筆名の使い分けにはちゃんと意味があるのですよ
- 2016/09/02
- 23:56
作家の中にはいくつものペンネームを持つ人がいます。かく言う私もその一人なのですが、名義の使い分けにはある程度意味があるのです。
一番顕著な例を挙げてみましょう。私の分人でもある毒牙姐さんこと毒牙夜蝶という筆名があります。
彼女の処女作となった(?)「泡姫ありえない」は、当初月狂四郎名義で出す予定でした。
ですが、書いている最中である事に気付きました。
というのも、本作はデリ嬢が主人公の一人称小説ですよね。
どう考えたってムキムキのボクサーが書いているより、艶やかな女性が書いている方が読者にとって魅力的じゃないですか(笑)。
そこでオチをちょっと工夫しました。
作者の名義を毒牙夜蝶にして、最後の方に彼女の自伝とも取れる表記をサラっと入れておくのです。
そうするだけで、読者は「え? これってもしかして自伝なの?」と思う事が出来るわけです。ついでに「じゃあ森さんって実在するの? これってガチのラブレターなの?」とか思うかもしれません。まあ、著者の正体に気付いた人はさぞガッカリしたでしょうが(笑)。
前にも言いましたが、読者という生き物は時折ひどくロマンチックになるところがあって、著作を通して作者に想いを馳せる事があるのですね。それが時々恋慕に行き着く事すらあるのです。
私はそれを知っていたので、一つの仕掛けとして小説以外の要素でも楽しんでもらおうと思いました。別名義で著作を書き、元の名義ではその作家をキャラとして使うわけです。あえて現実と仮想をごっちゃにするわけですね。
一応言っときますが、これはAmazonカスタマーとかいう名無し的な名義を使って他作家の作品を酷評するのとは訳が違います。仮に「ワールド・ウォー・わなび」を別名義で書いていたら、私はただの卑怯者で終わっていたでしょう。
このように、著作別に名前を使い分ける事は意味がある事なのです。
ですから、これから別名義でエロい作品を書こうと画策している藤崎ほつま氏は勇気を持って、艶やかな世界を描いていただきたいです。
まさかのスルーパスです(笑)。
おそらく新作は女性名義の方がいいでしょう。自分がそれ用のネタにされるぐらいの気持ちで、伸び伸びと艶かしき世界を描いていただけたらと思います。
一番顕著な例を挙げてみましょう。私の分人でもある毒牙姐さんこと毒牙夜蝶という筆名があります。
彼女の処女作となった(?)「泡姫ありえない」は、当初月狂四郎名義で出す予定でした。
ですが、書いている最中である事に気付きました。
というのも、本作はデリ嬢が主人公の一人称小説ですよね。
どう考えたってムキムキのボクサーが書いているより、艶やかな女性が書いている方が読者にとって魅力的じゃないですか(笑)。
そこでオチをちょっと工夫しました。
作者の名義を毒牙夜蝶にして、最後の方に彼女の自伝とも取れる表記をサラっと入れておくのです。
そうするだけで、読者は「え? これってもしかして自伝なの?」と思う事が出来るわけです。ついでに「じゃあ森さんって実在するの? これってガチのラブレターなの?」とか思うかもしれません。まあ、著者の正体に気付いた人はさぞガッカリしたでしょうが(笑)。
前にも言いましたが、読者という生き物は時折ひどくロマンチックになるところがあって、著作を通して作者に想いを馳せる事があるのですね。それが時々恋慕に行き着く事すらあるのです。
私はそれを知っていたので、一つの仕掛けとして小説以外の要素でも楽しんでもらおうと思いました。別名義で著作を書き、元の名義ではその作家をキャラとして使うわけです。あえて現実と仮想をごっちゃにするわけですね。
一応言っときますが、これはAmazonカスタマーとかいう名無し的な名義を使って他作家の作品を酷評するのとは訳が違います。仮に「ワールド・ウォー・わなび」を別名義で書いていたら、私はただの卑怯者で終わっていたでしょう。
このように、著作別に名前を使い分ける事は意味がある事なのです。
ですから、これから別名義でエロい作品を書こうと画策している藤崎ほつま氏は勇気を持って、艶やかな世界を描いていただきたいです。
まさかのスルーパスです(笑)。
おそらく新作は女性名義の方がいいでしょう。自分がそれ用のネタにされるぐらいの気持ちで、伸び伸びと艶かしき世界を描いていただけたらと思います。
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