オッサンの断片
- 2016/10/20
- 07:00
外堀を埋めてやろうと作家仲間を攻撃し始めるオッサン
オッサンとの攻防で当事者にしか分からないものもある。
あなたが予想している通り、オッサンは人の事を「嫌いだ嫌いだ」と言いながら、その作家のブログをしょっちゅう訪問している。彼ら曰く巡回だそうだ。何を取り締まるつもりなのかはさっぱり分からないが。
ともかく、オッサンは獲物が失言をするのを待っている。差別的な発言があれば放火してやればいいし、鼻息の荒い発言なら部分的に切り取って掲示板に曝してやればいい。そういう行動原理で作家のミスをアンブッシュ(待ち伏せ)している。そう、彼はスナイパーわなび。
だが、私もクソわなびハンターのベテランである。
過激な発言はしても名指しで誰かを貶めるような事はしないし、週刊誌みたいに人の発言を捻じ曲げる事もない。冷静に主語を省いた当てこすりを書いておけば、器の小さいオッサンに流れ弾が当たると知っている。
そういうわけで私は泰然自若としながらオッサンをボロクソに貶すわけだが、オッサンはオッサンで嫌がらせのエキスパートである。
この章は書くか迷ったが、彼らの手口をバラす事が出来るのと、単純に第三者から見たら面白いだろうという事で、オッサンが仕掛けてきた「当事者にしか分からない嫌がらせ」をご紹介していきたい。
私はブログでよく他作家の電子書籍をレビューする。認知度の低い個人作家の作品に少しでも陽の目が当たるようにしたいからである。何よりも、自分の愛した作品を他の人にも読んで欲しい。そんな気持ちで書評を書くのだ。オッサンとは正反対のアタシはマジ天使と言っても過言ではないだろう。
軽口はさておき、オッサンはストアやら匿名アカウントのSNSで私の誹謗中傷を垂れ流すわけだが、なかなか私に相手をしてもらえない。それどころか、時々自分にだけ届く当てこすりを書くとくる。
そうすると彼らは外堀から埋めていく戦法を取り始める。もっと具体的に言うと、その作家と交友関係にあるインディーズ作家に嫌がらせをしはじめるのである。
前述の通り、私はよくブログにて書評をするのだが、ポジティブなレビューしか書かない主義もあり、作品を取り上げた著者とは大抵仲良くなる。友人でありライバルであり同業者である貴重な存在だ。
そんな風に仲間が増えていくのだが、オッサンにとってそれは面白くないらしい。ある地点から、オッサンは私と懇意にしている作家の小説に因縁めいた書評を投下しはじめた。ひっそりと、決して悟られぬように。
だが、私には分かっている。オッサンは私がブログで取り上げた作家ばかりを狙っていちゃもんレビューを投じているし、酷い時はブログレビューの直後に某氏の作品を酷評した事もあった。
彼は私にこう言いたかったのだろう。「お前が書評した作品はすべて否定してやる」と。ちなみに、その時は酷評を投じられた某氏が激怒して、色々と火消しに走り回った。水面下で進めていたコラボ企画にも影響が出たので、このお礼はたっぷりと利子を付けてお返ししようかと思っている。
このように、ゲーム好きのオッサンは本物のターゲットより先に周囲を取り囲む敵から仕留めようとするのである。最後は支援の無くなったターゲットを袋叩きにしょうという寸法だ。彼らはどこまでもゲームと同じやり方で通用すると思っている。
そういう経緯を知った上でオッサンのレビュー履歴を眺めてみると、単なる評価以上のものが見えてきて面白い。悪事をごまかす用に書いたダミーレビューがあったり、ただ一つ高評価の作品があったと思ったら著者が顔出しをしている美女だったりする。
ちなみにその美女の書いた作品には「テンプレ的」と書いておきながら、プロ作家にすら与えていない星四つを与えていた。
さすが童貞、美女には甘い!
