誰に向けても書くな
- 2019/05/31
- 17:00
私は自著について何度か「誰に向けて書かれているのか分からない」と評価された事があります。これもテンプレっていやテンプレな批評な気がしないでもないですが。
まあ、結論から言っちゃいましょう。
私は誰に向けても作品なんて書いていないと。
自分が面白ければそれでもいいとまでは言いませんが、作品を読んだ10人中9人がブーイングしても、1人が面白いと言ったらそれで十分じゃないかと。
そもそも電子書籍の世界ってものすごく狭いじゃないですか。
だからこそ売上ノルマに追われない私達は好き勝手自由な作品を書いて世に送り出す事が出来るわけですが、そういった一種の自由をマーケティングごっこのために放棄するのはあまりに愚かじゃないか? と。
まあ売れている人はいますよ。
戦略を練った方がいい人もいますよ。
でも、それって本当に一部の人だけですよね?
1部の売上が2部になった。やった、倍売れた!
そういうゲームをやってて楽しいと感じられるのはせいぜい最初だけです。
売り方の研究はするなの章でも似たような話は書きましたが、売上ばかりを指標にしているインディーズ作家は遅かれ早かれ去っていきます。だって売れなくなる事は誰しも一回は経験する事だからです。
それだったら開き直って誰に向けても書いていない自由な作品があったっていいじゃんと思うのです。
公募とかだったら受賞作品は商業出版で出すのである程度誰に向けているか考えないといけないでしょうが、おそらく天才と呼ばれる部類の作家は誰に向けても書いていない気がします。むしろ「理解出来ないお前が悪い」ぐらいの感じじゃないでしょうか?
世間にはトレンドだの新しいだの古いだの色んな概念がありますけど、どれだけ新しい作品でもいつかは時代の洗礼を浴びた上で残る残らないが決まるプロセスがあるのであって……。
つまり、時代なんか追っかけても、一度捕まえたら次は向こう側がオニになって私達を捕まえにくるわけです。
それを延々とやるのは疲れますよね。
だから私は絶対にやりません。
まあ追悼作とか、なんらかの理由で個人へ私信めいた形で作品を書くのはいいかもしれませんが、不特定多数に向けて書くと不特定多数の心無い書評に傷付くだけだから、それこそ絶対に当てる自信が無いなら好きな事だけやってりゃいいと思うんですけどね。
応募規定のトラウマに追われるのではなく、自由になんでも書ける幸せを噛みしめたらいいのだと思います。(それが嫌なら、素直に公募で受賞すればいいじゃん)
まあ、結論から言っちゃいましょう。
私は誰に向けても作品なんて書いていないと。
自分が面白ければそれでもいいとまでは言いませんが、作品を読んだ10人中9人がブーイングしても、1人が面白いと言ったらそれで十分じゃないかと。
そもそも電子書籍の世界ってものすごく狭いじゃないですか。
だからこそ売上ノルマに追われない私達は好き勝手自由な作品を書いて世に送り出す事が出来るわけですが、そういった一種の自由をマーケティングごっこのために放棄するのはあまりに愚かじゃないか? と。
まあ売れている人はいますよ。
戦略を練った方がいい人もいますよ。
でも、それって本当に一部の人だけですよね?
1部の売上が2部になった。やった、倍売れた!
そういうゲームをやってて楽しいと感じられるのはせいぜい最初だけです。
売り方の研究はするなの章でも似たような話は書きましたが、売上ばかりを指標にしているインディーズ作家は遅かれ早かれ去っていきます。だって売れなくなる事は誰しも一回は経験する事だからです。
それだったら開き直って誰に向けても書いていない自由な作品があったっていいじゃんと思うのです。
公募とかだったら受賞作品は商業出版で出すのである程度誰に向けているか考えないといけないでしょうが、おそらく天才と呼ばれる部類の作家は誰に向けても書いていない気がします。むしろ「理解出来ないお前が悪い」ぐらいの感じじゃないでしょうか?
世間にはトレンドだの新しいだの古いだの色んな概念がありますけど、どれだけ新しい作品でもいつかは時代の洗礼を浴びた上で残る残らないが決まるプロセスがあるのであって……。
つまり、時代なんか追っかけても、一度捕まえたら次は向こう側がオニになって私達を捕まえにくるわけです。
それを延々とやるのは疲れますよね。
だから私は絶対にやりません。
まあ追悼作とか、なんらかの理由で個人へ私信めいた形で作品を書くのはいいかもしれませんが、不特定多数に向けて書くと不特定多数の心無い書評に傷付くだけだから、それこそ絶対に当てる自信が無いなら好きな事だけやってりゃいいと思うんですけどね。
応募規定のトラウマに追われるのではなく、自由になんでも書ける幸せを噛みしめたらいいのだと思います。(それが嫌なら、素直に公募で受賞すればいいじゃん)
スポンサーサイト