新作「恥極変」リリース

まだ「裸娼門」のKDPセレクトの件でゴタゴタしている中、新作を書きました。



タイトルは「恥極変（ちごくへん）」ですね。
言うまでも無く地獄変のパクりです。

　平成末期に活躍した謎の作家、芥川龍之助平の代表作。
　あるところに、腕は立つが傲慢でふざけ屋の凄腕絵師である良秀という男がいた。
　その男は大殿様より恥を極めた地獄、恥極変（ちごくへん）を完成させるよう命を受ける。
　だが、天才良秀でも今回ばかりは「わたくしめには見たものしか描けません」と言う。
　不気味な嗤いを浮かべる大殿様が良秀に見せた地獄とは？
　そして、絶世の美少女である良秀の娘の運命やいかに。
　罪悪も、希望も、すべてが白く染まる。
　昨今「正義とは何か」という論争が飛び交う中、本当の意味での正義を若者に考えさせる助平文学の原点として注目される予定であり、高校国語教科書に採用されるカオスな未来も遠からず予想される。
　原作のファンが黙っていない？
　そんな事を言う読者は芥川龍之介の書いた桃太郎を読め！

月狂四郎著「ヤンデレ」も同時収録。お得な一冊。
（過去にKDPにて発刊された「ホラーアンソロジー春禍秋冬」に収録してある作品と同じものです）

今作の特徴はオマケの量が本編の三倍あるという事ですかね（笑）。

「ヤンデレ」の著作権自体はまだ持っていたので、どっかで出してやろうとは思ってたんですけど、「恥極変」だけだと10,000字にも満たないのでバーターで出しました。

今回はKDPセレクトもこじれていないので、無料キャンペーンを行います。

キャンペーンは本日７月２６日（木）夕方５時あたりから３日間です。

ちなみにですが、無料キャンペーンがまだ出来ていない「裸娼門」は最近になってポツポツと売れ始め、地味に７部売れました。これから上昇気流を描いてくれればいいんですけどね。

芥川って分母大きいですから。

今回の表紙はタイトルを入れていません。
入れてみたらダサくなったので（笑）。

シンプルに波打つミルクを比喩的に使いました。
何の比喩に使われているか気付いたら「くだらねー」って思うでしょうけど（笑）。

本編は速攻で読めるのでお気軽にどうぞ。