黒歴史は影のやうなものなのです
- 2022/03/29
- 01:25
現在無料キャンペーン中の新作ですが、自虐的なキャッチコピーの「第5回大藪春彦賞にかすりもしなかった」が災いしてか、全然DLされていませんね(笑)。
(↑やめりゃあいいのに)
それはさておき、宣伝も兼ねて文藝系の話でも書こうかと。
前にも似たような記事を書いた気がしないでもないですが、よく「黒歴史になる作品を書いてはいけない」という感じのアドバイスを聞きます。
あれはですねえ、無視しろとまでは言いませんけど、話半分ぐらいに聞くぐらいの方がいいですよ。
というのも黒歴史を完全に回避するなんて絶対無理ですからね。
なんでって?
そりゃあ数書いたらその人の筆力なんて当然上がるんだから、特に処女作あたりが黒歴史化するのは自明の理だからです。
まったく、何を言っているのですか?
たくさん書いていれば普通は巧くなりますよ。ならない人の話は知りません。その人は単に努力していないだけでしょう。
私は自著の過去作を読むのがあまり好きではありません。改稿に改稿を重ねた最初の小説である「紅い雨、晴れてのち虹」なんか酷いですよ(笑)。
格闘部分はいいかもしれませんが、最後に警察が踏み込んで来るところでSWATみたいなのが来たみたいな書き方してますからね。せめてSATにしろよと(笑)。アメリカじゃないんだからさと。
ただ、私はあえて黒歴史を黒歴史のまま放置します。頭痛が痛いみたいなのは直しますけど(笑)。
書き続けたからこそこの黒歴史感が得られるようになったのだと思うし、今の方が全然巧いと思うのですよね。そう思えるだけ成長したんだと。そっちの方に考えるようにしました。
逆に「当時これを書けてたのか、俺もなかなか捨てたもんじゃないな」と思える部分もあるので、そうやってフラットな目で過去作を見れるというもの何作も書いた結果なんですよね。
話は逸れましたけど、黒歴史作品というのは歩き続けたら(作品を書き続けたら)出来る影のようなものなので、実質避けるのは無理だと。
逆に過去作をずっと自慢しているようだったら、その人はもうちょっと本をたくさん読むなり自著を何も知らない読者の視点で読み返してみるなど、新しい視点が必要になるかと思うます。
自分自身に感じる歯痒さは贅沢品です。それを持てる事は幸せで、それを持てない人は気付けば書かなくなっているのです。
(↑やめりゃあいいのに)
それはさておき、宣伝も兼ねて文藝系の話でも書こうかと。
前にも似たような記事を書いた気がしないでもないですが、よく「黒歴史になる作品を書いてはいけない」という感じのアドバイスを聞きます。
あれはですねえ、無視しろとまでは言いませんけど、話半分ぐらいに聞くぐらいの方がいいですよ。
というのも黒歴史を完全に回避するなんて絶対無理ですからね。
なんでって?
そりゃあ数書いたらその人の筆力なんて当然上がるんだから、特に処女作あたりが黒歴史化するのは自明の理だからです。
まったく、何を言っているのですか?
たくさん書いていれば普通は巧くなりますよ。ならない人の話は知りません。その人は単に努力していないだけでしょう。
私は自著の過去作を読むのがあまり好きではありません。改稿に改稿を重ねた最初の小説である「紅い雨、晴れてのち虹」なんか酷いですよ(笑)。
格闘部分はいいかもしれませんが、最後に警察が踏み込んで来るところでSWATみたいなのが来たみたいな書き方してますからね。せめてSATにしろよと(笑)。アメリカじゃないんだからさと。
ただ、私はあえて黒歴史を黒歴史のまま放置します。頭痛が痛いみたいなのは直しますけど(笑)。
書き続けたからこそこの黒歴史感が得られるようになったのだと思うし、今の方が全然巧いと思うのですよね。そう思えるだけ成長したんだと。そっちの方に考えるようにしました。
逆に「当時これを書けてたのか、俺もなかなか捨てたもんじゃないな」と思える部分もあるので、そうやってフラットな目で過去作を見れるというもの何作も書いた結果なんですよね。
話は逸れましたけど、黒歴史作品というのは歩き続けたら(作品を書き続けたら)出来る影のようなものなので、実質避けるのは無理だと。
逆に過去作をずっと自慢しているようだったら、その人はもうちょっと本をたくさん読むなり自著を何も知らない読者の視点で読み返してみるなど、新しい視点が必要になるかと思うます。
自分自身に感じる歯痒さは贅沢品です。それを持てる事は幸せで、それを持てない人は気付けば書かなくなっているのです。
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