新興勢力の作家があっという間にヒット作を作りやがります
- 2018/09/30
- 17:00
ちょっと前だと「山彦」を書いたヤマダマコト氏、最近だと「天空城殺人事件」の八槻翔氏、「カドルステイト」シリーズで有名になった守下尚暉氏等、最近のKDP界隈では商業出版の本をしのぐ個人作家が出てきているのも事実です。 同じフィールドにいる人間としては、まあ、あそこまで売れちゃってる人になると完全に別次元というか、わけわからん領域になっているわけですけど、一体どうやってそんなに売れたんでしょうねえ……...
ヤフーニュースに載っても売れません
- 2018/09/29
- 17:00
先日にチョロっと出てきた「泡姫ありえない」ですが、実はあの作品、ヤフーニュースに載った事がございます。 とは言っても2万円する要注意本という紹介でしたが(笑)。 経緯はこうです。 KDP本の読み放題サービスが始まる前、無名の個人作家が有料の作品を売り出すのにはそれなりのハードルがありました。 考えてみてください。 たとえ99円でも有料で買った本の出来が酷かったら消費者は気分を害するじゃないですか。...
途轍もなく気持ち悪い奴に憎悪されているみたいです
- 2018/09/28
- 17:00
身から出た錆もしれませんが、スキャンダルに走ったお陰で色々な人から憎悪を向けられるようになりました。 憎悪とは言っても大概は私の事を悪しざまに言うか無視を決め込むかぐらいなので、大した実害は無いのですが、時々エゴサーチ(自分で自分の名前を検索する事)すると、たまに「どうやったらわたくしはこんなに怨まれる事が出来たのでしょうか?」と訊きたくなるぐらい、私の事を嫌っている人が出てきます。 おそらく一...
やむなくスキャンダルに走ります
- 2018/09/27
- 17:00
前述の通り、あらゆる手立てを尽くしたにも関わらず私の電子書籍は八方塞がりになっています。 そこで私は考えました。 こりゃ、火をつけるしかないぞと……(笑)。 そもそも私達個人作家は世間からすれば烏合の衆どころか赤潮のプランクトンに等しい存在でしょう。つまり、ほとんど見分けはつかない。 そうであれば、その中で目立ちたいのであれば、目を逸らせない様に、無視を決め込まれないように、毒を吐くしかないじゃな...
専門学校のコンテンツに寄稿し採用されるもまったく売れません
- 2018/09/26
- 17:00
昨年だったかもう少し前だったか、コンビニで副業したくない私はク○ウドワークスに手を出しました。 そこではしばしばブロガーの人が仮想空間の作業員を募集しているお仕事サイトなのですが、たまたま「小説」という単語を検索にかけてみたところ、プロアマ問わず小説講座の記事を募集していました。 これはチャンスと、わりと前に出した「わなび隊長の助言」を献本したところ、あっさりと依頼をいただく事が出来るようになり...
読者がバカ過ぎて作品の裏を汲み取ってくれません
- 2018/09/25
- 17:00
また火種になりそうなトピックですが、私は既刊の小説では大抵ただの読み物以上の作品になるよう、色々な仕掛けを施してきました。 それは聖書のパロディーだったり、個人作家が作り上げた文壇もどきのこざかしい小競り合いであったり、かと思えば陰惨な復讐譚で現代をディスりつつ、こんにちの日本人が考えるべき道徳を風諭的アプローチにて語ったりもしました。 と、振り返るとおおよそは大小あれパロディーしか存在していな...
売れる作品の法則がまったく分かりません
- 2018/09/24
- 17:00
昨日電子書籍の売上が続く時間はとても短いという話をしましたが、私でもそこそこ儲かっていた時代はありました。 一番売れたのは別名義で書いた「泡姫ありえない」ですね。あれはつんどく速報という書評サイトで取り上げてもらった事がきっかけで地味に火が点いて地味にトントントンと売れていきました。 また、当時は読み放題サービスは存在せず、一ヶ月につき一作品だけレンタル可能という制度がありました。内容が内容だけ...
売上の持続期間はちょっと長生きのセミぐらいです
- 2018/09/23
- 17:00
ついさっき馴れ合いをディスるような発言をしておいてなんですが、最近地味に嬉しい事がありまして、それは過去の書評で何回も取り上げてきた如月恭介氏が読み放題でえらく儲けているらしいという話ですね。たしか月に5万円ぐらい入ってくるとか仰っていたような。 過去の盟友がそのようにウハウハな小金稼ぎを他でもない電子書籍でするという事実が大事なのです。今まで儲けて来た人はなんやら怪しいセミナーを開いていたり、...
