今週の排泄
- 2017/02/25
- 14:09
最近はブログ記事の更新がやや週末のルーティン化しているのか、物好きな人が見に来てくれているらしい。今週からようやくがらくた少女をちびちびと読み始めている。流石に商業作家の作品というだけあり読み応えがある。時間の余裕はあんまり無いから読了まではしばらくかかるだろう。また短編でも書こうかなと思ったけど、前回のが結構しんどかった割にほぼ反響無しだったのでどうしたものかなとも思っている。どうやら私の場合は...
恥の多いキャリアを歩んで来ました
- 2017/02/18
- 14:25
今更だが、ずいぶん前に落としていた王木亡一朗氏の「他人のシュミを笑うな」を読んだ。もう三年前の作品らしい。才能のある人なので作品が面白いのは間違いないのだけど、それ以上に今の筆力との乖離の方が気になった。読みやすくサクサク進む反面、明らかに舞城王太郎の影響があるし(ブーメラン)時代の経過とともに分かりにくくなるネタの点在が見られた(ブーメラン)。だが、考えてみたらそれだけ氏の筆力が進化しているから...
瑕
- 2017/02/11
- 13:50
時々、あの人は私のことを憶えていてくれているだろうか、なんて思うことがある。大切な人の記憶から消えてしまうことは、この世界から肉体が消え去ることよりもつらい。何人かに「この先何があっても私のことを忘れないで欲しい」と伝えたことがある。状況が状況だったのもあり、自分は死ぬかもしれないと心のどこかで感じていたのだろう。今では考えられない話だけど。生きるにはいくらかの手法がある。まずは単純に有機体として...
やる気と習得は明らかに比例する
- 2017/02/08
- 00:00
恒例の意識高い系トピックを扱おうと思う。書き方系の本やら何か技術的な話を生徒的な立場の人に与える時、伸びる人と伸びない人がはっきりと分かれる。そこで思ったのだが、何かを学ぶ姿勢には明らかに段階がある。そして、それは明白に結果へと直結している。というわけで、以下より軽く生徒(学校みたいだけど便宜上こう呼ぶ)の姿勢を段階別に分けてみる。生徒の姿勢における精神的な段階⑴私には学ぶ事がある。それを使って実...
思考の排泄
- 2017/02/05
- 00:00
久しぶりにブログ用の短編を書き溜めてみた。出来の方はともかくとして、やはり俺の思考は文字という形で排泄するしかないらしい。まるで快便のように、ピリオドの先には爽やかさが残る。下品な表現だが、やはり思考の処理は排泄という単語が一番しっくりくる気がする。それがある人にとっては歌という形になったり、別の人には絵という経路をたどる事になるのだろう。それが客にとってどんな味わいになるのかはいちいち知らない。...
スマホ短編「信仰」
- 2017/02/04
- 13:25
(注 内容が割と地雷なので注意書きしておきますが、この話はフィクションです。実在の人物や宗教団体にはまったく関係ありません)「アウラ、カルト、と……」 言われたキーワードを検索にかけると、きな臭い記事がわんさかと出てくる。詐欺だのマルチ商法だの、ネガティヴ情報のオンパレードだ。まあ、ネットなんてそんなもんか。 なんでこんなことをしているのかと訊かれると、昔の仲間が怪しい宗教にハマっているとの情報が入...