青木真也vs秋山成勲の所感と便乗
- 2022/03/27
- 23:10
前にも触れた青木真也vs秋山成勲が無事軽量オーバーもなく試合が行われました。
試合は秋山の完勝。
私は性格がクソ悪いので、個人的には青木が秋山の腕をボキっと追って一本勝ちという展開を期待していたのですが(笑)、応援していた青木が負けたにしてもこの展開は神がかっていました。本当に素晴らしい試合だったし、実は大嫌いだった秋山が好きな選手になりそうです(笑)。
分析としては青木は絶対的なチャンスを1ラウンドで掴んでおきながら極めきれなかったので精神的に「さてどうしようか」と気を抜いているところを、予想外にスタミナの残っていた秋山の速いパンチに対応出来ず効かされた感がありました。
サウスポーにはいきなりの右が有効なのと、モーションが無く速さに特化した右をジャブ代わりに使っていた秋山は正攻法でも賢い闘い方をしたと言っても良かったのではないでしょうか。
青木も左ミドルで勢いを止めようとしましたが、打撃は正直あんまりうまくないというか、モーションが分かりやすいので突進を読めるための抑止力となっておらず、逆に打ち終わりの軸が崩れたところを狙われた感があります。
結果論にはなりますが青木が勝つにはやはり1ラウンドで完全に極めてしまうべきだった。
後は2ラウンドに入ったら中途半端な打撃で勝負するのではなく、潜り込んで足関節あたりを狙ってもよかったのかなと思います。
まあ、いい試合でした。プロレス的にも最高のギミックというか、ガチで憎み合っている二人が「殺し合いになる」空気を孕みながら試合へと向かっていった。これはプロレスでもなかなか出せないストーリー性があったのだと思います。
最近はUFCとかどんどん強い選手が出てきて強さの飽和状態というか、格闘技マンガにありがちな「強さの飽和状態」を感じていたところもあったので、今回の「人間が闘ってる」部分が強調される試合は、たとえ世界一を決める闘いでなかったとしても非常に魅力があったなと。
私は実地で闘う側から退いてずいぶんと経ちますけど、やはり格闘技っていうのは見世物なんだなと。そしてどのような受け手でもそういった人間のドラマや息遣いを感じられる闘いには魅力を感じるものなのだなと妙に納得した今日この頃です。
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24,000字ぐらいしかないのですぐ読み終わります。
試合は秋山の完勝。
私は性格がクソ悪いので、個人的には青木が秋山の腕をボキっと追って一本勝ちという展開を期待していたのですが(笑)、応援していた青木が負けたにしてもこの展開は神がかっていました。本当に素晴らしい試合だったし、実は大嫌いだった秋山が好きな選手になりそうです(笑)。
分析としては青木は絶対的なチャンスを1ラウンドで掴んでおきながら極めきれなかったので精神的に「さてどうしようか」と気を抜いているところを、予想外にスタミナの残っていた秋山の速いパンチに対応出来ず効かされた感がありました。
サウスポーにはいきなりの右が有効なのと、モーションが無く速さに特化した右をジャブ代わりに使っていた秋山は正攻法でも賢い闘い方をしたと言っても良かったのではないでしょうか。
青木も左ミドルで勢いを止めようとしましたが、打撃は正直あんまりうまくないというか、モーションが分かりやすいので突進を読めるための抑止力となっておらず、逆に打ち終わりの軸が崩れたところを狙われた感があります。
結果論にはなりますが青木が勝つにはやはり1ラウンドで完全に極めてしまうべきだった。
後は2ラウンドに入ったら中途半端な打撃で勝負するのではなく、潜り込んで足関節あたりを狙ってもよかったのかなと思います。
まあ、いい試合でした。プロレス的にも最高のギミックというか、ガチで憎み合っている二人が「殺し合いになる」空気を孕みながら試合へと向かっていった。これはプロレスでもなかなか出せないストーリー性があったのだと思います。
最近はUFCとかどんどん強い選手が出てきて強さの飽和状態というか、格闘技マンガにありがちな「強さの飽和状態」を感じていたところもあったので、今回の「人間が闘ってる」部分が強調される試合は、たとえ世界一を決める闘いでなかったとしても非常に魅力があったなと。
私は実地で闘う側から退いてずいぶんと経ちますけど、やはり格闘技っていうのは見世物なんだなと。そしてどのような受け手でもそういった人間のドラマや息遣いを感じられる闘いには魅力を感じるものなのだなと妙に納得した今日この頃です。
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