嫌な童話
- 2019/02/26
- 17:00
むかしむかし、あるところに一人の王子がいました。
王子はどうしようもない女ったらしで、国民から徴収した税金でお気に入りの売春宿に毎日通い、そのたびに使いのものが不祥事をもみ消すために王子を迎えにいきました。
どうしようもない王子ではありましたが、仮にも次期王座につくお方です。家来も裏では「バカ王子」とののしっておきながら、表立っては王子を批判できませんでした。
そんなある日、王子は行き着けの売春宿で運命の出会いを果たします。
その売春婦はとても美しく高貴な匂いを漂わせていたので、王子は彼女の出自についてあれこれと訊いてみました。
すると、どうも彼女は没落貴族の娘だったそうで、落ちぶれた一家の家計を支えるために自分を犠牲にするしかなかったとのことでした。
これを聞いた王子はたいそうショックを受けて、王様に「この国から売春宿を一掃するように」とお願いをしました。
もう彼女のような犠牲者を出したくなかったというのもありましたし、王子はくだんの売春婦を本気で好きになっていました。
堕落しまくっていた王子の心変わりに王はたいへんよろこび、王は彼の希望通りに売春宿を法律で禁止にしました。
これで一人の女性を救った。
そう思った王子は、かつての売春宿だった建物へと向かいました。あの聖女のような売春婦をじぶんの妃にしようと密かに考えていました。
ところが、売春宿はまったく違う建物に使われており、話を聞くに、あの売春宿にいた女性達は遠くの国へと逃げていったとの事でした。
遠国だと売春婦はより過酷な環境で生きていかないといけないとのことです。
王子がやったことは一人の女性を救うことではなく、たくさんの女性をさらなる不幸に追いやっただけでした。
もう少しやり方があったんじゃないか?
そう考える頃にはもう遅く、帰ったら隣国のブスとのお見合いがセッティングされていました。
ブスの肖像画を見た王子は、セフレを作ろうと決めました。
王子はどうしようもない女ったらしで、国民から徴収した税金でお気に入りの売春宿に毎日通い、そのたびに使いのものが不祥事をもみ消すために王子を迎えにいきました。
どうしようもない王子ではありましたが、仮にも次期王座につくお方です。家来も裏では「バカ王子」とののしっておきながら、表立っては王子を批判できませんでした。
そんなある日、王子は行き着けの売春宿で運命の出会いを果たします。
その売春婦はとても美しく高貴な匂いを漂わせていたので、王子は彼女の出自についてあれこれと訊いてみました。
すると、どうも彼女は没落貴族の娘だったそうで、落ちぶれた一家の家計を支えるために自分を犠牲にするしかなかったとのことでした。
これを聞いた王子はたいそうショックを受けて、王様に「この国から売春宿を一掃するように」とお願いをしました。
もう彼女のような犠牲者を出したくなかったというのもありましたし、王子はくだんの売春婦を本気で好きになっていました。
堕落しまくっていた王子の心変わりに王はたいへんよろこび、王は彼の希望通りに売春宿を法律で禁止にしました。
これで一人の女性を救った。
そう思った王子は、かつての売春宿だった建物へと向かいました。あの聖女のような売春婦をじぶんの妃にしようと密かに考えていました。
ところが、売春宿はまったく違う建物に使われており、話を聞くに、あの売春宿にいた女性達は遠くの国へと逃げていったとの事でした。
遠国だと売春婦はより過酷な環境で生きていかないといけないとのことです。
王子がやったことは一人の女性を救うことではなく、たくさんの女性をさらなる不幸に追いやっただけでした。
もう少しやり方があったんじゃないか?
そう考える頃にはもう遅く、帰ったら隣国のブスとのお見合いがセッティングされていました。
ブスの肖像画を見た王子は、セフレを作ろうと決めました。
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