書評――他人の本が売れるだけでした
- 2018/09/22
- 17:00
今は昔、というか、仕事が忙しくなる前ですね。私はよく個人作家の書いた作品を読んではブログにてレビューしておりました。 振り返ると、あそこまでちゃんと書評している個人作家もほとんどいないというか、いやはや美しきものを美しいと表現するだけにも才能という要素が関わってくるのだなと妙に納得してしまいました。他の個人作家からの反響もおおむね好評だったかと思います。 ですが、それはそれで新たな問題を生みまし...
仲間とつるんでも無駄でした
- 2018/09/21
- 17:00
また火種になりそうな発言ではありますが、個人出版の世界にいると好きな作品をレビューする事も多々あり、そういった過程を経て他の個人作家と仲良くなる事はよくあります。 それでお互いに宣伝とかもしたりして、ブログやらツイッターで宣伝してもらえると本当にありがたいなあとも思うわけですよ。 だがしか~し、それをやったからって売上がグングン伸びるかって訊かれると、そんな事はありませんぜと思うのです。 私はこ...
寄稿したコラムが好評でも売上は少しも上向きません
- 2018/09/20
- 17:00
さっき少しばかり触れましたが、私は色んなところにコラムを寄稿しております。自分から売り込みをかけたものもありますし、依頼でやった企画もありました。 これは自慢ですが、まあ大体ウケましたよ。それなりには。私は居酒屋で話せばいいような話をあえて有料で売りつけるプロだったので、地の雑談力(あくまで紙上の)は高かったのだと思います。このコラムも大体何を書くかだけざっくり決めて、あとはほとんどアドリブで書...
ネット有名人にへいこらしても一向に売れません
- 2018/09/19
- 17:00
もしかしたら黒歴史かもしれませんが、私にもネットで有名な人に「俺の電子書籍を宣伝してよジーザス!」みたいな政治活動をやっていた時がありました。ええ、ありましたとも。 まあネット有名人の方も面子があるから……もとい、いい人だったので結構協力してくれたというか、のちに色々ガツコンぶつかったりその結果として私がエミネムばりにディスったりして来たわけですけど、今となってはいい思い出だったなとすら思えるので...
ダンピングしても売れないものは売れませんでした
- 2018/09/18
- 17:00
いつだったか、長編も含めた自著をおおよそ99円で売り出した事がありました。 きっかけは忌川タツヤ氏の「忌川血風録」のどこか(雑)に「どこの馬の骨とも知らない個人作家の書いた作品が云百円を売り出すのは値段の付け方を勘違いしている」という感じの文章(雑)を読んだ事でした。 ああ、これはたしかにさうだ。 あたしの眼からぁ、ウロコが落ちたんでさあね。 ですから速攻で自著を99円で売りに出しました。先述の記載...
表紙を外注? 元が取れるわけないじゃないですか
- 2018/09/17
- 17:00
個人出版とはいえ、最近は表紙の絵を外注する人も増えてきたようです。というのも、表紙が素人くさいとそれだけで手に取ってもらえない事があるからですね。 KDPで有名になりつつある絵師の方もいますし、おお、表紙だけならプロみたいですねっていう個人作家の方もいます。ケンカ売ってるって? ええ、売ってますよ(笑)。 冗談はさておき、この表紙というやつが厄介で、絵師の方に頼むと大体相場は一枚につき2万円にな...
書き忘れ
- 2018/09/17
- 03:23
さっさと新作の執筆兼ブログ更新という手抜きスタイルを始めようかと思いましたが、一つだけ書き忘れていた事があったのを思い出しました。それは、このセルパブがすごいの件ですかね。アレ、そろそろ選ばないといけないじゃないですか。で、選ぶ作品は5個までだった気がするのですが、この縛り、無くならないかなと。というのも、どう考えても選ぶ作品を5つには選べないぞと。いちいち面白い作品が多すぎるんですよ。これじゃあ...
