手を出してはいけない女チェックリスト3

無駄に色仕掛けをする。頑張ったらヤれそうな雰囲気をわざと出している

　どちらかというと呑み屋のお姉ちゃんが使うテクニックかもしれませんが、「頑張ったらヤれそうだな」と男性に思わせ、絶妙な駆け引きでペースを握るというのは割と昔からあった女性の武器と呼ばれるものの一つです。

　愚かな男性はこの落とし穴と書いてあるような落とし穴に、ものの見事にかかります。

　具体的にどういった空気がそうなのか言い表すのは難しいのですが、あえて言うなら全身からやや多めの色気を滴らせているのです。それが何なのか訊かれると非常に回答が難しいのですが、顔の美醜に限らずそういったフェロモンを出せる方は殿方を骨抜きにしてしまいます。

　彼女達はこのフェロモンを悪用……いや、実に巧みに利用します。

　まあ、これが幸せになれる女性の色仕掛けならまだ問題は無いのですが、彼女達の毒牙にかかると、生命力そのものをもがれたエンジェルと成り果てます。

　女郎蜘蛛の巣めいた罠からいかに逃れるか……。正直なところ、いくらか痛い目に遭った者でないとその危険を察知するのは難しいと思われます。

　あえて特徴を挙げるなら、ヤバい女の色仕掛けはわりと露骨で大根役者っぽいところがあります。ナチュラルな色気というよりは、無理してキャラを作っているような感じです。

　具体的に言うならくっつくフリをして胸を押し付けてきたり、腿をさすってきたり、わざと顔を近付けて目を潤ませるといった、わりとベタな手を使ってきます。はっきり言って実地でやられるとかなり嘘くさく感じるのですが、その感覚は間違えていません。

　それを少しでも感じられたなら、違和感が確信へと変わる前に一度距離を取るといいでしょう。

　ゆめゆめ食べに行ったら食べられていた、という事が無きよう気を付ける事です。