書き方系の本はあんまり読みすぎない方がいい
- 2021/09/23
- 16:13
今まで散々ノウハウ本を出しておいて「お前が言うな」と言われる事が避けられないような気がしないでもないですが、小説を書く層に好んで読まれる「〇〇の書き方」系の本はあまり読みすぎない方がいいんじゃないかと。
先に言及しておくと、たしかに中には良書もあるし、非常に参考になった話もありました。
「ミステリーの書き方」なんかはかなり参考にはなったのですけど、技術的な事というよりは書き方の姿勢ですかね。
今でも好きなところは読み返すところはあるのですが、それでも最近好きな馳星周なんかは読んでみると私と全然価値観が違う事が分かるのですね(笑)。
考えてみれば自分とは違う人間なのだから、創作に関しては視点や思想も違って当たり前なのです。なのであんまり気にしてはいませんが、例えば馳星周はアクションをやたらと長ったらしく書かないようにという内容(雑)を書いていました。ですが、今まで書いてきた作品はそれこそ格闘小説が多く、動きそのものがメインディッシュなんですよね(笑)。
そうなると理論上どうしても矛盾が出て来る。なので自分の美学と照らし合わせて採用出来るところだけ採用するんですけど、それって作品を読んでいれば普通に出来るのでは? とも思うのです。
100人創作する人がいれば100個美学があるはずなので、それが寸分狂いなく適合するというのがそもそも無理な話でございます。だから、結局は自分で書きながら自分なりの正解を模索していくのが単純明快でありながら一番確実な方法なのかなと。
マンガを描いている人はマンガを描いている方が腕は上達するわけですよ。一枚絵を描いて絵がうまくなるのは確かにありますけど、マンガとは微妙に技術体系が違う上に横道に逸れている分成長が遅くなる。
要は小説が巧くなりたいんだったら小説を書きなさいという事なんでしょうね。
当たり前ではあるのですが、その過程で少しずつ技を盗んだり新しい技術を取り入れていくのが一番早いようです。
おそらく私は今後書き方系の本は興味半分でしか買わないでしょう(というかまったく買わない可能性が高い)。
書きあぐねているのであれば、まずは書いてみたらどうですか?
先に言及しておくと、たしかに中には良書もあるし、非常に参考になった話もありました。
「ミステリーの書き方」なんかはかなり参考にはなったのですけど、技術的な事というよりは書き方の姿勢ですかね。
今でも好きなところは読み返すところはあるのですが、それでも最近好きな馳星周なんかは読んでみると私と全然価値観が違う事が分かるのですね(笑)。
考えてみれば自分とは違う人間なのだから、創作に関しては視点や思想も違って当たり前なのです。なのであんまり気にしてはいませんが、例えば馳星周はアクションをやたらと長ったらしく書かないようにという内容(雑)を書いていました。ですが、今まで書いてきた作品はそれこそ格闘小説が多く、動きそのものがメインディッシュなんですよね(笑)。
そうなると理論上どうしても矛盾が出て来る。なので自分の美学と照らし合わせて採用出来るところだけ採用するんですけど、それって作品を読んでいれば普通に出来るのでは? とも思うのです。
100人創作する人がいれば100個美学があるはずなので、それが寸分狂いなく適合するというのがそもそも無理な話でございます。だから、結局は自分で書きながら自分なりの正解を模索していくのが単純明快でありながら一番確実な方法なのかなと。
マンガを描いている人はマンガを描いている方が腕は上達するわけですよ。一枚絵を描いて絵がうまくなるのは確かにありますけど、マンガとは微妙に技術体系が違う上に横道に逸れている分成長が遅くなる。
要は小説が巧くなりたいんだったら小説を書きなさいという事なんでしょうね。
当たり前ではあるのですが、その過程で少しずつ技を盗んだり新しい技術を取り入れていくのが一番早いようです。
おそらく私は今後書き方系の本は興味半分でしか買わないでしょう(というかまったく買わない可能性が高い)。
書きあぐねているのであれば、まずは書いてみたらどうですか?
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