「カチコミ山」の無料キャンペーンが無事始まりました
- 2018/09/14
- 03:17
「カチコミ山」の無料キャンペーンが無事始まりました。 今回は表紙が美しいですよね。中身はともかくとして(笑)。いつもやってるバイオレンス&アクションのパターンでいこうかとも思ってたんですけど、最後の方なんかは珍しく純文学風かもしれません。そういう意味ではペンネーム負けしていない(?)。しかしここ最近、個人作家の方々が新作ラッシュなんですね。ようやく藍田うめる氏の「ラブコメディ」を読みはじめたぞと...
新作「カチコミ山」リリース
- 2018/09/13
- 02:15
昨日お知らせした新作が無事リリースとなりました。 (商品説明) 平成末期に活躍した謎の作家、芥川龍之助平の代表作。 かちかち山に住んでいる老夫婦は自家栽培の大麻畑を荒らしていた砧家康(きぬた いえやす)を捕縛する。だが、爺さんが目を離している隙に婆さんは殺され、その死体はバラバラ切られて鍋料理の具となっていた。 失意の爺さんを前に、ウサギと呼ばれる主人公は復讐を誓う。 日本昔話+アウトロー+道徳...
「東京死体ランド」が面白かった話
- 2018/09/12
- 03:14
本当に千葉にあったよ……(笑)。隙間社さんの東京死体ランドを読みました。いや、厳密には伊藤なむあひ氏ですか。最近は時間が無いので結構一括で「最近読んだ本」として紹介しているものがほとんどですが、今作はかなり良かったので単体記事ですね。氏の作風というか、文体は芸人で言う江頭2:50的というか、短編はすごく面白いけれども、短い作品でないと色々な意味で「持たない」ところがあったのだと思います。ですが、今回はら...
次回作の断片
- 2018/09/11
- 03:22
10tトラックで門扉に突っ込んだ。 衝撃音と、ロケットに乗ってるんじゃねえかとすら思えるGが全身を襲う。歯を食いしばって耐えていると、膨らんだエアバッグが鼻っ柱を直撃して、目の前は真っ暗なくせに闇が滲んだ。 カチコミ用にフロント部分を強化しておいた巨大トラックは、ものの見事に嫌みったらしい豪邸の正門を破壊しつくした。「なんだ。何があった?」 トラックの外側では護衛らしき集団が泡を食っていた。そりゃ...
最近読んだ本
- 2018/09/10
- 03:36
有名だったけど意外に読んでなかった作品。感想はめちゃくちゃ面白かった。作者はもう亡くなってるとか。う~む惜しい。あえて情報を見ないで読んで欲しい。イニシエーション・ラブといい、二度読みたくなる作品はいいですな。 先日紹介したボイス坂のリバイバル版(連載した頃は一度打ち切られてしまったため)。あまりにも面白かったのでうっかり小説版も買ってしまった。っていうか漫画と小説を同時執筆ってバケモノ過ぎるだ...
ひっちらかった日記
- 2018/09/07
- 03:42

新作の執筆はとりあえず10,000字突破。少なっ! でもいいんです。今の激務を考えたら決して少なくないのです。先日紹介しそびれましたけど、「異セカイ系」の作者=舞城王太郎説がご本人に読まれていたようです。おおすげえな(笑)。あの作品を知るきっかけになった隙間社さんも新作を無料キャンペーン中です。 東京死体ランドってどこにあるんですかね?元ネタを考えたら千葉?いや、やめとこう。千葉県民に怒られるから(笑...
ダンピングをやめた
- 2018/09/05
- 02:44
書いてます。書いてますよ。昨日にこのパブの話をしましたけど、もっと読む電子書籍を増やさないとなという妙な生真面目さが出てきております。ただセルパブじゃない作品も面白いので全然追いつかないですね。自分の執筆が最優先というのもあるし、その時間すら仕事で全然取れていないという厳しい現実もあるので。今年は長編を書ける気配が無いですね。それはそれとして、長い事行っていたダンピングというか、電子書籍を長編でも...
「このセルパブがすごい!」が今年も開催ずら
- 2018/09/04
- 02:56
王木レディオをディレイで聴きながらこの記事を書いています。番組序盤から書いているのでネタ被りの危険性があるけど忙しいから気にしない。なんでも今年も「このセルパブがすごい!」(以下「このパブ」がやるそうです。個人出版の世界ではわりと有名なお祭りみたいなやつですが、今回はどれに投票しようか……っていうか、今年はあんまりセルパブ読んでないんじゃないかと思いつつ、自分のキンドル端末をいくらか見直したところ、...