毒牙夜蝶がまさかの新作「わたし。」をリリース!
- 2015/07/15
- 23:49
もう出ないだろう、もう出ないだろうと言われ続けながらこのブログに登場した個人作家、毒牙夜蝶(以下 毒牙)がまた最近になって新作をリリースする事になった。
私は毎度の如く、毒牙に呼び出されて近所のバックスタバーックス(珈琲屋)に足を運んだ。新作のリリースを完了した毒牙は上機嫌だった。

※写真はあくまでイメージです。
――いよいよ新作が出来上がりましたね。
毒牙 ようやく終わったわね。ホント、新作を書き上げるのって出産並みに疲れるわ。
――今の発言はとりあえずスルーするとして、新作のタイトルを教えて下さい。
毒牙 (一瞬眼つきが鋭くなる)ああ、じゃあ答えるけど、新作は「わたし。」っていうシンプルなタイトルになったわ。
――今回はどんな作品になりますか?
毒牙 今回はアレね。電子書籍界にいるアイドルが、あっちこっち痛い思いをしながらも自分のアイデンティティーを獲得していく話ね。主題だけで見るなら「泡姫ありえない」と似ているかもしれないわね。ストーリーは全然違うけど。
――今作の執筆に至った経緯は?
毒牙 まあ、アンタも知ってるでしょうけど、最近ちょっと勇気づけたくなった知人がいてね。その知人はティーンズらしく自分の在り方に悩んでいたらしいから、彼女が読んだら元気になれるような話を書きたかったというのがあるわね。まあ、実際にその知人が「わたし。」を読むかどうかなんて知らないけど、私信で済ませられるような事をあえてサプライズ小説で表現しようとする作家がいたっていいでしょう? これこそアーティストの発想よ。
――なるほど。それでは今作は読者に勇気を与えてくれるような作品なのですね?
毒牙 そうと言いたいけれど、ただハッピーな話だけは書きたくなかったから、人によっては辛い気持ちで読む箇所もあるかもしれないわね。まあ、あんまりこの辺を語りすぎると作品の内容に言及しないといけなくなるからやめとくけど。とにかく、人生っていうのはどれだけ灰色に染まっても、それが完全な終わりではないの。完全な終わり……いや、完全な敗北というのは、その歩みを止めてしまった所にあるのよ。世間ではよく「知らなければ幸せだった事を知ってしまった」なんて話があるじゃない。でも、ボロボロになったらボロボロになったなりに前へと進む事は出来るわけで、要は諦めなければ人生なんてほとんどやり直しがきくのよ。それをちょっと失敗したらすぐに諦めるとか死ぬとか他人の足を引っ張るとか、そんな事をやってるから……
――このブログが炎上する前に要約すると、この作品は読者へのエールになっているという事ですね?
毒牙 まあ……まあ、まあ……そうなんじゃない。この作品を読んでくれた人が少しでも元気になってくれれば、正直なところ、それだけでアタシの勝ちなのよ。別にその読者があの知人じゃなくたっていい。誰かの心を揺さぶり、その人に感銘を与えられるのなら、観客が一人しかいなくても、アタシが小説を書く意味はあるわ。
だから前にも言った事をもう一度言うわ。あなたは決して一人じゃない。断じて一人じゃない。それがアタシの言いたい事よ。
――そんな毒牙夜蝶氏の情熱がこもった新作の「わたし。」ですが、現在Amazon kindle Storeで発売中です。なお、現在お試し版の申請も行っていますので、そちらも続報をお楽しみに。
私は毎度の如く、毒牙に呼び出されて近所のバックスタバーックス(珈琲屋)に足を運んだ。新作のリリースを完了した毒牙は上機嫌だった。

※写真はあくまでイメージです。
――いよいよ新作が出来上がりましたね。
毒牙 ようやく終わったわね。ホント、新作を書き上げるのって出産並みに疲れるわ。
――今の発言はとりあえずスルーするとして、新作のタイトルを教えて下さい。
毒牙 (一瞬眼つきが鋭くなる)ああ、じゃあ答えるけど、新作は「わたし。」っていうシンプルなタイトルになったわ。
――今回はどんな作品になりますか?
毒牙 今回はアレね。電子書籍界にいるアイドルが、あっちこっち痛い思いをしながらも自分のアイデンティティーを獲得していく話ね。主題だけで見るなら「泡姫ありえない」と似ているかもしれないわね。ストーリーは全然違うけど。
――今作の執筆に至った経緯は?
毒牙 まあ、アンタも知ってるでしょうけど、最近ちょっと勇気づけたくなった知人がいてね。その知人はティーンズらしく自分の在り方に悩んでいたらしいから、彼女が読んだら元気になれるような話を書きたかったというのがあるわね。まあ、実際にその知人が「わたし。」を読むかどうかなんて知らないけど、私信で済ませられるような事をあえてサプライズ小説で表現しようとする作家がいたっていいでしょう? これこそアーティストの発想よ。
――なるほど。それでは今作は読者に勇気を与えてくれるような作品なのですね?
毒牙 そうと言いたいけれど、ただハッピーな話だけは書きたくなかったから、人によっては辛い気持ちで読む箇所もあるかもしれないわね。まあ、あんまりこの辺を語りすぎると作品の内容に言及しないといけなくなるからやめとくけど。とにかく、人生っていうのはどれだけ灰色に染まっても、それが完全な終わりではないの。完全な終わり……いや、完全な敗北というのは、その歩みを止めてしまった所にあるのよ。世間ではよく「知らなければ幸せだった事を知ってしまった」なんて話があるじゃない。でも、ボロボロになったらボロボロになったなりに前へと進む事は出来るわけで、要は諦めなければ人生なんてほとんどやり直しがきくのよ。それをちょっと失敗したらすぐに諦めるとか死ぬとか他人の足を引っ張るとか、そんな事をやってるから……
――このブログが炎上する前に要約すると、この作品は読者へのエールになっているという事ですね?
毒牙 まあ……まあ、まあ……そうなんじゃない。この作品を読んでくれた人が少しでも元気になってくれれば、正直なところ、それだけでアタシの勝ちなのよ。別にその読者があの知人じゃなくたっていい。誰かの心を揺さぶり、その人に感銘を与えられるのなら、観客が一人しかいなくても、アタシが小説を書く意味はあるわ。
だから前にも言った事をもう一度言うわ。あなたは決して一人じゃない。断じて一人じゃない。それがアタシの言いたい事よ。
――そんな毒牙夜蝶氏の情熱がこもった新作の「わたし。」ですが、現在Amazon kindle Storeで発売中です。なお、現在お試し版の申請も行っていますので、そちらも続報をお楽しみに。
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