大は小を兼ねる
- 2019/04/26
- 17:00
久方ぶりに意識高い系の話なんですけど、スポーツであれ文藝であれ、はたまたどのような種別の主題であれ、細部にこだわるというやり方は自滅を招きます。
いや、もう少しだけ言うなら細部「だけ」にこだわると自滅します。
分かりやすい例を挙げると、たとえばフィギュアスケートあたりで「指先まで神経が行き渡ってますね」みたいな事を解説が言うじゃないですか。
まあ、賭けてもいいですが、そうやって指先まで神経が行き渡っているような動きをする選手っていうのは指先には注意を置いていないのです。
実際のところ選手の注意っていうのは全域に行き渡っており、本人の感覚も大体の事しか考えていません。
私は小さいところに嵌まり込んで大綱を見過ごす現象を小技地獄と読んでいるのですが、小さい技巧ばかりに目を向けた時に嗚呼なんと全体が縮こまる事か。
これは物書きにも通じる事なんですけど、大事なのは遠くから見てすげえと思えるかどうかなんですよね。まあ、ちょっとブーメランな感じがしないでもないですが(笑)。
誤字脱字なんて我慢出来る範疇で収まっていれば校閲とかの外注に頼んじゃえばいいし、分かる人にしか分からない小技の集積で物語を作っても多くの人には伝わりません。
しょうがないです。そういう作りかたをしちゃってるんですから。
なので、創作であれスポーツであれ、小技地獄に嵌まるような細部ばかりを気にするメソッドは捨て去りましょう。
小技が出来ていると賞賛される人はまず大技というか、基本が出来ているのです。
小枝が幹の代わりを出来ないように、小技は幹にはなり得ません。
まずは大体出来ているかどうかに目を向けてみましょう。細部にこだわるのはその後です。
いや、もう少しだけ言うなら細部「だけ」にこだわると自滅します。
分かりやすい例を挙げると、たとえばフィギュアスケートあたりで「指先まで神経が行き渡ってますね」みたいな事を解説が言うじゃないですか。
まあ、賭けてもいいですが、そうやって指先まで神経が行き渡っているような動きをする選手っていうのは指先には注意を置いていないのです。
実際のところ選手の注意っていうのは全域に行き渡っており、本人の感覚も大体の事しか考えていません。
私は小さいところに嵌まり込んで大綱を見過ごす現象を小技地獄と読んでいるのですが、小さい技巧ばかりに目を向けた時に嗚呼なんと全体が縮こまる事か。
これは物書きにも通じる事なんですけど、大事なのは遠くから見てすげえと思えるかどうかなんですよね。まあ、ちょっとブーメランな感じがしないでもないですが(笑)。
誤字脱字なんて我慢出来る範疇で収まっていれば校閲とかの外注に頼んじゃえばいいし、分かる人にしか分からない小技の集積で物語を作っても多くの人には伝わりません。
しょうがないです。そういう作りかたをしちゃってるんですから。
なので、創作であれスポーツであれ、小技地獄に嵌まるような細部ばかりを気にするメソッドは捨て去りましょう。
小技が出来ていると賞賛される人はまず大技というか、基本が出来ているのです。
小枝が幹の代わりを出来ないように、小技は幹にはなり得ません。
まずは大体出来ているかどうかに目を向けてみましょう。細部にこだわるのはその後です。
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