上巻だけ誤字潰し終わる
- 2015/03/08
- 23:20
新作上巻の誤字潰しがようやく終わりました。第2版でダウンロードして下さい的な記事を書こうと思いましたが、焦ってもしょうがないので明日あたりに上巻のみリリースの記事を書く予定でございます。
タイトルすら発表していないのに早くも裏話的なトピックを書きますが(笑)、今回の作品では併せて読みたいの説明文に「殺人は、甘く切ない薔薇の香り」(如月恭介氏著)を加えておきました。これは単に主人公が小太刀を使うからという理由だけではありません。
昨今のニュースを見ているとですね、何か事件があった時に犯人だけでなく、その家族まで誹謗中傷に曝したり、イタズラでは済まされないような私刑が増加している気がするんですね。しかも、ある事ない事書いてある情報の取捨選択なんてやりゃあしない。
で、思ったのが「日本大丈夫か」と。
たしかに加害者のプライバシーばかりが守られている現実には私も首肯出来ないのですが、だからといってその家族まで誹謗中傷や嫌がらせで埋め尽くして精神的に追い詰めていいものなんでしょうか? 訊くまでもないですよね?
それに、その論理でいくのならば、仮に犯人の家族が精神的に追い込まれて自殺した場合、追い込まれた人の仲間とか親族が私刑を執行した人をさらに私刑に処する事が出来ないと筋が通らないですよね? そうなると報復合戦が永遠に終わりません。
そういう意味では、次回作は復讐に対してどんな視点を持っているのかを「殺人は、甘く切ない薔薇の香り」と対比してみるのも面白いですね。もちろん作品=作者の思想という公式は必ずしも成り立ちません。うろ覚えではありますが、如月恭介氏は復讐そのものにはあまり肯定的ではなかったと過去の発言から記憶しております。「本当はダメだけど小説だから許される」という趣旨の事を言ってたような……。その点は誤解の無きようお願いします。
次回作では読者の人に色んな視点を持っていただけたらなあと思っております。二元論的に正義か悪かではなく、正義と悪はあくまで相対的な性質でしかないという点が表現出来ていたらな、と思います。まあおバカな表現も多々ありますので、単にエンタメとして読んでいただいても結構なんですけどね。
それでは続報をお待ち下さい。
タイトルすら発表していないのに早くも裏話的なトピックを書きますが(笑)、今回の作品では併せて読みたいの説明文に「殺人は、甘く切ない薔薇の香り」(如月恭介氏著)を加えておきました。これは単に主人公が小太刀を使うからという理由だけではありません。
![]() | 殺人は、甘く切ない薔薇の香り (2014/02/04) 如月恭介(@KyouskeKisaragi) 商品詳細を見る |
昨今のニュースを見ているとですね、何か事件があった時に犯人だけでなく、その家族まで誹謗中傷に曝したり、イタズラでは済まされないような私刑が増加している気がするんですね。しかも、ある事ない事書いてある情報の取捨選択なんてやりゃあしない。
で、思ったのが「日本大丈夫か」と。
たしかに加害者のプライバシーばかりが守られている現実には私も首肯出来ないのですが、だからといってその家族まで誹謗中傷や嫌がらせで埋め尽くして精神的に追い詰めていいものなんでしょうか? 訊くまでもないですよね?
それに、その論理でいくのならば、仮に犯人の家族が精神的に追い込まれて自殺した場合、追い込まれた人の仲間とか親族が私刑を執行した人をさらに私刑に処する事が出来ないと筋が通らないですよね? そうなると報復合戦が永遠に終わりません。
そういう意味では、次回作は復讐に対してどんな視点を持っているのかを「殺人は、甘く切ない薔薇の香り」と対比してみるのも面白いですね。もちろん作品=作者の思想という公式は必ずしも成り立ちません。うろ覚えではありますが、如月恭介氏は復讐そのものにはあまり肯定的ではなかったと過去の発言から記憶しております。「本当はダメだけど小説だから許される」という趣旨の事を言ってたような……。その点は誤解の無きようお願いします。
次回作では読者の人に色んな視点を持っていただけたらなあと思っております。二元論的に正義か悪かではなく、正義と悪はあくまで相対的な性質でしかないという点が表現出来ていたらな、と思います。まあおバカな表現も多々ありますので、単にエンタメとして読んでいただいても結構なんですけどね。
それでは続報をお待ち下さい。
スポンサーサイト