手を出してはいけない女チェックリスト14

元カレや元夫の悪口を絶えず言っている。それをうっかり引いてしまった自分は本当に不幸な人だと周囲にも言っているし、自分でも本気でそのように思っている

　彼女達は非常に狡猾で見方によれば非常に聡明な人達なのですが、肝心なところで致命的にバカなので恋人や夫に愛想を尽かされて半永久的な不幸の中で暮らしている場合がほとんどです。

　はっきり言って自業自得ではあるのですが、彼女達はそれを自分自身の責任とは思っていません。

　彼女達は愛する人を傷付けておきながら、それをあらゆる形で正当化しているため、そのあやまちはあやまちと見なされず、「あれは正しかった」として繰り返される傾向にあります。

　そこで発生するのが前のパートナーがいかに酷い男だったかという正当化です。これは「かわいそうな私」をアピールするためにも併用されます。

　彼女達は自分のした仕打ちについては記憶の彼方へと追いやり、あるいは黒い幕を引いて見えないようにしておき、二人の関係性が破綻した理由を捏造します。

　その際に一番手頃なのが前のパートナーのあら探しになります。

　そして彼女達はそれを自分の都合の良いように微妙に盛って話します。時には虚飾で真実を埋め尽くすほど、自分にとって都合の良いように出来事そのものを作り変えてしまいます。

　ここまで出来るなら彼女達も小説を書けばいいのにと思うのですが、その才能はまた別個のもののようで、彼女達は自分自身すら騙しているため、客観性が皆無なのです。つまりいくらかの客観性が求められる物書きにはなれない。

　彼女達は自分の手で男性を破壊してダメにしたにも関わらず、その責が自分にあるとは少しも考えません。基本的に悪い事は人のせいなのです。

　ここに悲劇のヒロインごっこが加わります。もう地獄絵図です。ですが、不幸になって彼女達は幸せなのです。そのような精神構造に変わってしまっているのです。

　もしあなたの周囲で前の恋人を絶えず悪く言っている人がいたら男性だろうと女性だろうと警戒しなさい。その方は何かを正当化しています。

　彼女が主演を務める「私は悪くない劇場」の観客席に座ってはいけません。

　放っておけば、その舞台ではあなたの悪口が延々と流されているでしょうから。