作家は既視感を畏れないければいけない
- 2016/02/03
- 23:40
現在新作の「ナノマシン反対!」が無料配布中です。どうやらわざと無料キャンペーンを外して買ってくれた方がいるみたいで感謝です。デイジーや電書ちゃん、個人作家の方々も宣伝に協力していただいてありがとうございます。
さて、最近またわなび箴言を書き綴っているのですが、その中にはこんなのがあります。
作家は既視感を畏れないければいけない。新人に紋切り型の作品を書かせるぐらいなら、落ち目のベテランを使った方が安定感があるに決まっているじゃないか。
というのを考えました。
我ながらいい事言ったなと(笑)。
冗談はさておき、少しでもいいから既存の作品と違う味付けをしていこうという姿勢は大事です。時々昔の作品とかを読んでいると、オーパーツのような作品に遭遇する事があります。この時代にこんな表現が! みたいなやつですね。
おそらくね、当時は批判を浴びたと思うんですよ。だって、誰もやってないんだもん。
でも、長い目で見たら先鋭的な表現が少しずつ芸術的表現全体の幅を変えてきたというのは歴史が証明しています。言葉は変わりますから、今や誰も平安時代の言葉遣いで小説を書いてはいないでしょう?(笑)
言葉は生き物なのですよ。
小説を綺麗な日本語で書くというのはもちろん大事です。そして定石通りのストーリー展開を書く事も同様に大事です。
でも、少しでもいいからそこに新規性が欲しいですよね。
それこそ文学賞なんかは新しい才能を探しているわけです。優秀なテンプレを探しているわけじゃないのです。
写実派に飽き飽きしていた芸術家は印象派の絵を発明しました。当然の事、それは芸術ではないと批判されました。でも、今は違います。
新しいばかりでどうしようもない作品もあるにはあるかもしれませんが(これはちゃんと言っておかないとね 笑)、芸術という分野を扱っているからにはどこか新しい要素が欲しいですよね。
ただ丁寧に作るだけではなく、野心を作品に持ち込めたらいいですね。それはその場でスベっても、後から自分を成長させてくれる経験に変わるでしょう。
さて、最近またわなび箴言を書き綴っているのですが、その中にはこんなのがあります。
作家は既視感を畏れないければいけない。新人に紋切り型の作品を書かせるぐらいなら、落ち目のベテランを使った方が安定感があるに決まっているじゃないか。
というのを考えました。
我ながらいい事言ったなと(笑)。
冗談はさておき、少しでもいいから既存の作品と違う味付けをしていこうという姿勢は大事です。時々昔の作品とかを読んでいると、オーパーツのような作品に遭遇する事があります。この時代にこんな表現が! みたいなやつですね。
おそらくね、当時は批判を浴びたと思うんですよ。だって、誰もやってないんだもん。
でも、長い目で見たら先鋭的な表現が少しずつ芸術的表現全体の幅を変えてきたというのは歴史が証明しています。言葉は変わりますから、今や誰も平安時代の言葉遣いで小説を書いてはいないでしょう?(笑)
言葉は生き物なのですよ。
小説を綺麗な日本語で書くというのはもちろん大事です。そして定石通りのストーリー展開を書く事も同様に大事です。
でも、少しでもいいからそこに新規性が欲しいですよね。
それこそ文学賞なんかは新しい才能を探しているわけです。優秀なテンプレを探しているわけじゃないのです。
写実派に飽き飽きしていた芸術家は印象派の絵を発明しました。当然の事、それは芸術ではないと批判されました。でも、今は違います。
新しいばかりでどうしようもない作品もあるにはあるかもしれませんが(これはちゃんと言っておかないとね 笑)、芸術という分野を扱っているからにはどこか新しい要素が欲しいですよね。
ただ丁寧に作るだけではなく、野心を作品に持ち込めたらいいですね。それはその場でスベっても、後から自分を成長させてくれる経験に変わるでしょう。
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