でっちあげる力
- 2015/12/26
- 11:25
昨日書いた記事でタイトルをパク……もとい、パロった作品で「果てしない渇き」という作品があります。「渇き。」というタイトルで映画にもなった作品ですね。
で、この作品のヒロイン(?)的な立場に藤島加奈子という女子高生がいるのですが、よくよく見ているとこの少女の人物醸成はラノベ的なのですね。
彼女を特徴を一言で表すなら、周囲の人間を傾国的なフェロモンで誘惑し、狂わせていく魅惑の少女というところでしょうか。(ロリータ的な)
それだけ聞いたら一見陳腐な人物醸成に見えてしまうのですが、ここに彼女の持つ陰惨な過去を要所要所に組み込んで説得力を増していくのですね。一歩間違えたら昼ドラみたいになってしまうエピソードを絶妙な加減で加えていくわけです。
読んでて思ったのですが、多分ねえ、考えながら設定を付け足していった部分もかなりあるんじゃないかと思うんですよねえ。「ここにこういうエピソードを加えていったら説得力あるよね」みたいな。そんな感じで書いたんじゃないかと思うのです。事実が全然違ったら申し訳ないですが(笑)。
思うに、最初っから完全無欠の人物醸成とかプロットの構築って無理だと思うのです。創作って生ものみたいなところがあるし、予期せぬ好機や矛盾が発生して、その都度修正を加えないといけないというのはどうしても避けられない要素だと思うのです。それを完璧に出来る人が天才なのでしょうが。
大事なのはコアになる要素に説得力を持たせる道のりをいかに自然に創れるかという事なのでしょう。大体のコア部分をデーンと作り上げて、あとはそのコア部分への道筋を細かく舗装していくみたいな。
そういう意味では、やはり「でっちあげる力」というのはプロアマ問わず作家にとって重要な要素なのでしょう。
今日の午後5時ぐらいで「悪人の系譜 お試し版」の無料配布が終わります。
暴力的なお兄さんと可憐なJKの話が読みたい方(笑)はぜひダウンロードを!
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思うに、最初っから完全無欠の人物醸成とかプロットの構築って無理だと思うのです。創作って生ものみたいなところがあるし、予期せぬ好機や矛盾が発生して、その都度修正を加えないといけないというのはどうしても避けられない要素だと思うのです。それを完璧に出来る人が天才なのでしょうが。
大事なのはコアになる要素に説得力を持たせる道のりをいかに自然に創れるかという事なのでしょう。大体のコア部分をデーンと作り上げて、あとはそのコア部分への道筋を細かく舗装していくみたいな。
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