どこかに「マジックミラー号殺人事件」とか無いのか
- 2018/01/15
- 02:16
先日に書いた「屍人荘の殺人」の記事に関して、忌川タツヤ氏が「あの特殊設定はミステリ書きの間で共有すべきと思う」と発言していました。
確かにその通り。あれだけの筆力であえてB級テイストを入れられたらこっちはたまんないよと。ある意味メフォスト賞にも調子にこいているインデーズ作家(私を含む)に対しても強烈な一撃となった作品なのではないでしょうか?
アンソロジーではないですが、すでに「屍人荘の殺人」をパクる事は考えていて(笑)、本作の設定で「アイドルとつり橋効果で恋に落ちたいがために日本中をゾンビだらけにしてしまうオッサン」とか「好きな娘が振り向いてくれない→もうみんな道連れでゾンビにしちゃえば彼女は誰のものにもならなくね?という発想でバイオハザードを発生させる有名化学者のバカ息子」とか色んな(主に下世話な)ネタがわいてくるのですね(笑)。
あと、誰か「マジックミラー号殺人事件」とか書かないかなといつも思っています(笑)。もちろん、本格並みの筆力を持った人にね。実力が無い人がやると寒~い感じになるので。
話はちょっと変わるのですが、同じB級作品で本当に好きな作品が「処女刑事」ですかね。
これ、本当に面白くて新作が出てるのを見つけると速攻でDLせずにはいられないのです。
とにかく才能の無駄遣い感がすさまじい(笑)。
本格で一級品を書けるのにあえてB級の方に走って行ったみたいです。
こういう尖った作品ていうのは別種のアンチを生みやすいんですけどね。
本格派だけ読んでればいいのにわざわざ全作を読了して「こんな邪道は許さない」って言う類の人ね。
でも彼らだって気付いているんですよ。
こういう作家が本当は王道ですごい作品を書ける事に。なのに溢れる才能を無駄遣いするものだから嫉妬が変なベクトルに向かっちゃうんでしょうね。
さらに話は変わるのですが、最近になってようやく筒井康孝隆の「創作の極意と掟」を読み始めたのですよ。
まだ途中までしか読んでないのですが、この作品って明らかに才能のある人に向けてしか書いていないあたりが既存の指南書とは違うなと。
読んだら色々と技法というか表現方法というか、そんなものが書いてあるのですが、「具体的にどうすればそれが出来るのか」については全然書かれていないのですね。
つまりはテンプレ化出来ない技術がそこには記載されているのであり、感性を持つものが何枚も書いた上でようやくなんとか掴み取れそうになる要素が書いてあるのです。つまり、才能の無い人にとってはただの面白いエッセイで終わるという(笑)。
言っててブーメランになってしまうかもしれませんが、どう見ても小手先の技術では体得出来ない事が心構えの範疇を出るか出ないかのラインで書かれている。これにはすごく好感を持てました。ああ、深夜のせいで変なテンションになっていますね。
さっさと生活のリズムを整えて新刊を出しまくりたいところですが、収入のせいもあってそうはいかないのですよ。貧乏暇無しというやつですね。
その内ブログをまとめて出版する手抜きパブリッシング手法も考えないといけないかもしれませんね。
「死人失格」は今日から無料キャンペーンになりましたので、よろしう。
確かにその通り。あれだけの筆力であえてB級テイストを入れられたらこっちはたまんないよと。ある意味メフォスト賞にも調子にこいているインデーズ作家(私を含む)に対しても強烈な一撃となった作品なのではないでしょうか?
アンソロジーではないですが、すでに「屍人荘の殺人」をパクる事は考えていて(笑)、本作の設定で「アイドルとつり橋効果で恋に落ちたいがために日本中をゾンビだらけにしてしまうオッサン」とか「好きな娘が振り向いてくれない→もうみんな道連れでゾンビにしちゃえば彼女は誰のものにもならなくね?という発想でバイオハザードを発生させる有名化学者のバカ息子」とか色んな(主に下世話な)ネタがわいてくるのですね(笑)。
あと、誰か「マジックミラー号殺人事件」とか書かないかなといつも思っています(笑)。もちろん、本格並みの筆力を持った人にね。実力が無い人がやると寒~い感じになるので。
話はちょっと変わるのですが、同じB級作品で本当に好きな作品が「処女刑事」ですかね。
これ、本当に面白くて新作が出てるのを見つけると速攻でDLせずにはいられないのです。
とにかく才能の無駄遣い感がすさまじい(笑)。
本格で一級品を書けるのにあえてB級の方に走って行ったみたいです。
こういう尖った作品ていうのは別種のアンチを生みやすいんですけどね。
本格派だけ読んでればいいのにわざわざ全作を読了して「こんな邪道は許さない」って言う類の人ね。
でも彼らだって気付いているんですよ。
こういう作家が本当は王道ですごい作品を書ける事に。なのに溢れる才能を無駄遣いするものだから嫉妬が変なベクトルに向かっちゃうんでしょうね。
さらに話は変わるのですが、最近になってようやく筒井康孝隆の「創作の極意と掟」を読み始めたのですよ。
まだ途中までしか読んでないのですが、この作品って明らかに才能のある人に向けてしか書いていないあたりが既存の指南書とは違うなと。
読んだら色々と技法というか表現方法というか、そんなものが書いてあるのですが、「具体的にどうすればそれが出来るのか」については全然書かれていないのですね。
つまりはテンプレ化出来ない技術がそこには記載されているのであり、感性を持つものが何枚も書いた上でようやくなんとか掴み取れそうになる要素が書いてあるのです。つまり、才能の無い人にとってはただの面白いエッセイで終わるという(笑)。
言っててブーメランになってしまうかもしれませんが、どう見ても小手先の技術では体得出来ない事が心構えの範疇を出るか出ないかのラインで書かれている。これにはすごく好感を持てました。ああ、深夜のせいで変なテンションになっていますね。
さっさと生活のリズムを整えて新刊を出しまくりたいところですが、収入のせいもあってそうはいかないのですよ。貧乏暇無しというやつですね。
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