変に感銘を受けた話
- 2021/05/18
- 22:44
目下絶賛だだスベり中ですが、「愛の惨禍」の無料キャンペーンはまだ続いています。
今回はまったく感想が書かれそうにない気が……(笑)。
それはそれとして、実はすでに次回作に着手しています。臨時的に執筆時間が出来ているので、遊んでいる場合じゃねえなと。
次回作はかねてから忌川タツヤ氏が望んでいた、ロックマン的に相手の技を吸収するバトル物を書けたらいいなと。いいな、程度なので変わる可能性大ですけど(笑)。
作風で言えばかつて書いた「暴っちゃん」をもうちょっと馳星周寄りの文体にした感じになりそうな感じですね。三人称ですね。前は一人称ばっかり書いてましたけど、最近は三人称が多いような。
で、束の間の少しだけ余裕が出来た時間に、Kindle Unlimitedeで「見せたがりの露乃ちゃん」という漫画を読んだのですよ。
なんとワキフェチに特化したすげえマニアックな作品なんですけど(笑)、読んでみるとこれが面白い。レビューが200個以上付いているのですが、誰も口には出さないけど、心のどこかでは待っていた作品だったのでしょう。
内容的には王道の(?)ラブコメというか、おさえるところはしっかりおさえている感じなのですが、こういうのを見るとね、なんていうか、左一本で試合に勝っちゃうボクサーとかを思い浮かべるのですよ。要はどんな素材も使い方次第でいかようにも武器になるという事ですね。
読んでもらえれば分かりますが、そこまで真新しい事はやっていませんし、ただ自分のやりたい事を徹頭徹尾貫いているというか、そのような印象を受けました。ただ作者が自分のやるべき事を知っているので、ものすごく安定した感じがあるというか、「俺が書きたいのはこれだ」というのが全面に出ていて好きですね。
ある意味根幹的な要素をパクるのであれば、自分の作品が共通して持っているエッセンスを何十通りものパターンで作品にする技能は存在するし、それをやっていれば才能が枯渇する事もないのかなと。
現に次回作も「愛の惨禍」の一部を使いまわしているというか、よく言えば作品同士のリンクなんですけど、そういう意味で作品の共有部分みたいなのをもっと活かしていければいいなとも思いました。
ちなみに現時点での次回作のタイトルは
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