「電脳猟奇」を読んだらメシがまずくなった
- 2019/01/25
- 17:00
先日にちょっと紹介した忌川さん情報からゲッツした「電脳猟奇」をようやく読み終わりました。しかし読み終えるのに時間がかかりました。理由はメシがまずくなるから(笑)。
1998年の作品だそうで読んでいると時代を感じるところはあるんですけど、そこがまた味わいというか、妙にリアルな感じがあってワクワクしましたね。
内容はねえ、本当に私でも「痛い痛い痛い痛い」って言いたくなるような暴力描写が満載でして(笑)、これって今の小説だと本屋に置いてもらえないんじゃないか? という感覚もありました。まず売れないし。
ですがよくよく読んでいると現代社会の孕んでいる問題を予言しているというか、先日話題になった高校生のツイッター炎上事件なんかも概要的には言い当てているんですよね。その部分については時代の味わいもあいまってすげーなと。
あとがきで著者が「データはなくならないと言うが進化していくハードごとにデータを保存していかないと案外データなんて簡単に無くなってしまう」といった内容の発言をしているのですが、それを読んで身につまされるものがあったというか、それが私自身が書き続ける理由なのかもしれません。
そうなると自著もデータを無くした時用に紙にして残しておいた方がいいのかなという漢字も……。
色々と考えさせられましたね。
あと、本作は「えっ? そこで終わるんすか?」みたいなところもあって、やたらとインディーズっぽいんですよね(笑)。わざとそうやったのでしょうか?
クセがあるのは間違いないのですが、そこも楽しめる要素ではあるかなと。
またメシがまずくなる覚悟が固まったら読んでみようかなと思っております。
たけし映画とかホラー映画がダメな人は多分読みきれないでしょう。
1998年の作品だそうで読んでいると時代を感じるところはあるんですけど、そこがまた味わいというか、妙にリアルな感じがあってワクワクしましたね。
内容はねえ、本当に私でも「痛い痛い痛い痛い」って言いたくなるような暴力描写が満載でして(笑)、これって今の小説だと本屋に置いてもらえないんじゃないか? という感覚もありました。まず売れないし。
ですがよくよく読んでいると現代社会の孕んでいる問題を予言しているというか、先日話題になった高校生のツイッター炎上事件なんかも概要的には言い当てているんですよね。その部分については時代の味わいもあいまってすげーなと。
あとがきで著者が「データはなくならないと言うが進化していくハードごとにデータを保存していかないと案外データなんて簡単に無くなってしまう」といった内容の発言をしているのですが、それを読んで身につまされるものがあったというか、それが私自身が書き続ける理由なのかもしれません。
そうなると自著もデータを無くした時用に紙にして残しておいた方がいいのかなという漢字も……。
色々と考えさせられましたね。
あと、本作は「えっ? そこで終わるんすか?」みたいなところもあって、やたらとインディーズっぽいんですよね(笑)。わざとそうやったのでしょうか?
クセがあるのは間違いないのですが、そこも楽しめる要素ではあるかなと。
またメシがまずくなる覚悟が固まったら読んでみようかなと思っております。
たけし映画とかホラー映画がダメな人は多分読みきれないでしょう。
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