですら思う。
これも昔から言ってたような気がするけど、ある程度のクオリティで30000字あればまあ250円ぐらいとっても同業者以外は文句言わないだろうと思う。
うん、というかアレなんだろうな。
面白い作品なら短くても高値で売れるわけで、安売りしてもゴミはゴミと(笑)。
……また盛大なブーメランを投げてしまった。
やられる前に隠れよう。
後日追記
読了した。やはりしっかり作ってあって面白かった。トリックはやや弱い感じがしたけど、奇病への差別やそれを取り巻く閉鎖社会を描き通す筆力は流石。
さて、最近のセルパブ界隈は何が流行っているのだろう?
知っても新しくDL出来ないせいか、あまり積極的に情報収集しようという気がおきない。
がらくた少女を読んだのもあり、自分の読書傾向を省みる機会があった。やっぱり重厚な作品を読むのはどっこいしょとやるステップがあるわけで、作品への敬意も相まった状況になると腰が重くなりがちだ。
あんまりガッツリ系の作品だと気合いを入れて読まないといけないせいか、やや敬遠気味になるらしい。私の場合。まあ、どっこいしょの方はやる気さえ出たら一気に読むんだけど。
上記の嗜好を鑑みるに、やはりライトな感じで手に取れる作品がいいんだろうなと思いつつ、自著でもほどよいB級感を出したいところだけど、そこの塩梅がまた難しいよなとも思う。
尖ってて読みやすいのはやっぱり隙間社さんあたりの作品か。王木さんの作品も読みやすい。牛野氏は長編が多いからまだ一般読者からするとどっこいしょ感があるかもしれない。最初っから手に取りやすい「軽さ」があるっていう意味では最初の二人はかなり強いだろうと思う。
炭酸飲料とミックスジュースみたいな違いはあるけれど、口にしやすい感じでは両者とも作風は共通している。浅くも深くも読める本っていうのはやっぱり強い。
まあなんだかんだ有名どころはみんな巧いよなとは思うのだけど、いかにも重厚ですよという作風でセールス的な成功を収めているのって実は山彦のヤマダ氏ぐらいでは?
藍田うめる氏はやっと本気で売る気になったのか、本の価格が優しくなった。彼の作品もかなり読みやすい上に吸引力がすごい。長所と弱点が一致していて音楽で言えばややTUBE的なところがあるけど、固定ファンが付いたら屁でも無いと思う。
それにしても自身の電子書籍における読書傾向を見ていると、軽く食べれるスナック菓子みたいな立ち位置の作品を読んでいるかなとも思う。小説以外も彩図社が出しているようなマニアックなやつを好んで読んでいるし。
昔よく「KDPはパルプフィクションだ」みたいな事を書いていたけど、今見てもそんな感じだよねとは思う。
ちなみにパルプ出身の作家にはチャンドラーがいるんだけど、口の悪さだけだったら私は間違いなく彼の座を受け継いだと思う。実力は別にして(笑)。
それはさておき、おそらく日本人的な嗜好だと分厚い本は紙で読みたいのだと思う。そうなるとあんまり壮大な長編なんかはやっぱり敬遠されるのかな。短編で面白い作品を拾い読みしている方が精神的にはかなり楽だよなと自分ですら思う。
これも昔から言ってたような気がするけど、ある程度のクオリティで30000字あればまあ250円ぐらいとっても同業者以外は文句言わないだろうと思う。
うん、というかアレなんだろうな。
面白い作品なら短くても高値で売れるわけで、安売りしてもゴミはゴミと(笑)。
……また盛大なブーメランを投げてしまった。
やられる前に隠れよう。
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