生存報告
- 2016/11/27
- 22:53
久しぶりの後進ですね。
最近は諸般の事情で書く時間どころか読む時間までかなり制限されてきており、ブックオフから仕入れてくる本が積んどくタワーというか要塞化しています。
最近思ったのはアレですね。やっぱりパルプ・フィクションっぽさというか、B級をこじらせた作品を書くには古典やら準古典作品と下世話なルポ誌みたいなのを交互に読むといいみたいですね。温故知新を守りつつ歪さを増長させていくみたいな(笑)。
結構実話ナックルズ的な「逆にそれってどこに売ってんのよ?」レベルの本をブックオフで見付けると結構テンションが上がりますね。
ドストエフスキーとかチャンドラーを本気で読むとセンサーがちょいと磨耗する(試合後の格闘家みたいなもんですかね)ので、そこにライトで下世話な作品を持ってくると(笑)。そうすると気分転換になる上に柔軟性が得られるんですよね。
音楽の世界でも案外クラシックとかメタルのガチ勢にアイドル好きが多い(偏見)のは似たような理由なんじゃないかと個人的には思っております。
で、まあこの安っぽさをですね、これをいい意味で踏襲して文学的には相当尖った事をやると。これが私の進んでいる方向性ですかね。
そんなサブカル的手法では大衆に売れないんじゃないかと言われてしまうかもしれませんが、大衆向けに書かれた本の大半が商業出版ですら失敗している今、売れ線という概念は無いものだと思った方がいいかもしれません。
逆に最近だと小説家になろうとかから書籍化した作品の方が文学賞を獲った作品よりも遥かに売れているケースがあるので、近い内に公募的なアプローチでのデビューは消えていくんじゃないかと思われますね。
つまりはマネージャー的な人間が作家と出版社との間に立って、「売れる」と思った作品だけを売って行くロールモデルが出来るんではないかと。ちょっと前まではそれに近い役割をメフィスト賞が担っていたと思うんですが、個人出版がメジャー化したらちょっと存在感が薄くなってしまいましたね。藤崎さんには怒られるかもしれませんが(笑)。
まあ、厳しい事を言えばセルパブの大半はゴミです。
でも、ゴミの中にキラっと光る砂金が隠れていたりするので、どうしても私にとっては夢溢れる宝探しに映ってしまうんですね。
勿論自分の作品がゴミ呼ばわりされる覚悟はあるし、実際に言われた事もあったし、これからも言われるんでしょうけど、もっと「セルパブって面白いカルチャーなんだよ」というのを小説に興味の無い人にも知って欲しいですね。
彼らだって「箱男」やら「ロリータ」を読んだら普通に衝撃を受けると思うんですよ。ただ、そういう機会に恵まれていないだけでね。
だから私は文豪の作品をもっと親しみやすい形(もっと平たく言うと3,000円でそこそこ遊べる地方のキャバクラみたいに安っぽくして)で読者の目に付く形で提供出来たらいいなと思っています。
それでは次回作のタイトルを発表します。
「成功する人はなぜゾンビなのか(仮)」
……まさかの自己啓発本です(笑)。
正確に言うと自己啓発本の形を取ったジョーク本ですね。
執筆時間が無いのでリリースまで時間がかかるかもしれませんがお楽しみに。同時進行している小説はもう少し時間がかかりそう。今40,000字ぐらいですね。
最近は諸般の事情で書く時間どころか読む時間までかなり制限されてきており、ブックオフから仕入れてくる本が積んどくタワーというか要塞化しています。
最近思ったのはアレですね。やっぱりパルプ・フィクションっぽさというか、B級をこじらせた作品を書くには古典やら準古典作品と下世話なルポ誌みたいなのを交互に読むといいみたいですね。温故知新を守りつつ歪さを増長させていくみたいな(笑)。
結構実話ナックルズ的な「逆にそれってどこに売ってんのよ?」レベルの本をブックオフで見付けると結構テンションが上がりますね。
ドストエフスキーとかチャンドラーを本気で読むとセンサーがちょいと磨耗する(試合後の格闘家みたいなもんですかね)ので、そこにライトで下世話な作品を持ってくると(笑)。そうすると気分転換になる上に柔軟性が得られるんですよね。
音楽の世界でも案外クラシックとかメタルのガチ勢にアイドル好きが多い(偏見)のは似たような理由なんじゃないかと個人的には思っております。
で、まあこの安っぽさをですね、これをいい意味で踏襲して文学的には相当尖った事をやると。これが私の進んでいる方向性ですかね。
そんなサブカル的手法では大衆に売れないんじゃないかと言われてしまうかもしれませんが、大衆向けに書かれた本の大半が商業出版ですら失敗している今、売れ線という概念は無いものだと思った方がいいかもしれません。
逆に最近だと小説家になろうとかから書籍化した作品の方が文学賞を獲った作品よりも遥かに売れているケースがあるので、近い内に公募的なアプローチでのデビューは消えていくんじゃないかと思われますね。
つまりはマネージャー的な人間が作家と出版社との間に立って、「売れる」と思った作品だけを売って行くロールモデルが出来るんではないかと。ちょっと前まではそれに近い役割をメフィスト賞が担っていたと思うんですが、個人出版がメジャー化したらちょっと存在感が薄くなってしまいましたね。藤崎さんには怒られるかもしれませんが(笑)。
まあ、厳しい事を言えばセルパブの大半はゴミです。
でも、ゴミの中にキラっと光る砂金が隠れていたりするので、どうしても私にとっては夢溢れる宝探しに映ってしまうんですね。
勿論自分の作品がゴミ呼ばわりされる覚悟はあるし、実際に言われた事もあったし、これからも言われるんでしょうけど、もっと「セルパブって面白いカルチャーなんだよ」というのを小説に興味の無い人にも知って欲しいですね。
彼らだって「箱男」やら「ロリータ」を読んだら普通に衝撃を受けると思うんですよ。ただ、そういう機会に恵まれていないだけでね。
だから私は文豪の作品をもっと親しみやすい形(もっと平たく言うと3,000円でそこそこ遊べる地方のキャバクラみたいに安っぽくして)で読者の目に付く形で提供出来たらいいなと思っています。
それでは次回作のタイトルを発表します。
「成功する人はなぜゾンビなのか(仮)」
……まさかの自己啓発本です(笑)。
正確に言うと自己啓発本の形を取ったジョーク本ですね。
執筆時間が無いのでリリースまで時間がかかるかもしれませんがお楽しみに。同時進行している小説はもう少し時間がかかりそう。今40,000字ぐらいですね。
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