手を出してはいけない女チェックリスト9

周囲に悪口を撒き散らし、「あんな人だと思わなかった」と吹聴して回る

　前の章とセットになりますが、彼女達は他者のパーソナリティを自分にとって都合の良い妄想と混ぜ合わせ、それを平然と押し付けてきます。

　当然そのような方法がうまくいくはずもなく、多くはターゲットの男性の方から愛想を尽かします。

　遅かれ早かれ解散前の黒夢のように仲たがいする二人ですが、彼女達はそれだけでこと終わらせようとはしません。

　基本的に彼女達の価値観は偏狭で、自身の幸せを阻むものは漏れなく敵とみなします。公然であろうが隠れてであろうが、彼女達は自身の振る舞いの正当化とターゲットへの攻撃を同時に行います。

　その際に彼女達がよくやるのは、ターゲットの周囲の人間に、その人の悪評を吹き込みまくるというものです。

　その際に彼女達がよく言うセリフが

「あんな人だと思わなかった」

　というものです。

　安い心理学です。

　この一文には次のような意味が込められています。

　まずは自分はその人を信じていたのに裏切られたというニュアンス。そして、私はあなたの事を信じていたのにといった含みも入ります。

　これは発言者が被害者である事をアピールするための言葉です。

　おそらくコンビニに売っている安い心理学の本に載っているでしょう。

　この言葉には「私は何も悪い事をしていないのに」というニュアンスも含まれているため、この言葉を吐かれた人はいくらか「ろくでもない奴」のレッテルを貼られがちになります。彼女達は意識してようがしていまいがこの効果を知っています。

　これを何人もの方々に吹き込み続けると、ターゲットはブラックなＣＭで洗脳された人達に囲まれ、居心地が悪くなるばかりでなく、酷いと攻撃の対象になる場合ですらあります。

　このような攻撃を仕掛けられたら、黒い噂の反証となるような証拠をその人達へと見せていく事です。長い時間そのような噂を放置してはいけません。人々の思考は固着し、あなたは善良な人であったとしても悪魔のような人間として見られてしまいます。

　黒い噂に対抗出来る最強の武器は真実です。

　攻撃されたら攻撃してきた相手の評判を下げるのではなく、嘘を暴くのです。

　そうすれば彼女達は自分の放った銃弾で自らを傷付けるようになるでしょう。

　嘘吐きを殺す銃弾は、その嘘を暴く真実以外には存在しないのです。