要望は聞くよ

現在目下セールス的には残念無念な感じになっている新作の「獄童アイソレーション」ですが、嬉しい事に好意的なレビューをいただきました。本当にありがたい事です。



レビュー中に要望みたいなのが入っているのですが、こういうのって結構次回作の原動力になったりする事があります。

今作の「獄童アイソレーション」なんてそれこそ某氏の呟きがきっかけだし、前作の「愛の惨禍」なんかもこのセルパブでコラムを書いた「鬼嫁探偵」がパクり元……もとい、アイディアを紡ぎ出すきっかけでしたからね。





おそらく作品というものは意識のどこかにすでに眠っているだけで、きっかけになった作品やら呟き、意見・感想はそれらを掘り起こすためのスイッチでしかないのかなと。

だからあるスイッチはすぐに機能するかもしれないし、時限爆弾みたいに後から効果を発揮する事もある。後は押すタイミングもあるんでしょうね。

基本的には何を書いても私の作品は月狂四郎の作品になるので（笑）、とんでもねえ提案みたいなのがあったらそれはそれで自分のものにするんじゃないかと。

「PCM」を検索してたら某有名な掲示板になんかデマが載ってまして（笑）、主人公が悪の組織に拉致されて女性の暗殺者になる展開で、ラストの展開は暴走トラックが歩行者天国に突っ込む話とかいうとんでもねえ嘘が書いてあったんですよ。

それ見て思ったんですよ。本当に書いたろうかと（笑）。

別にストーリーの筋としては全然悪くないし、後は書き方次第でいくらでも面白くなるよねと。なんかお題をもらったような気分になったのですね（笑）。

後はその展開の間にどのような暗殺やらバトルがあるのかをいかにでっち上げるかの勝負で、ラストに歩行者天国にトラックで突っ込まざるをえない理由やら展開を考えればいいだけなので、全然アリだなと。

こうやって路傍の石を磨いて売りつけるのが好きなのかもしれません。私は。

今はお休み中ですけど、すでにアイディアみたいなものは湧いてきているので、どれかでよし書こうとなれば結構早いかもしれませんね。