「無敵の人」のストーリーをざっくり紹介
- 2023/02/03
- 01:13
せっかく12万字も書いたので、「無敵の人」のストーリーをざっくり説明しようかと思います。
はじめに、本作の主人公となる小幡ロキという男がいまして、この人は幼少期からYoutuber的な(あくまで的な)動画コンテンツを配信しています。
その時選択したハンドルネームがオバター。自身の名前をもじったのと、似たような名前のプロレスラー兼Youtuberがいた事からそう命名されています。
オバターはアクセス数を稼ぎたいがために、アッパーでスカートがめくれるのか、という動画を配信します。
結局アッパーの風圧ではスカートがめくれず、手で掴んでめくりあげた動画を配信したところ、これが大炎上。オバターは一度ネット社会から消えます。
その後アマチュアボクサーとしてはいまいちパッとしなかったオバターは、もう一度動画を配信しながらプロボクサーとして活動を始めます。
その背景には、プロのジムで担当トレーナーの大迫とそりが合わず、解散前の黒夢並みの不仲が発生した事から試合枯れという憂き目を見た事があります。
オバターは相変わらず炎上芸を駆使しつつ、新人AV女優の上原舞などをゲストへ呼び込む等、知名度を上げようと画策します。
ある日、上原舞からUFC3Mという格闘技団体を紹介されます。
それはUltraman Fighting Championship 3 Minuitseの略で、「3分限定の闘いであれば誰が最強なのか」というコンセプトをもとに設立された、非公認の格闘技大会でした。
名目上はスパーリングで、アマチュアやプロの団体から様々な格闘技選手を集めて闘わせるUFC3Mは、ネット社会で瞬く間に人気を加熱させていき、新しいコンテンツとしてその地位を確立していきました。
舞に見せられた動画には、五條豪(ごじょう ごう)というボクサーが出てきます。
その男は、全日本新人王選手権をすべて1ラウンドKOで優勝したものの、試合後に暴力事件を起こしてボクシング界を追放になったいわくつきのボクサーでした。
UFC3Mを主催している黒須奇跡(くろす みらくる)は五條の素質に惚れ込み、五條に挑戦する権利を賭けたボクシングのトーナメントをブチ上げます。
上原舞はそのトーナメントにオバターこと小幡ロキに参戦を持ち掛けます。
トレーナーとの不仲ですっかり腐っていた小幡は、このトーナメントに嬉々として参戦します。
果たして、小幡は五條へと辿り着けるのか?
そして、そこまでに待ち受ける「いわくつき」のボクサーとの勝敗はいかに……?
というお話になります。
ここから先はネタバレになりかねないので公開しませんが、最近流行りの某格闘技をモデルにしたお話ですね。
この時代にしか書けないというか、書くのであれば今しかないという話題を扱いました。
とはいえ風化するような内容でもなく、振り返ったら歴史的な資料めいた価値観も持つ作品になったのかなと思います。
敵キャラを特段ヤバい奴らにしたかったので、UFC3Mには裏で反社がスポンサーになっているという設定にしました。これはある意味馳星周的なテイストにしたかったというか、危険なイメージを作中で味付けしたかったものですので、元ネタになった団体(?)には特に他意はございません。
「そういうフィクション」として読んでいただければと思います。
仮にウケるとすれば今しかないかな~とも思うので、手に取った人は今読んで欲しいです。
ぜひ読んで下さい。
一番好きな作品かと訊かれると多分違いますが(笑)、客観的に完成度で言えば過去最高かもしれません。
実際に読んで、確かめていただけましたら幸いです。
はじめに、本作の主人公となる小幡ロキという男がいまして、この人は幼少期からYoutuber的な(あくまで的な)動画コンテンツを配信しています。
その時選択したハンドルネームがオバター。自身の名前をもじったのと、似たような名前のプロレスラー兼Youtuberがいた事からそう命名されています。
オバターはアクセス数を稼ぎたいがために、アッパーでスカートがめくれるのか、という動画を配信します。
結局アッパーの風圧ではスカートがめくれず、手で掴んでめくりあげた動画を配信したところ、これが大炎上。オバターは一度ネット社会から消えます。
その後アマチュアボクサーとしてはいまいちパッとしなかったオバターは、もう一度動画を配信しながらプロボクサーとして活動を始めます。
その背景には、プロのジムで担当トレーナーの大迫とそりが合わず、解散前の黒夢並みの不仲が発生した事から試合枯れという憂き目を見た事があります。
オバターは相変わらず炎上芸を駆使しつつ、新人AV女優の上原舞などをゲストへ呼び込む等、知名度を上げようと画策します。
ある日、上原舞からUFC3Mという格闘技団体を紹介されます。
それはUltraman Fighting Championship 3 Minuitseの略で、「3分限定の闘いであれば誰が最強なのか」というコンセプトをもとに設立された、非公認の格闘技大会でした。
名目上はスパーリングで、アマチュアやプロの団体から様々な格闘技選手を集めて闘わせるUFC3Mは、ネット社会で瞬く間に人気を加熱させていき、新しいコンテンツとしてその地位を確立していきました。
舞に見せられた動画には、五條豪(ごじょう ごう)というボクサーが出てきます。
その男は、全日本新人王選手権をすべて1ラウンドKOで優勝したものの、試合後に暴力事件を起こしてボクシング界を追放になったいわくつきのボクサーでした。
UFC3Mを主催している黒須奇跡(くろす みらくる)は五條の素質に惚れ込み、五條に挑戦する権利を賭けたボクシングのトーナメントをブチ上げます。
上原舞はそのトーナメントにオバターこと小幡ロキに参戦を持ち掛けます。
トレーナーとの不仲ですっかり腐っていた小幡は、このトーナメントに嬉々として参戦します。
果たして、小幡は五條へと辿り着けるのか?
そして、そこまでに待ち受ける「いわくつき」のボクサーとの勝敗はいかに……?
というお話になります。
ここから先はネタバレになりかねないので公開しませんが、最近流行りの某格闘技をモデルにしたお話ですね。
この時代にしか書けないというか、書くのであれば今しかないという話題を扱いました。
とはいえ風化するような内容でもなく、振り返ったら歴史的な資料めいた価値観も持つ作品になったのかなと思います。
敵キャラを特段ヤバい奴らにしたかったので、UFC3Mには裏で反社がスポンサーになっているという設定にしました。これはある意味馳星周的なテイストにしたかったというか、危険なイメージを作中で味付けしたかったものですので、元ネタになった団体(?)には特に他意はございません。
「そういうフィクション」として読んでいただければと思います。
仮にウケるとすれば今しかないかな~とも思うので、手に取った人は今読んで欲しいです。
ぜひ読んで下さい。
一番好きな作品かと訊かれると多分違いますが(笑)、客観的に完成度で言えば過去最高かもしれません。
実際に読んで、確かめていただけましたら幸いです。
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