一円未満の数字でも有料と無料の間には大きな差がある
- 2016/08/15
- 08:51
最近Kindle unlimitedが開始されて、多分こんな事が起こるだろうという予測がいくらか浮かんだ。
まず読み放題サービスを利用してマガジンを連載する意識高い系のセミナーが増えるだろうと思う。
本はあくまで撒き餌で、実態はセミナーに引き込むための宣伝と。シリーズを上手く構成すればたくさんのお客様を獲得出来そうだ。
ちなみに、やり方自体は悪どくない。効果さえ出せばだけど。
読み放題で「個人作家と大手出版社の待遇が違う」というクレームを見たけど、現状は儲けの少ない個人作家が冷遇されるのはある程度仕方のない気がする。そういうわけでまだまだ待遇の格差は続くだろう。それも織り込み済みでやっていくしかない。
売りまくれば作家によって待遇は変わるがもしれない。
今月から自著のレンタルが爆発的に伸びた。それは私だけではないだろう。というわけで印税のレートはかなり落ち込むと予測される。
ただ、個人的には売上が落ちても作品そのものはより広く市場に浸透していくわけで、長期的な目で見たら薄利でもロイヤリティと読まれる事を両立させてくれるのは作家にとって大いに意味がある事だと思う。
それで評価が高まれば買取の数字も増えるだろう。まだギャーギャー騒ぐ段階じゃないと思う。
読み放題サービスの開始で実質的に私怨以外の嫌がらせは意味を成さなくなったから、否が応でも個人作家は市場そのものを大きくする方向に目を向けざるを得ないだろう。
ひとまず楽観的な観測だけ書いておくと、他作家のレビューが果たす役割も大きくなるし、ポジティブな活動で外部から客を引っ張り込む動きが奏功しやすくなるだろう。
「読みたい本が無い」と嘆くユーザーもいるけど、合コンにも「ブスしかいない」とのたまうブサイクがいるように、文句を生き甲斐にしている人はどこにでもいるものだ。
「それは魅力的な本がたくさんあるのをあんたが知らないだけだ」と言い返すぐらいの気迫が欲しい。なんでちょっと言われただけで萎縮してしまうのか。
まあ、強気にしていれば悪口は書かれるだろうし、ボコボコに叩かれる時だってあるだろう。
だけど、個人作家なんて飛び込み営業みたいなもので、最初から上手くいかせようとする事自体が間違えている。
もっと泥まみれになって、笑われて、それでも食いさがる気概が無いとまず作品が届かない。感想やら印税はその先にある。
だから印税がどうとかケチくさい事ばかり言わず、自著が薄利ながらもたくさんの人に読まれる事に喜びを感じて欲しいと切に願う今日この頃である。それは無料で読める小説サイトのPVとはたしかに違うはずなのだ。
まず読み放題サービスを利用してマガジンを連載する意識高い系のセミナーが増えるだろうと思う。
本はあくまで撒き餌で、実態はセミナーに引き込むための宣伝と。シリーズを上手く構成すればたくさんのお客様を獲得出来そうだ。
ちなみに、やり方自体は悪どくない。効果さえ出せばだけど。
読み放題で「個人作家と大手出版社の待遇が違う」というクレームを見たけど、現状は儲けの少ない個人作家が冷遇されるのはある程度仕方のない気がする。そういうわけでまだまだ待遇の格差は続くだろう。それも織り込み済みでやっていくしかない。
売りまくれば作家によって待遇は変わるがもしれない。
今月から自著のレンタルが爆発的に伸びた。それは私だけではないだろう。というわけで印税のレートはかなり落ち込むと予測される。
ただ、個人的には売上が落ちても作品そのものはより広く市場に浸透していくわけで、長期的な目で見たら薄利でもロイヤリティと読まれる事を両立させてくれるのは作家にとって大いに意味がある事だと思う。
それで評価が高まれば買取の数字も増えるだろう。まだギャーギャー騒ぐ段階じゃないと思う。
読み放題サービスの開始で実質的に私怨以外の嫌がらせは意味を成さなくなったから、否が応でも個人作家は市場そのものを大きくする方向に目を向けざるを得ないだろう。
ひとまず楽観的な観測だけ書いておくと、他作家のレビューが果たす役割も大きくなるし、ポジティブな活動で外部から客を引っ張り込む動きが奏功しやすくなるだろう。
「読みたい本が無い」と嘆くユーザーもいるけど、合コンにも「ブスしかいない」とのたまうブサイクがいるように、文句を生き甲斐にしている人はどこにでもいるものだ。
「それは魅力的な本がたくさんあるのをあんたが知らないだけだ」と言い返すぐらいの気迫が欲しい。なんでちょっと言われただけで萎縮してしまうのか。
まあ、強気にしていれば悪口は書かれるだろうし、ボコボコに叩かれる時だってあるだろう。
だけど、個人作家なんて飛び込み営業みたいなもので、最初から上手くいかせようとする事自体が間違えている。
もっと泥まみれになって、笑われて、それでも食いさがる気概が無いとまず作品が届かない。感想やら印税はその先にある。
だから印税がどうとかケチくさい事ばかり言わず、自著が薄利ながらもたくさんの人に読まれる事に喜びを感じて欲しいと切に願う今日この頃である。それは無料で読める小説サイトのPVとはたしかに違うはずなのだ。
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