美少女の法則
- 2016/01/03
- 22:31
現在某氏の新作第一稿を読ませていただいているのですが、読んでいる最中に私が電子書籍を250円に設定する隠れ基準を思い出しました。
それは美少女やら艶っぽいシーンがあるかという事ですね。
これはどちらかと言うと経験則で気付いた事なのですが、やはり電子書籍の読者はちょいとばかりドスケベというか(←ちょいとドスケベってどういう事よ?)美少女が好きっていうか、かわいらしい萌え絵のイラストにいとも簡単に釣られる傾向があるのだと思います。その様はフォトショマジックで残念なキャバクラへと誘導されていくあわれなサラリーマンを彷彿とさせるものがあります。……まあ、これ以上言うのはやめましょう。また怒られる。
それで、ネットの同人マンガ(主にエロ 笑)とかを見ていると、人気作品はかなり強気な価格で売っているにも関わらず売れているみたいなんですね。
で、思ったのです。読者は美少女やエロスに金を落とすのだ、と。
言われてみたら村上春樹の1Q84なんてロリコンが大喜びするシーンがあったし、あそこで右手がスレイヤーになった方も実は沢山いるのではないか、なんて思っています。あんまりやり過ぎるとただのエロ小説になってしまうのですが(笑)。
まあね、新作の箴言書にも書いたんですけど、冒頭から濡れ場まで直線距離で行く作品を人は官能小説と呼び、グネグネ曲がりながら様々な理由をでっちあげて濡れ場に到達する作品を人は文学作品と呼ぶわけですよ。(違いますか?)
そうなるとね、そういうシーンも読者の需要としてはかなりあるのかな、と。
そういうのをいかに露骨に見せず、かつ期待を抱かせるかという技術も大事かもしれませんね。
冒頭で触れた、第一稿を読ませてもらっている作品の表紙を勝手にイメージしてみたのですが、土砂降りの雨でぐっしょり濡れて、凛とした眼でこちらを睨む女子高生の絵なんかにしたら読者の琴線はかなり動くんじゃないかと思っています。ずぶ濡れになって透け気味になったシャツや、水を滴らせるスカート(下品にしすぎない事は大事です)がキーになりそうですね。確実に眼を引くと思います。
……知らぬ間に話が盛大に逸れましたね(笑)。
この美少女の法則は(たとえ表紙に美少女が描かれていなかったとしても)ある程度有効なようです。「山彦」は最初フミという少女が少年だったらしいですが、少女にしたのは大正解だったと思います。人は少女という存在に過剰なまでにロマンを抱くのです。
個人作家の方は無理くりにでも美少女をストーリーに絡めてみたらいかがでしょう?
なかなかストーリーをでっちあげる訓練になると思いますよ。
それは美少女やら艶っぽいシーンがあるかという事ですね。
これはどちらかと言うと経験則で気付いた事なのですが、やはり電子書籍の読者はちょいとばかりドスケベというか(←ちょいとドスケベってどういう事よ?)美少女が好きっていうか、かわいらしい萌え絵のイラストにいとも簡単に釣られる傾向があるのだと思います。その様はフォトショマジックで残念なキャバクラへと誘導されていくあわれなサラリーマンを彷彿とさせるものがあります。……まあ、これ以上言うのはやめましょう。また怒られる。
それで、ネットの同人マンガ(主にエロ 笑)とかを見ていると、人気作品はかなり強気な価格で売っているにも関わらず売れているみたいなんですね。
で、思ったのです。読者は美少女やエロスに金を落とすのだ、と。
言われてみたら村上春樹の1Q84なんてロリコンが大喜びするシーンがあったし、あそこで右手がスレイヤーになった方も実は沢山いるのではないか、なんて思っています。あんまりやり過ぎるとただのエロ小説になってしまうのですが(笑)。
まあね、新作の箴言書にも書いたんですけど、冒頭から濡れ場まで直線距離で行く作品を人は官能小説と呼び、グネグネ曲がりながら様々な理由をでっちあげて濡れ場に到達する作品を人は文学作品と呼ぶわけですよ。(違いますか?)
そうなるとね、そういうシーンも読者の需要としてはかなりあるのかな、と。
そういうのをいかに露骨に見せず、かつ期待を抱かせるかという技術も大事かもしれませんね。
冒頭で触れた、第一稿を読ませてもらっている作品の表紙を勝手にイメージしてみたのですが、土砂降りの雨でぐっしょり濡れて、凛とした眼でこちらを睨む女子高生の絵なんかにしたら読者の琴線はかなり動くんじゃないかと思っています。ずぶ濡れになって透け気味になったシャツや、水を滴らせるスカート(下品にしすぎない事は大事です)がキーになりそうですね。確実に眼を引くと思います。
……知らぬ間に話が盛大に逸れましたね(笑)。
この美少女の法則は(たとえ表紙に美少女が描かれていなかったとしても)ある程度有効なようです。「山彦」は最初フミという少女が少年だったらしいですが、少女にしたのは大正解だったと思います。人は少女という存在に過剰なまでにロマンを抱くのです。
個人作家の方は無理くりにでも美少女をストーリーに絡めてみたらいかがでしょう?
なかなかストーリーをでっちあげる訓練になると思いますよ。
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