改ページ芸
- 2019/06/05
- 17:00
電子書籍ならではの技があります。それは、オチや強調したい文章をあえて次のページに移しておき、読者の視界からはずしておく事です。ある人はこれを改ページ芸と呼びました。
ためしにちょっと例文を提示してみましょう。
突然起こった殺人に皆が戸惑う中、金○一は口を開いた。
「犯人はこの中にいる」
(改ページ)
「俺だよバカ野郎」
(改ページ)
……と、このようにページをめくった時にオチが視界に入るよう工夫するわけです。
同じページにオチが書かれていると、やはり視界の端でそれが見えてしまう事がありますので、こうやってオチを強調する芸もあるわけです。
太字も可能ではありますが、それだとなんとなしに「はい、ここ笑うとこですよ~」みたいな感じで読者に伝わってしまう事もありますので、サムい感じになってしまう事もありますよね。でも、こうすれば漫才みたいに文章で独特なリズムを作る事が可能なわけです。これは上手に使いこなすとなかなか面白いですよ。
ちなみに例文で使った技は拙著「それ、嫌なやつ」収録の雪夜叉にて採用しています。興味のある方は読んでみて下さい。おそらく作家志望の方から「自己満足」と低評価付けられてますが(笑)。
ナチュラルに使うには、やはり読者が電子書籍端末を見た時にどう映るかを脳内で思い描けないといけません。
私は電子書籍の作成には毎回でんでんコンバータを使っていますが、タグは辞書登録しておいて、タグ付きの文字を見ただけでどのように電子書籍端末に映るのかを把握した状態でいつも執筆しています。
なに、別に見出しのタグだったら「みだし」という読みでコピペで登録しておけばいいだけで、大して難しい事ではありません。
また、電子書籍はタグさえ使いこなせばルビでも色々遊べますので、そういう遊び心を大事にして、読者が「なにこれ?www」って笑えるような作品お書いてみるのも個人出版の面白みの一つですよ。
ためしにちょっと例文を提示してみましょう。
突然起こった殺人に皆が戸惑う中、金○一は口を開いた。
「犯人はこの中にいる」
(改ページ)
「俺だよバカ野郎」
(改ページ)
……と、このようにページをめくった時にオチが視界に入るよう工夫するわけです。
同じページにオチが書かれていると、やはり視界の端でそれが見えてしまう事がありますので、こうやってオチを強調する芸もあるわけです。
太字も可能ではありますが、それだとなんとなしに「はい、ここ笑うとこですよ~」みたいな感じで読者に伝わってしまう事もありますので、サムい感じになってしまう事もありますよね。でも、こうすれば漫才みたいに文章で独特なリズムを作る事が可能なわけです。これは上手に使いこなすとなかなか面白いですよ。
ちなみに例文で使った技は拙著「それ、嫌なやつ」収録の雪夜叉にて採用しています。興味のある方は読んでみて下さい。おそらく作家志望の方から「自己満足」と低評価付けられてますが(笑)。
ナチュラルに使うには、やはり読者が電子書籍端末を見た時にどう映るかを脳内で思い描けないといけません。
私は電子書籍の作成には毎回でんでんコンバータを使っていますが、タグは辞書登録しておいて、タグ付きの文字を見ただけでどのように電子書籍端末に映るのかを把握した状態でいつも執筆しています。
なに、別に見出しのタグだったら「みだし」という読みでコピペで登録しておけばいいだけで、大して難しい事ではありません。
また、電子書籍はタグさえ使いこなせばルビでも色々遊べますので、そういう遊び心を大事にして、読者が「なにこれ?www」って笑えるような作品お書いてみるのも個人出版の面白みの一つですよ。
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