……このように、レビューを観察しているとその書き手の思惑や対象になった作家の人間関係が見えてくる事もある。まさにミステリじゃないか。
オッサンは犯人役として追いつめられたいらしいので、みんなで夢を叶えてあげよう。
オッサンとの攻防で当事者にしか分からないものもある。
あなたが予想している通り、オッサンは人の事を「嫌いだ嫌いだ」と言いながら、その作家のブログをしょっちゅう訪問している。彼ら曰く巡回だそうだ。何を取り締まるつもりなのかはさっぱり分からないが。
ともかく、オッサンは獲物が失言をするのを待っている。差別的な発言があれば放火してやればいいし、鼻息の荒い発言なら部分的に切り取って掲示板に曝してやればいい。そういう行動原理で作家のミスをアンブッシュ(待ち伏せ)している。そう、彼はスナイパーわなび。
だが、私もクソわなびハンターのベテランである。
過激な発言はしても名指しで誰かを貶めるような事はしないし、週刊誌みたいに人の発言を捻じ曲げる事もない。冷静に主語を省いた当てこすりを書いておけば、器の小さいオッサンに流れ弾が当たると知っている。
そういうわけで私は泰然自若としながらオッサンをボロクソに貶すわけだが、オッサンはオッサンで嫌がらせのエキスパートである。
この章は書くか迷ったが、彼らの手口をバラす事が出来るのと、単純に第三者から見たら面白いだろうという事で、オッサンが仕掛けてきた「当事者にしか分からない嫌がらせ」をご紹介していきたい。
私はブログでよく他作家の電子書籍をレビューする。認知度の低い個人作家の作品に少しでも陽の目が当たるようにしたいからである。何よりも、自分の愛した作品を他の人にも読んで欲しい。そんな気持ちで書評を書くのだ。オッサンとは正反対のアタシはマジ天使と言っても過言ではないだろう。
軽口はさておき、オッサンはストアやら匿名アカウントのSNSで私の誹謗中傷を垂れ流すわけだが、なかなか私に相手をしてもらえない。それどころか、時々自分にだけ届く当てこすりを書くとくる。
そうすると彼らは外堀から埋めていく戦法を取り始める。もっと具体的に言うと、その作家と交友関係にあるインディーズ作家に嫌がらせをしはじめるのである。
前述の通り、私はよくブログにて書評をするのだが、ポジティブなレビューしか書かない主義もあり、作品を取り上げた著者とは大抵仲良くなる。友人でありライバルであり同業者である貴重な存在だ。
そんな風に仲間が増えていくのだが、オッサンにとってそれは面白くないらしい。ある地点から、オッサンは私と懇意にしている作家の小説に因縁めいた書評を投下しはじめた。ひっそりと、決して悟られぬように。
だが、私には分かっている。オッサンは私がブログで取り上げた作家ばかりを狙っていちゃもんレビューを投じているし、酷い時はブログレビューの直後に某氏の作品を酷評した事もあった。
彼は私にこう言いたかったのだろう。「お前が書評した作品はすべて否定してやる」と。ちなみに、その時は酷評を投じられた某氏が激怒して、色々と火消しに走り回った。水面下で進めていたコラボ企画にも影響が出たので、このお礼はたっぷりと利子を付けてお返ししようかと思っている。
このように、ゲーム好きのオッサンは本物のターゲットより先に周囲を取り囲む敵から仕留めようとするのである。最後は支援の無くなったターゲットを袋叩きにしょうという寸法だ。彼らはどこまでもゲームと同じやり方で通用すると思っている。
そういう経緯を知った上でオッサンのレビュー履歴を眺めてみると、単なる評価以上のものが見えてきて面白い。悪事をごまかす用に書いたダミーレビューがあったり、ただ一つ高評価の作品があったと思ったら著者が顔出しをしている美女だったりする。
ちなみにその美女の書いた作品には「テンプレ的」と書いておきながら、プロ作家にすら与えていない星四つを与えていた。
さすが童貞、美女には甘い!
……このように、レビューを観察しているとその書き手の思惑や対象になった作家の人間関係が見えてくる事もある。まさにミステリじゃないか。
オッサンは犯人役として追いつめられたいらしいので、みんなで夢を叶えてあげよう。
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