影の功労がまったく見つけてもらえません
- 2018/10/12
- 17:00
他作家からよく無頼漢のように喩えられる私ではありますが、無頼漢と言うよりは昔ハマった海外プロレスのヒールをお手本にしているやうな気がいたします。
ヒールが大人しくしていてもいけませんし、良いヒールはそれがヤラセだと分かっていても視聴者に嫌悪感を抱かせる事が出来ます。
何も自分がそのやうにヒールを演じられていると言うつもりはありませんが、ただでさえ埋もれやすいネット社会で「目につく奴」でいる事は無視出来ない能力のやうにも思えます。
そんな私ですが、バックステージと言いますか、仲間とのコラボ等をやる際は結構真面目に活動していたりします。出が体育会なので。
ただ、白鳥が水面より上では極めて優雅に見えるやうに、あまり努力というものを「僕はこんなに頑張ってるんですぅ~」みたいな見せびらかし方をするのは好みませんし、そのような宣伝をするお方は大嫌いでございます。本当に嫌いなのです。
努力を見せたところで作品の評価が上がるわけではありませんし、仮に上がったのであればそれは同情のやうな何かであり、作品そのものの評価などではないのです。
だから私はそういった努力を一切見せず、水面下では慎重に「これやってもいいっすか?」と他の人に許可を取ったりしているわけです。芸人が楽屋裏で礼儀正しいのと同じでございますね。
ただ、これには欠点もございまして、裏で「コラム書いて下さい」と言われても私が「頼まれなかったけどコラムをこっちから勝手に書いてやったぜ」という物言いをするものですから、表層上のものしか見ていない人には真実は本当にそのやうにしか映らなかったやうなのです。
嗚呼、自業自得とはいえ、割とこういった活動では滅私奉公と言いますか、自分の利益は捨てた上での活動が多かったのだと思います。
見ている側ももうちょっと大人だろうとは思っていたのですが、表面上のやりとりや立ち居振る舞いから真実の姿を見出せる人は存外に少なかったやうで、つまるところ私のツンデレ的献身はついぞほとんどの読者というか、個人作家には見出されなかったやうなのです。
まあこれには私自身にも責任がございます。
少なくともそういった活動をした時には見返りは求めていませんでしたし、求めれば何かがおかしくなると本能的に知っておりました。ですからあえて自分に利益が無いと知りながらも、利益度外視で貢献をしてきた事もあったのです。
ですが、さすが文明だけが発達したハイテク石器時代と言いますか、脊椎反射社会というところでしょうか、善行を隠すやうに生意気な発言をすると、おおよそはその生意気な部分しか見てもらえません。
これは計算外でございました。
学校の不良がおばあちゃんに席を譲ってるのを見て同級生が胸キュンになるやうな、そのやうなロマンスを幾ばくか期待していないでもありませんでしたが、やはり言いたい事をはっきり言わないと通じないこんな世の中じゃポイズンになりますと、そのやうな透けブラ式(見えにくい)善行はものの見事に無視されます。
まあいいのです。
まあいいのですが、何か納得いきません。
特に、何もしないで利益だけ要求するハイエナ達と同系列に扱われると……。
ヒールが大人しくしていてもいけませんし、良いヒールはそれがヤラセだと分かっていても視聴者に嫌悪感を抱かせる事が出来ます。
何も自分がそのやうにヒールを演じられていると言うつもりはありませんが、ただでさえ埋もれやすいネット社会で「目につく奴」でいる事は無視出来ない能力のやうにも思えます。
そんな私ですが、バックステージと言いますか、仲間とのコラボ等をやる際は結構真面目に活動していたりします。出が体育会なので。
ただ、白鳥が水面より上では極めて優雅に見えるやうに、あまり努力というものを「僕はこんなに頑張ってるんですぅ~」みたいな見せびらかし方をするのは好みませんし、そのような宣伝をするお方は大嫌いでございます。本当に嫌いなのです。
努力を見せたところで作品の評価が上がるわけではありませんし、仮に上がったのであればそれは同情のやうな何かであり、作品そのものの評価などではないのです。
だから私はそういった努力を一切見せず、水面下では慎重に「これやってもいいっすか?」と他の人に許可を取ったりしているわけです。芸人が楽屋裏で礼儀正しいのと同じでございますね。
ただ、これには欠点もございまして、裏で「コラム書いて下さい」と言われても私が「頼まれなかったけどコラムをこっちから勝手に書いてやったぜ」という物言いをするものですから、表層上のものしか見ていない人には真実は本当にそのやうにしか映らなかったやうなのです。
嗚呼、自業自得とはいえ、割とこういった活動では滅私奉公と言いますか、自分の利益は捨てた上での活動が多かったのだと思います。
見ている側ももうちょっと大人だろうとは思っていたのですが、表面上のやりとりや立ち居振る舞いから真実の姿を見出せる人は存外に少なかったやうで、つまるところ私のツンデレ的献身はついぞほとんどの読者というか、個人作家には見出されなかったやうなのです。
まあこれには私自身にも責任がございます。
少なくともそういった活動をした時には見返りは求めていませんでしたし、求めれば何かがおかしくなると本能的に知っておりました。ですからあえて自分に利益が無いと知りながらも、利益度外視で貢献をしてきた事もあったのです。
ですが、さすが文明だけが発達したハイテク石器時代と言いますか、脊椎反射社会というところでしょうか、善行を隠すやうに生意気な発言をすると、おおよそはその生意気な部分しか見てもらえません。
これは計算外でございました。
学校の不良がおばあちゃんに席を譲ってるのを見て同級生が胸キュンになるやうな、そのやうなロマンスを幾ばくか期待していないでもありませんでしたが、やはり言いたい事をはっきり言わないと通じないこんな世の中じゃポイズンになりますと、そのやうな透けブラ式(見えにくい)善行はものの見事に無視されます。
まあいいのです。
まあいいのですが、何か納得いきません。
特に、何もしないで利益だけ要求するハイエナ達と同系列に扱われると……。
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