粗探しが敗北に終わる理由
- 2014/09/13
- 20:58
KDP作家の作品が商業デビューするとほぼ間違いなく粗探しレビューに曝されますが、そういうレビューを書いている方は直ちに考えを改めた方がいいでしょう。
ちょっと文藝から離れたアプローチから話をします。
たとえばボクシングでは相手の試合映像を事前に入手して観たりします。当然粗探しはします。弱点を突くためです。
ですが、敵が強くなると当然突ける穴も小さくなります。世界のトップになると分かりやすい弱点を持っている選手はあんまりいません。
仮に弱点を突くとしても、自分が小さい穴を突けるレベルに達していなければいけないという前提があります。
例えば相手は左フックの打ち終わりに右ガードが下がるといった傾向があるとしますよね。それに対して、ガードを上げつつ、相手と同じタイミングで左フックのカウンターを打つ練習をするとしましょう。上手く当たればクロスカウンターです。
ですが、そうなると自分が左フックを打つ時には間違いなく右ガードが上がっていないといけないわけで、しかも試合では相手がパンチの軌道をインサイドに修正してくる可能性があるわけです。そして、当然相手も自分の映像を仕入れています。自分の弱点も修正しなければいけません。
何が言いたいかというと、相手の欠点を突いて闘うやり方には限界があるんですね。そこには必ず一定の実力が無いといけないわけです。
というわけで、たとえKDP界のトップクラスを引きずり下ろしても、自分の著作がクソのままだと商業出版はされないわけです(笑)。アイツもクソ、こいつもクソとなったらもうKDPというプラットフォーム自体が見限られてしまうでしょう。
だから喧嘩は無駄やっちゅうねん。
よく上から目線のレビューで「稚拙」という単語を見ますが、こういう物言いをするという事は半ば「私はわなびです」と宣言したようなものです。気をつけないと足がついてしまいますよ?
そんな事をやってるヒマがあったら自分の作品を書きましょう。当たり前ですが、忘れがちな事です。
ちょっと文藝から離れたアプローチから話をします。
たとえばボクシングでは相手の試合映像を事前に入手して観たりします。当然粗探しはします。弱点を突くためです。
ですが、敵が強くなると当然突ける穴も小さくなります。世界のトップになると分かりやすい弱点を持っている選手はあんまりいません。
仮に弱点を突くとしても、自分が小さい穴を突けるレベルに達していなければいけないという前提があります。
例えば相手は左フックの打ち終わりに右ガードが下がるといった傾向があるとしますよね。それに対して、ガードを上げつつ、相手と同じタイミングで左フックのカウンターを打つ練習をするとしましょう。上手く当たればクロスカウンターです。
ですが、そうなると自分が左フックを打つ時には間違いなく右ガードが上がっていないといけないわけで、しかも試合では相手がパンチの軌道をインサイドに修正してくる可能性があるわけです。そして、当然相手も自分の映像を仕入れています。自分の弱点も修正しなければいけません。
何が言いたいかというと、相手の欠点を突いて闘うやり方には限界があるんですね。そこには必ず一定の実力が無いといけないわけです。
というわけで、たとえKDP界のトップクラスを引きずり下ろしても、自分の著作がクソのままだと商業出版はされないわけです(笑)。アイツもクソ、こいつもクソとなったらもうKDPというプラットフォーム自体が見限られてしまうでしょう。
だから喧嘩は無駄やっちゅうねん。
よく上から目線のレビューで「稚拙」という単語を見ますが、こういう物言いをするという事は半ば「私はわなびです」と宣言したようなものです。気をつけないと足がついてしまいますよ?
そんな事をやってるヒマがあったら自分の作品を書きましょう。当たり前ですが、忘れがちな事です。
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