新しいとか古いの話
- 2016/10/24
- 22:48
今日たまたまこんなニュースを見つけました。
若者の間でカセットテープが流行りだしたというやつですね。
新作でこれと似たような話を扱っているので、あらためてこのブログで触れてみようかと思います。
斬新な作品を追求するのは大事なのですが、ただ闇雲に「新しい」とか「古い」だけを議論の対象にするのはよろしくないです。
というのも、最近になって若者の間でカセットテープが流行りだしたように、オッサンにとって古いものが、必ずしも若者のそれに当たるとは限らないからです。
私も個人的にアナログ盤を持っている人は本格っぽくてカッコいいなと思うところがありますかね(言っておきますけど私にはアナログ盤のすごさなんてさっぱり分かりませんよ)。音楽に本気で取り組んでる感を感じて。たとえ、それがファッションでもね(笑)。
最近だとALDIOUSっていうバンドが過去のX JAPANみたいに初回限定特典で未発表音源のカセットテープを付けて出していましたね。友人に「媒体持ってるのか?」ってツッコまれましたが。
戦略だと分かっていても、ついつい欲しくて勝ってしまうという(笑)。
ちなみにですが、「鉄姫」で使われているブログは彼女達のブログ文体をパク……もとい、参考にさせていただいています。
さらに話は脱線しますけど、LUNA SEAのライブで一回しか演奏した事が無いという「AURORA」っていう曲を昨年の公演で聴けたのですが、その時にファンが一音も聞き逃さないようにものっすごい真剣な顔で前傾しつつリアクションしているのに気付いて……(笑)。
おそらくLUNA SEAのファンは国内でも屈指のガチ勢である事を再認識いたしました。
まあたしかに、言われて見れば彼らのインタビューを読んではルーツであるというアレック・エンパイアやらプリンスやらニルヴァーナやら追っかけ回して聴いていましたね(笑)。
アレ?
なんでこんな話になったんでしたっけ?
ああ、そうだ。新しいとか古いの話だった(笑)。
要はですね、今の斬新さなんて何年も経ったら陳腐化するわけで――「とりま」というスラングは絶対永くは持たないと思いました(笑)――その中でも残ってくものがあったり、後世で再評価される事だってあるわけです。
これが文学だとまさかの隙間社さん経由で「箱男」を知ったわけで、時代を鑑みたらオーパーツみたいなアーティストはたしかにいるのですよ。
(ちなみに「ロリータ」も相当衝撃的でした)
そうなるとね、自分の表現を追及するにしても、ただ先鋭化するのではなく、時代に媚びるのでもなく、何年か経って自著を読み返して、「この時の俺って結構すごいんじゃね?」と言える作品を書きたいですよね。
それはしばしば黒歴史になったりもするんですけど、後で(どの作品とは言えないけど)未来を予言しているものがあったりするとちょっと誇らしくなったり出来ませんか?
だから時代は追っかけるもんじゃないんですよ。先読みして、予言するもんなんです。
オッサンが古いと貶すものが、未来では新しいという評価を受ける事が確かにあるのです。
これで誰かの足跡を追ってはいけない理由が分かりましたね?
自分の足跡を残したかったら、まずはあなたが一歩を踏み出す事です。
オッサンの評価に惑わされてはいけません(笑)。
若者の間でカセットテープが流行りだしたというやつですね。
新作でこれと似たような話を扱っているので、あらためてこのブログで触れてみようかと思います。
斬新な作品を追求するのは大事なのですが、ただ闇雲に「新しい」とか「古い」だけを議論の対象にするのはよろしくないです。
というのも、最近になって若者の間でカセットテープが流行りだしたように、オッサンにとって古いものが、必ずしも若者のそれに当たるとは限らないからです。
私も個人的にアナログ盤を持っている人は本格っぽくてカッコいいなと思うところがありますかね(言っておきますけど私にはアナログ盤のすごさなんてさっぱり分かりませんよ)。音楽に本気で取り組んでる感を感じて。たとえ、それがファッションでもね(笑)。
最近だとALDIOUSっていうバンドが過去のX JAPANみたいに初回限定特典で未発表音源のカセットテープを付けて出していましたね。友人に「媒体持ってるのか?」ってツッコまれましたが。
戦略だと分かっていても、ついつい欲しくて勝ってしまうという(笑)。
ちなみにですが、「鉄姫」で使われているブログは彼女達のブログ文体をパク……もとい、参考にさせていただいています。
さらに話は脱線しますけど、LUNA SEAのライブで一回しか演奏した事が無いという「AURORA」っていう曲を昨年の公演で聴けたのですが、その時にファンが一音も聞き逃さないようにものっすごい真剣な顔で前傾しつつリアクションしているのに気付いて……(笑)。
おそらくLUNA SEAのファンは国内でも屈指のガチ勢である事を再認識いたしました。
まあたしかに、言われて見れば彼らのインタビューを読んではルーツであるというアレック・エンパイアやらプリンスやらニルヴァーナやら追っかけ回して聴いていましたね(笑)。
アレ?
なんでこんな話になったんでしたっけ?
ああ、そうだ。新しいとか古いの話だった(笑)。
要はですね、今の斬新さなんて何年も経ったら陳腐化するわけで――「とりま」というスラングは絶対永くは持たないと思いました(笑)――その中でも残ってくものがあったり、後世で再評価される事だってあるわけです。
これが文学だとまさかの隙間社さん経由で「箱男」を知ったわけで、時代を鑑みたらオーパーツみたいなアーティストはたしかにいるのですよ。
(ちなみに「ロリータ」も相当衝撃的でした)
そうなるとね、自分の表現を追及するにしても、ただ先鋭化するのではなく、時代に媚びるのでもなく、何年か経って自著を読み返して、「この時の俺って結構すごいんじゃね?」と言える作品を書きたいですよね。
それはしばしば黒歴史になったりもするんですけど、後で(どの作品とは言えないけど)未来を予言しているものがあったりするとちょっと誇らしくなったり出来ませんか?
だから時代は追っかけるもんじゃないんですよ。先読みして、予言するもんなんです。
オッサンが古いと貶すものが、未来では新しいという評価を受ける事が確かにあるのです。
これで誰かの足跡を追ってはいけない理由が分かりましたね?
自分の足跡を残したかったら、まずはあなたが一歩を踏み出す事です。
オッサンの評価に惑わされてはいけません(笑)。
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