このセルパブがすごいの裏話

このセルパブがすごいの裏話をします。

当初、上記の候補となった小説はもっとたくさんありました。

まず候補の筆頭に挙がったのが「ADAUCHI」ですね。これを発見した時はかなり興奮したのでぜひとも入れたかった。

ですが、知らぬ間に著者の意向でBWインディーズのみの発売になってました。というわけで仕方なく推しパブ候補から削除。まあ、候補が多すぎたのでかえって助かったというのが本音でしたが。

次に候補に挙がったのが「エンジェル」ですね。これも入れたかったのですが、当時如月氏がアカウント剥奪事件に遭っていたのであえなく選外となりました。

色々と困っていました。というのも、マニアックな「point kill G」やら「アドラメレクの聖域」については俺が推さないで誰が推すんだという思いがあったし、奇を衒わずに王道の作品も選びたかった。セルパブ界には素敵な本が多過ぎたのです。

また、仮に「IMAGO」が回答前にリリースされていたら、選考はより一層難航した事でしょう。

私の作品は唯一「奇書 狂狂まわる」だけが選ばれていましたが、お情けで入った一票と言われても仕方のない部分がある。

選ばれないと言う事は単純に「もっと良い小説を書け」と言う事でしょう。そういうわけで、これからも奢らず精進していこうかと思います。

幸いにしてKUが始まってから売上は安定してきました。ですので、これからは慌てずクオリティの高い作品を提供して行けたらと思います。作品数をとにかく増やせというラインは超えたかな、と。

前回の作品で、自分がある程度ミステリを書けるという事がよくわかりました。ですので、これからは作品の幅をさらに広げていきたいと思います。

今更ですが、アガサクリスティがすごい面白そうに見えてきました。