やはり私は天才だった話
- 2019/01/28
- 17:00
先日に発売というか無料配布でランキング総合2位(!)という驚異的な記録を達成したこのブログでもいくらか言及してきた「このセルフパブリッシングがすごい! 2019年版」ですが、先日にも申し上げました通り、本書には芥川龍之助平名義で書いた「華」が掲載されています。
読んだら分かるとは思うのですが、「華」は本家の「鼻」と実質的に訴えたい事はほぼ同じです。より分かりやすくするという意味では「華」は「鼻」の超訳小説とも取れるでしょう。ナハナハ。
一部からリアクションがあったのもあり、調子に乗って本家芥川龍之介の作品をパク……もとい、参考にするべく無料本を漁っていたところ、猿蟹合戦なる作品があるのを発見しました。
桃太郎は有名だったので知っていたのですが、まさかパロディーで猿蟹合戦まで書いているとは知りませんでした。
本作は報復を果たした蟹一族の後日談なのですが、流石にいいところを突いているというか、あえて皆が目を逸らしていたところにまた目を向けさせる辺りが好きでしたね。
これとまったく同じベクトルの発想で書いたのが「鬼娘の千倍返し」でした。
報復は報復しか生みませんよというなかなか説教くさいおふざけ話でございます。
やはり古今も作家の描きたいものは同じなのかもしれません。
誰にも教わらずに芥川の作品と同じ事をやり、そして思いつきで芥川をパクっている。これで誰かが私をパクったら興味深い系譜が出来るのではないかと思います。
とても短い話で鼻クソでもほじりながら書いたんだろうなと思わせる部分がありながらも、それでもどこか妙な鋭さを持つ作品なのは間違いない。
先人に倣い、クソくだらない事を全力でやっていこうかと思います。
読んだら分かるとは思うのですが、「華」は本家の「鼻」と実質的に訴えたい事はほぼ同じです。より分かりやすくするという意味では「華」は「鼻」の超訳小説とも取れるでしょう。ナハナハ。
一部からリアクションがあったのもあり、調子に乗って本家芥川龍之介の作品をパク……もとい、参考にするべく無料本を漁っていたところ、猿蟹合戦なる作品があるのを発見しました。
桃太郎は有名だったので知っていたのですが、まさかパロディーで猿蟹合戦まで書いているとは知りませんでした。
本作は報復を果たした蟹一族の後日談なのですが、流石にいいところを突いているというか、あえて皆が目を逸らしていたところにまた目を向けさせる辺りが好きでしたね。
これとまったく同じベクトルの発想で書いたのが「鬼娘の千倍返し」でした。
報復は報復しか生みませんよというなかなか説教くさいおふざけ話でございます。
やはり古今も作家の描きたいものは同じなのかもしれません。
誰にも教わらずに芥川の作品と同じ事をやり、そして思いつきで芥川をパクっている。これで誰かが私をパクったら興味深い系譜が出来るのではないかと思います。
とても短い話で鼻クソでもほじりながら書いたんだろうなと思わせる部分がありながらも、それでもどこか妙な鋭さを持つ作品なのは間違いない。
先人に倣い、クソくだらない事を全力でやっていこうかと思います。
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