不器用
- 2016/11/03
- 12:47
文字じゃないと、陳腐になる言葉がある。
あなたの歌声が、この胸に巣食う闇に差す一筋の光になりました。
この瞬間に出した音は今という一瞬だけのものだけど、それは私の人生を彩るメロディーになり、それはいつまでも思い出という形で残り続ける。だから何年経とうがあなたを忘れることなんか無いよ。
……なんて、口からじゃとても言えない。
だから詩人は口下手な人が多いのかもしれない。
人の胸を打つ肉声とはそれこそヴォーカリストに類する才能なのかもしれない。
不器用だと思う。自分でも。
だから作家は文字で想いを伝えることが出来る天才ではなく、文字でしか想いを伝えられない不器用な人種なのではないか。
最近、そんなことを思った。
あなたの歌声が、この胸に巣食う闇に差す一筋の光になりました。
この瞬間に出した音は今という一瞬だけのものだけど、それは私の人生を彩るメロディーになり、それはいつまでも思い出という形で残り続ける。だから何年経とうがあなたを忘れることなんか無いよ。
……なんて、口からじゃとても言えない。
だから詩人は口下手な人が多いのかもしれない。
人の胸を打つ肉声とはそれこそヴォーカリストに類する才能なのかもしれない。
不器用だと思う。自分でも。
だから作家は文字で想いを伝えることが出来る天才ではなく、文字でしか想いを伝えられない不器用な人種なのではないか。
最近、そんなことを思った。
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バイオリンを弾いても、弦を乱暴に引っ掻いても音で人の注意を引くことは出来る。 でも、両者の間にある隔たりは果てしなく、埋めがたい。ただ人の注意を引くことばかりに血気を上げる人間は明白な違いを知覚しないフリをして、次第に本当に知覚する能力を無くしていく。才能が枯れるとはそういうことだ。 (さっき考えた箴言) ホーム
忌憚なき意見を求めている人間は自分を卑下したがる女に似ている。その先にある「そんなことないよ~、明日香(仮名)かわいいよぉ~」を期待しているのだ。