三島由紀夫が生きてたら舞城王太郎は絶対嫌いだと思う
- 2015/05/14
- 22:40
なんでも本日5月14日に「第28回三島由紀夫賞」の選考会があったそうで、芸人の又吉の「火花」が惜しくも落選したそうです。
実は私も「火花」は読んだ事があったのですが、先にレビューを書いていたKDP作家の方が結構いたような気がしたので、あえてスルーしてたんですね。
流石に作者が尋常じゃない読書量を誇っていたせいか、氏の筆致は明らかにプロのそれでした。あえて平易な言葉を選んでいるので、リーダビリティーが高いというもの一般ウケした理由の一つでしょう。
で、過去の三島由紀夫賞を見てると「マジっすか(笑)」と思うのもありますね。
その最たるものは舞城王太郎の「阿修羅ガール」ですね。私も氏の大ファンで、今までに受けた影響がかなりあると思います。
自著を読み返してみたら、「泡姫ありえない」の筆致って舞城のパク……いや、影響がかなり強いなと思いました(笑)。
でもねえ、三島由紀夫が生きてたら舞城王太郎の文体は大嫌いだと思うんですよね(笑)。あえて女子高生みたいな文章を書いたりするところがあるので、それにアレルギーを起こしてしまう人は徹底的に合わないんじゃないかと思います。でも合う人にはメチャメチャ面白い。そんな作品ですね。
まあ、新しい事をやろうとすると必ず批判はされるんですよ。そういうのを怖れずに、自分の表現を突き詰められたらいいですね。……こんな事を言うと、どこかの誰かさんがまた怒るかもしれませんが(笑)。
あと話はガラっと変わりますが(笑)、このブログでもお馴染みの夏居暑氏が本日から5月16日まで「最期の塔」という作品を無料配布しています。
これも純文学なのかエンタメなのか、ちょっとジャンルレスな部分があるのですが、いつもの如く再読したくなるような仕掛けが盛り沢山ですよ。
この機会をお見逃しなく!
ダウンロードはこちらから。

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