ちょっと路線変更
- 2014/07/24
- 23:33
kdp名鑑さんに寄稿したショートショートに早速、新たなレビューを三件いただきました。レビューいただいた方、本当にありがとうございました。
新作の「神」は随分とヘンテコな作品だと思うのですが、それに対して好反応をいただけたのは嬉しい限りです。
「手料理」では「手紙は男の方に宛てた方が良かったのでは?」というご意見をもらいました。面白いので、ちょっとした自作解題をしてみようかと思います。当初、「手料理」で描かれている手紙の宛て先はご指摘の通り、妻ではなく男の方だったんですね。
ただ書いている内に、こういった狂気に駆られる女性というものは、ああいった状況になってもなお手放したはずの愛情を欲しがるのではないかと思いました。つまり、あの手紙を書いた女性は、まだ男の事を諦めておらず、あわよくば再び自分の手中に入れてしまおうという計算があるわけです。それで彼が手に入らないのなら、さっき食べたシチューが何で出来ているのかを伝える(=手に入らないのなら壊してしまえ)という二重の計算があるわけです。
その方が読者がヒヤっとして面白いなと思ったので、あえて手紙の宛て先は夫の方ではなく、すでにこの世にはいない人の方にしました。これが創作の裏側ですね。
さて、先日の記事では新作に取り掛かるといった発言をしましたが、ちょっと路線を変更します。まずはショートショートをあと二篇書き上げ、短編集としてリリースしてしまおうと思っています。そうすれば刊行ペースは落とさずにすみますからね。既に一つ目は着手しており、ショートショートのはずがなぜか5,000字を超えています(←ショートショートじゃないだろ、それ)。
ショートショートは読もうと思えば全部kdp名鑑さんで読めるので「買う人がいるのか」という指摘はあるかもしれませんが、まあ細かい事は気にしない(笑)。
総集編の方が読書環境は快適なのではないかと思うので、今までの短編を好きになっていただいた人が買ってくれたらなと思います。値段は最安値の99円で出します。
それではさっさと完成を急ぎます。製品版は気長に待っていて下さい。
新作の「神」は随分とヘンテコな作品だと思うのですが、それに対して好反応をいただけたのは嬉しい限りです。
「手料理」では「手紙は男の方に宛てた方が良かったのでは?」というご意見をもらいました。面白いので、ちょっとした自作解題をしてみようかと思います。当初、「手料理」で描かれている手紙の宛て先はご指摘の通り、妻ではなく男の方だったんですね。
ただ書いている内に、こういった狂気に駆られる女性というものは、ああいった状況になってもなお手放したはずの愛情を欲しがるのではないかと思いました。つまり、あの手紙を書いた女性は、まだ男の事を諦めておらず、あわよくば再び自分の手中に入れてしまおうという計算があるわけです。それで彼が手に入らないのなら、さっき食べたシチューが何で出来ているのかを伝える(=手に入らないのなら壊してしまえ)という二重の計算があるわけです。
その方が読者がヒヤっとして面白いなと思ったので、あえて手紙の宛て先は夫の方ではなく、すでにこの世にはいない人の方にしました。これが創作の裏側ですね。
さて、先日の記事では新作に取り掛かるといった発言をしましたが、ちょっと路線を変更します。まずはショートショートをあと二篇書き上げ、短編集としてリリースしてしまおうと思っています。そうすれば刊行ペースは落とさずにすみますからね。既に一つ目は着手しており、ショートショートのはずがなぜか5,000字を超えています(←ショートショートじゃないだろ、それ)。
ショートショートは読もうと思えば全部kdp名鑑さんで読めるので「買う人がいるのか」という指摘はあるかもしれませんが、まあ細かい事は気にしない(笑)。
総集編の方が読書環境は快適なのではないかと思うので、今までの短編を好きになっていただいた人が買ってくれたらなと思います。値段は最安値の99円で出します。
それではさっさと完成を急ぎます。製品版は気長に待っていて下さい。
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