リリース前にパクっていた話と「虫かごのネメシス」の裏話
- 2020/10/10
- 23:38
執筆から解放されて深町秋生の「煉獄の獅子たち」を読みました。
これは前作「ヘルドッグス 地獄の犬たち」の続編なのですが、今回は前作よりも時系列的に前の話ですね。今回もすげえ面白かった。
私が知らぬ間にパクってしまったのか、それともどこかで魂が共鳴してしまったのかは分からないのですけど、重要人物の名前が最新作の「虫かごのネメシス」のカブっているんですよね(笑)。
「煉獄の獅子たち」に出てくる主人公の元カノ(すでに死亡)は七美っていう名前で、「虫かごのネメシス」のヒロイン(?)にあたるキャラは深田七海(ふかだ ななみ)なんですよね。
まあ、名前の元ネタは深田えいみをちょっともじったやつなんですけど(笑)。想像していた顔が似ていたので。
その他にも似ている名前の登場人物が出てくるので、深町秋生が好きすぎて「とうとう新作が出る前にパクっちゃったか」と妙に感心しています(笑)。
冗談はさておき、「虫かごのネメシス」を久しぶりに読み返しています。
書いている時は全然自覚が無かったのですが、これ、誰かさんの言葉を借りるならネオ家族小説ですね。かなりいびつな感じですけど(笑)。
以下ちょっとネタバレも含めながら話していきます。
主人公は捨て子で、施設で育ったのちに里親へのところへと行くのですが、そこでも虐待に遭いながら義姉にあたる舞とできてしまう。中学生のくせに毎日親の目を盗んではヤりまくっていた事が発覚し、激高した義父をゴルフクラブで返り討ちにして逃げ、シングルマザーのぼったくりキャバ嬢である七海に惹かれていく。
このあたりが家族の温もりを知らなかった者が家族の温かみを求めてもがき進んで行く姿を象徴しているのかなとも思うのです。狙って書いたというよりは、書いてみたら結果そうなっていたような感じだったのでしょうか。推敲中に気付いてそういうストーリーの方へと寄せていった気がしますが。
「PCM」のB面シングル的な作品といった表現をしましたが、そういう意味では今作はより人間の描き方が生々しいのかなとも思うのです。
最後をああいう終わり方にしたのも、あえて余白を作る事によって読者が幸せな結末も不幸な結末も想像出来るようにしようと考えた末でした。最後の最後で死亡フラグを張りまくっていた黒崎さんは生きていけるのか? みたいな。
ぶっちゃけプロットにはどういう敵と闘うかしか書いていなかったのでストーリー部分はほとんどアドリブで書いているのですが、読み返すと天才ですね(笑)。
これだけのものが行き当たりばったりで書けるのですから、次回作も似たような感じで毎日400字書いて翌日休み時間に読み直して推敲→また400字書くというサイクルを繰り返せば、ゆっくりではありますけどまた次回作書けるなと。
ひとまずはこのセルパブに寄稿用の推しパブコラムどうしようとか、今回は小説寄稿するんだろうかとか(今のところ予定無し)色々考えているので、それが落ち着いたらまた新作かなと。
これは前作「ヘルドッグス 地獄の犬たち」の続編なのですが、今回は前作よりも時系列的に前の話ですね。今回もすげえ面白かった。
私が知らぬ間にパクってしまったのか、それともどこかで魂が共鳴してしまったのかは分からないのですけど、重要人物の名前が最新作の「虫かごのネメシス」のカブっているんですよね(笑)。
「煉獄の獅子たち」に出てくる主人公の元カノ(すでに死亡)は七美っていう名前で、「虫かごのネメシス」のヒロイン(?)にあたるキャラは深田七海(ふかだ ななみ)なんですよね。
まあ、名前の元ネタは深田えいみをちょっともじったやつなんですけど(笑)。想像していた顔が似ていたので。
その他にも似ている名前の登場人物が出てくるので、深町秋生が好きすぎて「とうとう新作が出る前にパクっちゃったか」と妙に感心しています(笑)。
冗談はさておき、「虫かごのネメシス」を久しぶりに読み返しています。
書いている時は全然自覚が無かったのですが、これ、誰かさんの言葉を借りるならネオ家族小説ですね。かなりいびつな感じですけど(笑)。
以下ちょっとネタバレも含めながら話していきます。
主人公は捨て子で、施設で育ったのちに里親へのところへと行くのですが、そこでも虐待に遭いながら義姉にあたる舞とできてしまう。中学生のくせに毎日親の目を盗んではヤりまくっていた事が発覚し、激高した義父をゴルフクラブで返り討ちにして逃げ、シングルマザーのぼったくりキャバ嬢である七海に惹かれていく。
このあたりが家族の温もりを知らなかった者が家族の温かみを求めてもがき進んで行く姿を象徴しているのかなとも思うのです。狙って書いたというよりは、書いてみたら結果そうなっていたような感じだったのでしょうか。推敲中に気付いてそういうストーリーの方へと寄せていった気がしますが。
「PCM」のB面シングル的な作品といった表現をしましたが、そういう意味では今作はより人間の描き方が生々しいのかなとも思うのです。
最後をああいう終わり方にしたのも、あえて余白を作る事によって読者が幸せな結末も不幸な結末も想像出来るようにしようと考えた末でした。最後の最後で死亡フラグを張りまくっていた黒崎さんは生きていけるのか? みたいな。
ぶっちゃけプロットにはどういう敵と闘うかしか書いていなかったのでストーリー部分はほとんどアドリブで書いているのですが、読み返すと天才ですね(笑)。
これだけのものが行き当たりばったりで書けるのですから、次回作も似たような感じで毎日400字書いて翌日休み時間に読み直して推敲→また400字書くというサイクルを繰り返せば、ゆっくりではありますけどまた次回作書けるなと。
ひとまずはこのセルパブに寄稿用の推しパブコラムどうしようとか、今回は小説寄稿するんだろうかとか(今のところ予定無し)色々考えているので、それが落ち着いたらまた新作かなと。
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