やりすぎた説
- 2020/06/02
- 23:31
最近LUNA SEAの特番で知った曲。一日10回ぐらい聴いていますね(笑)。
さて、「PCM」の影に隠れてすっかり地味なイメージになってしまっている「ギャルと狂い蜂」ですけど、相乗効果もあってか売上自体はそこまで悪くない。良くもないですが(笑)。
だいたい1ページ目を読んでくれれば大体の人が最後まで読んでくれているようです。
で、最近になってボクシング系の小説を見つけまして、読んでみたら結構面白かったです。
元アマチュアボクサーの高校教師が新しく赴任した女子高でボクシングを教えていく話なのですが、取材を頑張ったのか、「身内」にはよく分かるあるあるなんかがあり、ボクシングの試合シーン同様に楽しめましたね。
強いて欲を言うなら試合の描写がライトになりすぎたというか、もうちょっと駆け引き的なものをリアルに描写してほしかったかなというのはありますが、まあ、女子の試合になるとそこまで高度な事はやならないのかなとも。
で、思ったんですけど、「ギャルと狂い蜂」はキックボクシングですけど、ちょっとキャラを強くし過ぎたんじゃないかと。
ちなみに参考にした試合が魔裟斗VS山本KID徳郁の一戦目でして、インローを蹴ってるな~と思いながらどのようにサウスポーに対して効果的な攻撃を加えるかを観察しながら作品を書いていきました。
ちなみに蜂谷ルナのモデルはミルコ+はじめの一歩に出てくる沢村ですかね。キレがヤバいタイプの選手という設定で。
自分で読み返してこれ、ぺーぺーの女子選手にしてはあまりにも強すぎるんじゃねえかと思ったんですけど、キックボクサーだった如月さんの視点からだったらどう映るんでしょうね?
あとはK-1で武尊の試合とかを参考にしましたね。アウトサイドから左ローを強く蹴るところとか(マニアック過ぎますね)。
この際書いてしまったものは仕方がないので、まあフィクションですからで通そうと思っています(笑)。無茶苦茶な設定に説得力を持たせるのが物語の力ですからね。
次回作、本当はさっさと書きたいんですけど、なんかずいぶん先になりそう。
「PCM」で読者との公約点はある程度見えてきたので、決して媚びる事無く、読む側にとって面白く、かつ自分も書いていて楽しい作品を提供していきたいですね。
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