大事なのは常に「私はここにいる」と言い続ける事
- 2019/06/04
- 17:00
私は過去作で散々「とにかく書け」という内容の事を連呼してきましたが、振り返ってみてもあの教えはまったく正しかったと言わざるをえません。
と言うのも、現在では小説どころか音楽、アイドルでさえも、一時代を築くのが極端に困難な時代背景があります。情報の量と流れがあまりにも多すぎるからです。
それゆえにあらゆる発言や作品が大海の一滴となり、それらは出ては流れて行き、失言だけはその人が有名になると掘り返されたりします(笑)。
ですが「こんな名作が埋もれてしまうのか」といった驚愕はここ電子書籍の世界でも腐るほど味わってきたわけで、いいものを作ったら売れるという発想はもはやお花畑と揶揄されても仕方の無い状況があります。
個人的にはそういう隠れた名作を発掘するのも好きではあるのですが、いざ自分が表現者側に立っている人はそんな偶然をいつまでも待ってはいけません。
私は良くも悪くも電子書籍界では歪な存在でして、販促方法に抗争やスキャンダルを持ち込むという手法を取りました。
というのも、結局目立ったもん勝ちな部分を知っていたからです。
まったく知られていないよりはまだ悪名が通っている方がマシです。ちゃんとした作品さえ書けばですが。
たとえばこんな流れがあるかもしれません。
「やれやれ、このクソ生意気な月狂四郎とはどんな作品を書いているのだらうな。や、それならダウンロードしてみればいいではないか。さすが吾輩は天才で或る。
どれ、この『華』とやらを読んでみやうではないか。
ヌヌヌイ……、なんだ。なんなんだ、この天才は!(棒読み)
面白い! 面白すぎるぞおお!(棒読み)」
……という事があるかもしれません(棒読み)。
要は「憎まれて結構。それで私の作品が一人にでも読んでもらえるなら」という発想でございます。
ちなみに美輪明宏は銀座で歌手をやっていた時、紫糸の髪に全身紫色の服で固める事で有名になりました。発想はこれと似たようなものでございますね。歌が巧いだけの人では売れなかったかもしれません。
とにかくですね、自分に実力があると確信しているなら、なんでもいいから目立てという事でございます。
それで人に迷惑をかけてしまうのはまずいかもしれませんが、面白ければワイルド過ぎる破天荒もなんとなくエンタメとして認められてしまうので大暴れしてみるのもいいかもしれません。面白さは正義です。
問題は大海の一滴になってしまわないよう、常に自身の存在を発信し続ける事です。目につく奴、鼻につく野郎になる事を恐れてはいけません。
と言うのも、現在では小説どころか音楽、アイドルでさえも、一時代を築くのが極端に困難な時代背景があります。情報の量と流れがあまりにも多すぎるからです。
それゆえにあらゆる発言や作品が大海の一滴となり、それらは出ては流れて行き、失言だけはその人が有名になると掘り返されたりします(笑)。
ですが「こんな名作が埋もれてしまうのか」といった驚愕はここ電子書籍の世界でも腐るほど味わってきたわけで、いいものを作ったら売れるという発想はもはやお花畑と揶揄されても仕方の無い状況があります。
個人的にはそういう隠れた名作を発掘するのも好きではあるのですが、いざ自分が表現者側に立っている人はそんな偶然をいつまでも待ってはいけません。
私は良くも悪くも電子書籍界では歪な存在でして、販促方法に抗争やスキャンダルを持ち込むという手法を取りました。
というのも、結局目立ったもん勝ちな部分を知っていたからです。
まったく知られていないよりはまだ悪名が通っている方がマシです。ちゃんとした作品さえ書けばですが。
たとえばこんな流れがあるかもしれません。
「やれやれ、このクソ生意気な月狂四郎とはどんな作品を書いているのだらうな。や、それならダウンロードしてみればいいではないか。さすが吾輩は天才で或る。
どれ、この『華』とやらを読んでみやうではないか。
ヌヌヌイ……、なんだ。なんなんだ、この天才は!(棒読み)
面白い! 面白すぎるぞおお!(棒読み)」
……という事があるかもしれません(棒読み)。
要は「憎まれて結構。それで私の作品が一人にでも読んでもらえるなら」という発想でございます。
ちなみに美輪明宏は銀座で歌手をやっていた時、紫糸の髪に全身紫色の服で固める事で有名になりました。発想はこれと似たようなものでございますね。歌が巧いだけの人では売れなかったかもしれません。
とにかくですね、自分に実力があると確信しているなら、なんでもいいから目立てという事でございます。
それで人に迷惑をかけてしまうのはまずいかもしれませんが、面白ければワイルド過ぎる破天荒もなんとなくエンタメとして認められてしまうので大暴れしてみるのもいいかもしれません。面白さは正義です。
問題は大海の一滴になってしまわないよう、常に自身の存在を発信し続ける事です。目につく奴、鼻につく野郎になる事を恐れてはいけません。
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