面白かったら250円ぐらい払うわい
- 2015/05/06
- 14:18
このGW中に新作の執筆が終わりました。諸般の事情(ちなみにネガティブな事情じゃないです)でしばらくリリースはしませんが、さっさと次の執筆へ向かおうと思います。
さて、今日は電子書籍の値段の話ですかね。
よくどのぐらいの分量から本を250円、つまりは印税が70パーセントになる値段にするかという話が出てきますよね。
これ、結論から言っちゃうと短くても250円で売れる作品は売れるというのが正解なんだと思います。
拙著の「鬼娘の千倍返し: ガンズ・オブ・パクリオット」は上巻が無料、下巻が250円になっていますが、実売数はまだ12ぐらいだったと思います。つまりはそんなに売れていない。
ですが、おんなじような作風の「泡姫ありえない」はおそらく70部ぐらいまで売れていると思います。分量で言えば鬼娘~の1/4ぐらいにも関わらずです。
一番売れた「入間失格」は100部超えしましたが、文字数では30,000字に届きません。しかも、萌え絵も使っていません(笑)。
それにも関わらず2015年5月6日現在では「量が少ない」というクレームはいただいていないわけです。
これを言うと実も蓋も無い言い方になってしまうかもしれませんけど、やっぱり長編って敬遠される傾向があるんではないかと。そうなると短編・中編の作品の方が明らかに手に取りやすいんですね。誰だって金を払って下読みの苦痛を味わいたいとは思わないでしょう(笑)。その分当たりが来た時は嬉しいのもありますけど。
そうなると隙間時間か、もう少し長い時間を埋めてくれる良作なら、ユーザーは250円ぐらいポンと出してくれるんじゃないですかね?
正直ボクシンング界では誰も知らないような四回戦ボクサーのチケットをお願いすれば3,000円とか4,000円払って観に来てくれる人が普通にいるわけで(メインの試合がタイトルマッチでそれがお目当てという事もままありますが 笑)、そういう人が業界を支えている部分が大きいんですね。インディーズバンドのCDだって殆どはモノにならずに消えていく奴らって分かっていながら、それでも未来で「俺あのバンドのインディーズ音源持ってるもんねー(ドヤ顔)」と言えるように青田買いしている部分が少なからずあると思うんです。
そういう世界を知った上で、電子書籍の価格について勝手に自分勝手な指針を浸透させようとしている人を見ると、たかだか250円でギャーギャー騒いでて、本当にケツの穴の小さい野郎だな、なんて思うわけです(笑)。
要はある程度納得出来るクオリティーがあると判断すれば、好き勝手に値段なんてつけたらいいんですよ。買い手だってバカじゃないんだから、自分がハズレを引く可能性についてはある程度覚悟していると思いますよ。
一番やってはいけないのは、というか私が噛み付きたくなるのは(笑)「電子書籍の値段はこうあるべきだ」みたいなエセリテラシー(しかも役に立たない)を無理くり押し付けてくる事でしょう。それは営業妨害以外の何物でもありません。
結論は至ってシンプルです。電子書籍を250円で売りたきゃ売れ。それで売れなきゃなんかやれって事です。
ただ、売れないから安易に値下げしたら売れるかって訊かれると、多分売れないでしょう。
問題はその先に作者が足を踏み込んで努力する事なのです。
さて、今日は電子書籍の値段の話ですかね。
よくどのぐらいの分量から本を250円、つまりは印税が70パーセントになる値段にするかという話が出てきますよね。
これ、結論から言っちゃうと短くても250円で売れる作品は売れるというのが正解なんだと思います。
拙著の「鬼娘の千倍返し: ガンズ・オブ・パクリオット」は上巻が無料、下巻が250円になっていますが、実売数はまだ12ぐらいだったと思います。つまりはそんなに売れていない。
ですが、おんなじような作風の「泡姫ありえない」はおそらく70部ぐらいまで売れていると思います。分量で言えば鬼娘~の1/4ぐらいにも関わらずです。
一番売れた「入間失格」は100部超えしましたが、文字数では30,000字に届きません。しかも、萌え絵も使っていません(笑)。
それにも関わらず2015年5月6日現在では「量が少ない」というクレームはいただいていないわけです。
これを言うと実も蓋も無い言い方になってしまうかもしれませんけど、やっぱり長編って敬遠される傾向があるんではないかと。そうなると短編・中編の作品の方が明らかに手に取りやすいんですね。誰だって金を払って下読みの苦痛を味わいたいとは思わないでしょう(笑)。その分当たりが来た時は嬉しいのもありますけど。
そうなると隙間時間か、もう少し長い時間を埋めてくれる良作なら、ユーザーは250円ぐらいポンと出してくれるんじゃないですかね?
正直ボクシンング界では誰も知らないような四回戦ボクサーのチケットをお願いすれば3,000円とか4,000円払って観に来てくれる人が普通にいるわけで(メインの試合がタイトルマッチでそれがお目当てという事もままありますが 笑)、そういう人が業界を支えている部分が大きいんですね。インディーズバンドのCDだって殆どはモノにならずに消えていく奴らって分かっていながら、それでも未来で「俺あのバンドのインディーズ音源持ってるもんねー(ドヤ顔)」と言えるように青田買いしている部分が少なからずあると思うんです。
そういう世界を知った上で、電子書籍の価格について勝手に自分勝手な指針を浸透させようとしている人を見ると、たかだか250円でギャーギャー騒いでて、本当にケツの穴の小さい野郎だな、なんて思うわけです(笑)。
要はある程度納得出来るクオリティーがあると判断すれば、好き勝手に値段なんてつけたらいいんですよ。買い手だってバカじゃないんだから、自分がハズレを引く可能性についてはある程度覚悟していると思いますよ。
一番やってはいけないのは、というか私が噛み付きたくなるのは(笑)「電子書籍の値段はこうあるべきだ」みたいなエセリテラシー(しかも役に立たない)を無理くり押し付けてくる事でしょう。それは営業妨害以外の何物でもありません。
結論は至ってシンプルです。電子書籍を250円で売りたきゃ売れ。それで売れなきゃなんかやれって事です。
ただ、売れないから安易に値下げしたら売れるかって訊かれると、多分売れないでしょう。
問題はその先に作者が足を踏み込んで努力する事なのです。