短評
- 2022/04/23
- 00:31
睡眠時間を取らないといけないのでかなりやっつけな短評になりますが、セルパブではお馴染みの作家2名分の新作を読みました。
はじめに高橋熱氏の「ずぶずぶ: 疲れた中年を更に疲れさせる超短編小説集」
お馴染みのスタイルの短編集ですが、一つ一つの完成度が非常に高く、各短編のラスト2~3行あたりではっとさせられる切れ味はさすがですね。
プライスマッチでもしているのかは謎ですが、ずっと0円で無料にて読めるのもあり、ぜひ読んでほしい作品です。
次にお馴染みのヤマダマコト氏の新作である「夜汽車」。
こちらも短編が二つ収録された作品になりますが、ちょっとボリュームは多め。
ここ最近で読んだヤマダ氏の作品で一番好きかもしれません。中だるみせずホラー要素も含み、それでいて人間の描写で心理を描いている印象を受けました。
全体な作風は悔恨と邂逅でしょうか。ダジャレみたいになってますが(笑)。
あとがきで書かれていたようにグリーンマイルのオマージュ的な要素もあり、ふいにゾワっとこさせたり切なくさせたり、ここ最近ではすごく伸び伸びと書いている印象を受けました。
どちらの作品も共通するのは読後感の余韻がすごいんですね。
読んだ後、心に残る。
これって非常に重要な要素だと思うのです。
こういう掘り出し物があるからセルパブはやはりやめられないですね。
未読の人は軽い気持ちで読んでもらえたらと思います。
はじめに高橋熱氏の「ずぶずぶ: 疲れた中年を更に疲れさせる超短編小説集」
お馴染みのスタイルの短編集ですが、一つ一つの完成度が非常に高く、各短編のラスト2~3行あたりではっとさせられる切れ味はさすがですね。
プライスマッチでもしているのかは謎ですが、ずっと0円で無料にて読めるのもあり、ぜひ読んでほしい作品です。
次にお馴染みのヤマダマコト氏の新作である「夜汽車」。
こちらも短編が二つ収録された作品になりますが、ちょっとボリュームは多め。
ここ最近で読んだヤマダ氏の作品で一番好きかもしれません。中だるみせずホラー要素も含み、それでいて人間の描写で心理を描いている印象を受けました。
全体な作風は悔恨と邂逅でしょうか。ダジャレみたいになってますが(笑)。
あとがきで書かれていたようにグリーンマイルのオマージュ的な要素もあり、ふいにゾワっとこさせたり切なくさせたり、ここ最近ではすごく伸び伸びと書いている印象を受けました。
どちらの作品も共通するのは読後感の余韻がすごいんですね。
読んだ後、心に残る。
これって非常に重要な要素だと思うのです。
こういう掘り出し物があるからセルパブはやはりやめられないですね。
未読の人は軽い気持ちで読んでもらえたらと思います。
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