仮病がバレた話
- 2023/06/04
- 23:18
ふと思い出したのですが、詰めが甘いとこうなるという経験が昔ありました。
元ボクサーとして知られる私ではございますが、小学生の頃はどちらかといえばイジメられる側の肥満児でした。
そういう肥満児にとって天敵のイベントがマラソン大会になります。
ただ走るだけでもつらいのに、それを継続してやるなどと鬼の所業にしか思えなかったあの時、わたくしはしょっちゅう仮病を使っていました。
ある時は腹痛、ある時は頭痛と原因を適度に分散させ、わりと計算高く大嫌いなマラソンを回避していた記憶がございます。
そんなある日、幼き日の四郎少年には天罰が下ります。
とても頭の良かった私は、バ〇ァリンの効果を見て、そこに書いてある病気や体調不良をもとに仮病のシナリオを組み立てていました。
ちょうど腹痛や頭痛を使い過ぎており、「そろそろバレるんでは?」と、他の理由を探していたその時でございます。
効果の中に「生理痛」の表記がございました。
「この病気聞いた事がある!」
私はこのメジャーな体調不良に飛びつきました。残念ながら、男は生理痛にはならないと知らずに……。
当日。
「先生、今日は体調が悪いのでマラソンを休ませてください」
「……今度は何なの?」
「生理痛です」
当時はどこが痛いかを知らないので、肩を押さえながら迫真の演技で顔を顰めました。

※画像はイメージです。
言うまでもないですが、私の仮病は速攻で見破られました。
そして、今までの仮病も芋ヅル式にバレました。
ちょっとした調査を怠った事により、私はそれまで築き上げていた既成事実を一気に瓦解させてしまいました。
このように、何かをする時はちゃんと調べないと痛い目を見ますよという事を学びましたので、以後の私はある領域に関して神経質なほどまでに慎重になりました。
それが小説という形でフィクションを書くという行為におい役立っているのだと思います。
何事も失敗から学ぶという事は大事ですね。
元ボクサーとして知られる私ではございますが、小学生の頃はどちらかといえばイジメられる側の肥満児でした。
そういう肥満児にとって天敵のイベントがマラソン大会になります。
ただ走るだけでもつらいのに、それを継続してやるなどと鬼の所業にしか思えなかったあの時、わたくしはしょっちゅう仮病を使っていました。
ある時は腹痛、ある時は頭痛と原因を適度に分散させ、わりと計算高く大嫌いなマラソンを回避していた記憶がございます。
そんなある日、幼き日の四郎少年には天罰が下ります。
とても頭の良かった私は、バ〇ァリンの効果を見て、そこに書いてある病気や体調不良をもとに仮病のシナリオを組み立てていました。
ちょうど腹痛や頭痛を使い過ぎており、「そろそろバレるんでは?」と、他の理由を探していたその時でございます。
効果の中に「生理痛」の表記がございました。
「この病気聞いた事がある!」
私はこのメジャーな体調不良に飛びつきました。残念ながら、男は生理痛にはならないと知らずに……。
当日。
「先生、今日は体調が悪いのでマラソンを休ませてください」
「……今度は何なの?」
「生理痛です」
当時はどこが痛いかを知らないので、肩を押さえながら迫真の演技で顔を顰めました。

※画像はイメージです。
言うまでもないですが、私の仮病は速攻で見破られました。
そして、今までの仮病も芋ヅル式にバレました。
ちょっとした調査を怠った事により、私はそれまで築き上げていた既成事実を一気に瓦解させてしまいました。
このように、何かをする時はちゃんと調べないと痛い目を見ますよという事を学びましたので、以後の私はある領域に関して神経質なほどまでに慎重になりました。
それが小説という形でフィクションを書くという行為におい役立っているのだと思います。
何事も失敗から学ぶという事は大事ですね。
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