試しに危ない連載をやってみる その4
- 2015/10/18
- 21:11
注:下記は新しくリリース予定である極悪エッセイの一部です。
内容はキツめですので、スルースキルの無い方やマジレスしか出来ないバカ……いや、純粋な方はご遠慮下さい。
新作タイトルは「いけ好かない、あまりにいけ好かない」で決定いたしました。
ホスピタリティーの要求に噛みつく
おもてなしや歓待の精神の事をホスピタリティーという。この言葉が使われだしたのは観光業を始めとするサービス業だったと思う。要はいかにお客様を手厚くもてなせるかという考えに基づいてサービスを提供出来るかという事だ。
別に客を手厚くもてなす事が悪い事だとは言わないし、どんどんやったらいいと思う。だが、サービスを受ける側がホスピタリティーを強要するのは違うんじゃないかと思う。
最近の日本は変なところだけアメリカナイズされてきた部分がある。昔は少数民族であった「何でもかんでも人のせいにする輩」がやたらと増えたと感じている。
時々何らかの商品を見ていると「バカにしてんのか」と言いたくなるような注意書きを発見する。「電子レンジで動物を乾かさないで下さい」とか「子供を水切りに座らせないで下さい」という類のものだ。そんな事を書きだすのであれば「ダーツの代わりに手榴弾を投げないで下さい」といった注意書きだって必要ではないか。
そういった間抜けな注意書きがある時は、かなりの確率でそういった間抜けなクレームがあったという事である。つまりは電子レンジで濡れた動物を乾かそうとして焼き殺した飼い主がいるという事だし、水切りに子供を座らせてケガをさせたバカ親がいるという事だ。
どちらも結末は同じで、最後にメーカーへクレームを入れたわけだ。「こんな使い方をするなと書いていないじゃないか」と。ここまで来るとこいつら全員そういう施設に隔離しておいた方がいいんじゃないかと思うのだが。
しかし不思議なものだ。どこの世界でもお客様という立場にいる人間は自分のやらかしたヘマの責任を取らなくなった。昔はモンスタークレーマーと呼ばれたような人も、今ではちょっとキツめの客ぐらいにしかとらえられていないかもしれない。
ほぼ間違いないだろうが、世間でモンスタークレーマーと呼ばれる人がクレームを受ける側に回る時、そいつらは自分らが主張するような言い分については耳を貸さないだろう。他ならぬ彼らが自分の意見が異常であると本当はどこかで理解しているからだ。
いっぺんモンスタークレーマーに正論でマジギレする店員の旋風が起きてもいいんじゃないかと思っている。だってワガママな客のせい素直な人が精神科に通うというのは筋が通らない話ではないか。精神科に通わせるべきなのは他ならぬモンスタークレーマーである。そこでも精神科医からキレられたらさすがに「自分はおかしい」と気付くのではないか?
そういう意味ではなんでもほどほどにしておくのがいいのだろう。洗濯機が最低限の洗濯を出来ていなければクレームを入れればいいわけで、文句を言うなという事ではない。だが、お客様は神様という立場を悪用して人の気分を害するような事をやるべきではないし、そういう横暴を許す社会にしてもいけないのは間違いない。
サービスを提供する側の人間も一度は「お前なんか客じゃない!」とキレ返してもいいのではないかと思う今日この頃である。
内容はキツめですので、スルースキルの無い方やマジレスしか出来ないバカ……いや、純粋な方はご遠慮下さい。
新作タイトルは「いけ好かない、あまりにいけ好かない」で決定いたしました。
ホスピタリティーの要求に噛みつく
おもてなしや歓待の精神の事をホスピタリティーという。この言葉が使われだしたのは観光業を始めとするサービス業だったと思う。要はいかにお客様を手厚くもてなせるかという考えに基づいてサービスを提供出来るかという事だ。
別に客を手厚くもてなす事が悪い事だとは言わないし、どんどんやったらいいと思う。だが、サービスを受ける側がホスピタリティーを強要するのは違うんじゃないかと思う。
最近の日本は変なところだけアメリカナイズされてきた部分がある。昔は少数民族であった「何でもかんでも人のせいにする輩」がやたらと増えたと感じている。
時々何らかの商品を見ていると「バカにしてんのか」と言いたくなるような注意書きを発見する。「電子レンジで動物を乾かさないで下さい」とか「子供を水切りに座らせないで下さい」という類のものだ。そんな事を書きだすのであれば「ダーツの代わりに手榴弾を投げないで下さい」といった注意書きだって必要ではないか。
そういった間抜けな注意書きがある時は、かなりの確率でそういった間抜けなクレームがあったという事である。つまりは電子レンジで濡れた動物を乾かそうとして焼き殺した飼い主がいるという事だし、水切りに子供を座らせてケガをさせたバカ親がいるという事だ。
どちらも結末は同じで、最後にメーカーへクレームを入れたわけだ。「こんな使い方をするなと書いていないじゃないか」と。ここまで来るとこいつら全員そういう施設に隔離しておいた方がいいんじゃないかと思うのだが。
しかし不思議なものだ。どこの世界でもお客様という立場にいる人間は自分のやらかしたヘマの責任を取らなくなった。昔はモンスタークレーマーと呼ばれたような人も、今ではちょっとキツめの客ぐらいにしかとらえられていないかもしれない。
ほぼ間違いないだろうが、世間でモンスタークレーマーと呼ばれる人がクレームを受ける側に回る時、そいつらは自分らが主張するような言い分については耳を貸さないだろう。他ならぬ彼らが自分の意見が異常であると本当はどこかで理解しているからだ。
いっぺんモンスタークレーマーに正論でマジギレする店員の旋風が起きてもいいんじゃないかと思っている。だってワガママな客のせい素直な人が精神科に通うというのは筋が通らない話ではないか。精神科に通わせるべきなのは他ならぬモンスタークレーマーである。そこでも精神科医からキレられたらさすがに「自分はおかしい」と気付くのではないか?
そういう意味ではなんでもほどほどにしておくのがいいのだろう。洗濯機が最低限の洗濯を出来ていなければクレームを入れればいいわけで、文句を言うなという事ではない。だが、お客様は神様という立場を悪用して人の気分を害するような事をやるべきではないし、そういう横暴を許す社会にしてもいけないのは間違いない。
サービスを提供する側の人間も一度は「お前なんか客じゃない!」とキレ返してもいいのではないかと思う今日この頃である。
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