ダンピングしても売れないものは売れませんでした
- 2018/09/18
- 17:00
いつだったか、長編も含めた自著をおおよそ99円で売り出した事がありました。
きっかけは忌川タツヤ氏の「忌川血風録」のどこか(雑)に「どこの馬の骨とも知らない個人作家の書いた作品が云百円を売り出すのは値段の付け方を勘違いしている」という感じの文章(雑)を読んだ事でした。
ああ、これはたしかにさうだ。
あたしの眼からぁ、ウロコが落ちたんでさあね。
ですから速攻で自著を99円で売りに出しました。先述の記載を読んだ後には新作の「暴っちゃん」(夏目漱石の「坊ちゃん」をアウトロー仕立てにした傑作)でさえ最低価格の99円で売りました。
どうせ売上は読み放題のページ数ばかりでしたから、いくらで売ろうが大した違いは無かったからです。そう、私はダンピングの鬼になったわけです。
結果としては……ダンピングしていない時と売上数は少しも変わりませんでした。私の作品を欲していない人にとってはゴミがいくらで売られていようが関係なかったやうなのです。
恥の多い生涯を送ってきました。
考えてみれば、私自身が読み放題の作品を選ぶ時、値段の高いものの方がお得感があって読んでいたような気がするのです。安売りすれば良いというものでもないようです。
そしてしばらくしてから細木数子……もとい、忌川タツヤ氏の電子書籍をチェックしていたら……なんと、彼自身がダンピングをやめているではありませんか。
ああ、これは卑劣な罠なのです。
(注 本気では言っていません)
私が電子書籍で稼いだ小金でソープランドあたりで遊んでやろうとか画策しているから、きっと彼にはそれが面白くなかったのです。
(注 本気では言っていません)
ダンピングしても、売れないものは売れません。
きっかけは忌川タツヤ氏の「忌川血風録」のどこか(雑)に「どこの馬の骨とも知らない個人作家の書いた作品が云百円を売り出すのは値段の付け方を勘違いしている」という感じの文章(雑)を読んだ事でした。
ああ、これはたしかにさうだ。
あたしの眼からぁ、ウロコが落ちたんでさあね。
ですから速攻で自著を99円で売りに出しました。先述の記載を読んだ後には新作の「暴っちゃん」(夏目漱石の「坊ちゃん」をアウトロー仕立てにした傑作)でさえ最低価格の99円で売りました。
どうせ売上は読み放題のページ数ばかりでしたから、いくらで売ろうが大した違いは無かったからです。そう、私はダンピングの鬼になったわけです。
結果としては……ダンピングしていない時と売上数は少しも変わりませんでした。私の作品を欲していない人にとってはゴミがいくらで売られていようが関係なかったやうなのです。
恥の多い生涯を送ってきました。
考えてみれば、私自身が読み放題の作品を選ぶ時、値段の高いものの方がお得感があって読んでいたような気がするのです。安売りすれば良いというものでもないようです。
そしてしばらくしてから細木数子……もとい、忌川タツヤ氏の電子書籍をチェックしていたら……なんと、彼自身がダンピングをやめているではありませんか。
ああ、これは卑劣な罠なのです。
(注 本気では言っていません)
私が電子書籍で稼いだ小金でソープランドあたりで遊んでやろうとか画策しているから、きっと彼にはそれが面白くなかったのです。
(注 本気では言っていません)
ダンピングしても、売れないものは売れません。
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ごめんね。てへぺろ。
ドンマイケル