「鬼嫁探偵」書評
- 2020/09/05
- 01:16
このセルパブがすごいも近付いてきたので色々と作品を読んでいるんですけど、読むタイミングを待っていた作品を一つ読了しました。
わりと個人出版の世界では有名作らしい(?)「鬼嫁探偵」ですね。
タイトルに惹かれたというのは結構あったかもしれません。私自身が女性に虐げられて生きてきた人生なので(笑)。ジョークです。
さて、事前情報はほぼ無しで読んだので、なんとなしにワトソン役に当たる主人公がすげえ怖い嫁に虐げられながら難事件を色々と解決していくのかな~なんて思っていたんですが、違いました。
これ、ダンナが事件の犯人なんです。というか、罪状は浮気ですけど(笑)。
冒頭では小悪魔系の同僚、小坂さんを奥さん不在中の家へと連れ込んだ主人公が日頃の溜まりに溜まった性欲を爆発させます。性描写は無いですが。
浮気の痕跡を隠すべく、寒いのに窓を全開にして匂いを消したり、髪の毛を回収して念入りに捨てたりと痕跡隠しに奔走する主人公。
ですが、奥さんの優はそれを恐ろしいまでの勘と、それを補完する頭脳で主人公を追い込んでいきます(笑)。だんだん精神的にやられていく主人公。でも、なんか笑ってしまう(笑)。
加えてビジネスライクだったはずの浮気相手の小坂さんも小悪魔をこじらせて、というか、メンヘラをこじらせて仲間割れをしはじめます。地獄絵図。見ているのは他人の不幸なのに、なぜか笑いが止まらない(笑)。
と、そんな感じでストーリーは進んでいくのですが、あんまり読んだ事の無いタイプの話というか、死体が出ないのに精神的な駆け引きがあるのはすごいですね。しかも、主人公どう足掻いても勝てないし(笑)。
なんだか、金田一シリーズの「犯人たちの事件簿」を思い出しましたね。
こういうミステリって平和でいいなというか(当事者にとっては修羅場以外の何物でもないですが 笑)いい意味で個人出版的な自由さを感じましたね。
おそらく投票の候補になるでしょう。
読みやすかったので結構一気に読めますよ。
わりと個人出版の世界では有名作らしい(?)「鬼嫁探偵」ですね。
タイトルに惹かれたというのは結構あったかもしれません。私自身が女性に虐げられて生きてきた人生なので(笑)。ジョークです。
さて、事前情報はほぼ無しで読んだので、なんとなしにワトソン役に当たる主人公がすげえ怖い嫁に虐げられながら難事件を色々と解決していくのかな~なんて思っていたんですが、違いました。
これ、ダンナが事件の犯人なんです。というか、罪状は浮気ですけど(笑)。
冒頭では小悪魔系の同僚、小坂さんを奥さん不在中の家へと連れ込んだ主人公が日頃の溜まりに溜まった性欲を爆発させます。性描写は無いですが。
浮気の痕跡を隠すべく、寒いのに窓を全開にして匂いを消したり、髪の毛を回収して念入りに捨てたりと痕跡隠しに奔走する主人公。
ですが、奥さんの優はそれを恐ろしいまでの勘と、それを補完する頭脳で主人公を追い込んでいきます(笑)。だんだん精神的にやられていく主人公。でも、なんか笑ってしまう(笑)。
加えてビジネスライクだったはずの浮気相手の小坂さんも小悪魔をこじらせて、というか、メンヘラをこじらせて仲間割れをしはじめます。地獄絵図。見ているのは他人の不幸なのに、なぜか笑いが止まらない(笑)。
と、そんな感じでストーリーは進んでいくのですが、あんまり読んだ事の無いタイプの話というか、死体が出ないのに精神的な駆け引きがあるのはすごいですね。しかも、主人公どう足掻いても勝てないし(笑)。
なんだか、金田一シリーズの「犯人たちの事件簿」を思い出しましたね。
こういうミステリって平和でいいなというか(当事者にとっては修羅場以外の何物でもないですが 笑)いい意味で個人出版的な自由さを感じましたね。
おそらく投票の候補になるでしょう。
読みやすかったので結構一気に読めますよ。
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