新作「売れっ子作家の書いた小説はなぜ読みやすいのか~リーダビリティーから掘り下げる筆力向上のメソッド~」リリース!
- 2016/04/24
- 23:16
推敲がかったるくて息抜きに掌編を書いたのですが、複数名の方に精神状態を心配されるという事態が発生いたしました(笑)。ルナティック(頭おかしい)がペンネーム語源の月狂四郎です。
ついさっき上げた掌編もかなりキテいますが、精神状態はいたって正常ですので(もしくは常時おかしい)大丈夫でございます。
さて、このたび懲りずに新作を書き上げました。タイトルは「売れっ子作家の書いた小説はなぜ読みやすいのか~リーダビリティーから掘り下げる筆力向上のメソッド~」です。
ハイ、もうどこからツッコんでいいのか分からないバッタ臭ですね。
よく「できる男はなぜ~なのか」みたいな自己啓発本が多い気がするので、あえてそういう系統のタイトルをパロってみました。
今作はリーダビリティーに特化したエッセイですね。
もうね、最近読みたい作品が多いせいか、本の読み方がちょっとばかり手厳しくなってきたのですね。
昔は「読みにくい本でも最後まで付き合おう」派だったのですが、思えば一度「つまんねー」と感じてから、その後に「最後まで読んで良かった」と思った本って一割にも満たないのだと思います。
正直私は読むのも早くないので、読書ぐらい効率的にやりたいな、と。そうなるとですね、「つまんねー」と思った本は早々にブン投げるようにし始めたのです。それが一般読者の感覚でもあるので、そういう手厳しさを自分の中に飼っておいてもいいかなと。
そういうわけで、最近読み始めたジェイムス・エルロイは8分の1ぐらい読んだあたりでブン投げています(笑)。あくまで個人的な所感ではありますが、エルロイに影響を受けたと言われている深町秋生の作品の方が遥かに読みやすく面白い。エルロイは翻訳だからしょうがないところもあるんでしょうけど。
でもね、村上春樹訳のチャンドラーなんかすげえ読みやすいんですよ? それ考えるとねえ……。苦しんで読書した先に何があるのか。GW中にもうひと頑張り(≒ガマン)してみるかという気にはなっているのですが。
話は逸れましたけど、やっぱり小説を読むか読まないかの選択にリーダビリティーってかなり影響してくるんじゃないかと思っています。そもそも文学って娯楽なわけで、そこに深淵さとか芸術性ばかりが重要視されるのもちょっと違うかな、と。
音楽の世界だときゃりぱみゅとか普通にいいなと思ったし、某氏のブログで紹介されていたでんぱ組がヘタなミュージシャンズミュージシャンより尖った音楽をやっていて(しかもポップだという恐ろしさ)ちょっとビックリしたんですよね。そうなるとポップさというか、親しみやすさは重要なファクターだな、と。
最近は音楽のジャンルも(奏者であれ聴き手であれ)偏っているような感じがして、いっときのhideみたいにオモチャ箱をひっくり返したような作品が出てこないかなと……アレ? また話が盛大に逸れました(笑)。
まあ要はアレですよ。
新作は読みやすい小説とはどんなものかという点に特化した実用書ですね。リーダビリティーを上げるための具体的な手法についても触れています。発売日は5月1日です。
今作は予約価格を99円、リリース後に150円に設定して、5部ぐらい売れたら250円に引き上げてやろうかなと思っています。文字数は20,000字に満たない作品ですけど、個人的に3万字で書ける話を5万字で書いたり10万字の駄文だらけの膨らまし方をしてお得感を演出している本って大嫌いなんでね(笑)。
そういうわけで、今作は情報の値段という事で勝負していこうかなと思っています。
リーダビリティーを上げたいと思っている方はぜひどうぞ。
ついさっき上げた掌編もかなりキテいますが、精神状態はいたって正常ですので(もしくは常時おかしい)大丈夫でございます。
さて、このたび懲りずに新作を書き上げました。タイトルは「売れっ子作家の書いた小説はなぜ読みやすいのか~リーダビリティーから掘り下げる筆力向上のメソッド~」です。
ハイ、もうどこからツッコんでいいのか分からないバッタ臭ですね。
よく「できる男はなぜ~なのか」みたいな自己啓発本が多い気がするので、あえてそういう系統のタイトルをパロってみました。
今作はリーダビリティーに特化したエッセイですね。
もうね、最近読みたい作品が多いせいか、本の読み方がちょっとばかり手厳しくなってきたのですね。
昔は「読みにくい本でも最後まで付き合おう」派だったのですが、思えば一度「つまんねー」と感じてから、その後に「最後まで読んで良かった」と思った本って一割にも満たないのだと思います。
正直私は読むのも早くないので、読書ぐらい効率的にやりたいな、と。そうなるとですね、「つまんねー」と思った本は早々にブン投げるようにし始めたのです。それが一般読者の感覚でもあるので、そういう手厳しさを自分の中に飼っておいてもいいかなと。
そういうわけで、最近読み始めたジェイムス・エルロイは8分の1ぐらい読んだあたりでブン投げています(笑)。あくまで個人的な所感ではありますが、エルロイに影響を受けたと言われている深町秋生の作品の方が遥かに読みやすく面白い。エルロイは翻訳だからしょうがないところもあるんでしょうけど。
でもね、村上春樹訳のチャンドラーなんかすげえ読みやすいんですよ? それ考えるとねえ……。苦しんで読書した先に何があるのか。GW中にもうひと頑張り(≒ガマン)してみるかという気にはなっているのですが。
話は逸れましたけど、やっぱり小説を読むか読まないかの選択にリーダビリティーってかなり影響してくるんじゃないかと思っています。そもそも文学って娯楽なわけで、そこに深淵さとか芸術性ばかりが重要視されるのもちょっと違うかな、と。
音楽の世界だときゃりぱみゅとか普通にいいなと思ったし、某氏のブログで紹介されていたでんぱ組がヘタなミュージシャンズミュージシャンより尖った音楽をやっていて(しかもポップだという恐ろしさ)ちょっとビックリしたんですよね。そうなるとポップさというか、親しみやすさは重要なファクターだな、と。
最近は音楽のジャンルも(奏者であれ聴き手であれ)偏っているような感じがして、いっときのhideみたいにオモチャ箱をひっくり返したような作品が出てこないかなと……アレ? また話が盛大に逸れました(笑)。
まあ要はアレですよ。
新作は読みやすい小説とはどんなものかという点に特化した実用書ですね。リーダビリティーを上げるための具体的な手法についても触れています。発売日は5月1日です。
今作は予約価格を99円、リリース後に150円に設定して、5部ぐらい売れたら250円に引き上げてやろうかなと思っています。文字数は20,000字に満たない作品ですけど、個人的に3万字で書ける話を5万字で書いたり10万字の駄文だらけの膨らまし方をしてお得感を演出している本って大嫌いなんでね(笑)。
そういうわけで、今作は情報の値段という事で勝負していこうかなと思っています。
リーダビリティーを上げたいと思っている方はぜひどうぞ。
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