そうだ、ネズミ講をしよう
- 2017/07/03
- 13:04
次回作への刺激集めに、また色んな本を読んでいます。懲りずに無料ランキングで面白そうな情報商材……もとい、電子書籍を見つけたので一気に読んでみました。
内容の濃さについてはあえて触れませんけど(笑)、タイトルに力を入れろって話があったのが印象的だったかな。タイトルはたしかに大事ですよね。
あんまり芸術的なタイトルを付けても読者はポカーンだし、かといってまんまなタイトルを付けても陳腐な匂いがする。そうなると色々中庸あたりにある名前をウンウン唸りながら考えるわけなんですけど。
で、昔っから言ってきた事なんですけど、小説とビジネス書(≒情報商材)って売り方の技術体系がそもそも違うんですよね。小説の方は分かりやすさとともに個性を求められるし、ビジネス書って逆にテンプレの方が読み手は分かりやすくていいんですね。そういう思考の無い人が手に取るからですけど。
ちょっとビジネス書のタイトルだけ考えてみました。
「そうだ、ネズミ講をしよう」
「そうだ、セフレを作ろう」
「なぜ君は無職なのか」
まあ酷い。まあ酷いですね(笑)。
でも「何それ?」って思わせる要素のあるテンプレではありますよね(?)。
冗談はさておき、小説だとやっぱりタイトルと内容説明の兼ね合いなのかな。
両方がポエムみたいになっている作品ってレビューが無かったら中身を類推する事さえ出来ませんからね。ただ、そんな作品がたまに売れているのでその人の知名度なりマーケティングがうまくいっていればまた違うのかなとも思うのですが。
個人的には「何それ?」って思わせる要素って大事だと思うんですよね。ハワイの砂浜で一人タックルを切る練習をやっていたら「何コイツwww」って面白がって話しかけてくる人がいたんで(笑)。それはあくまで一つの例ですけど。
あとは書き出しでしょうね。Web系のコンテンツを漁っている人ってとにかく忍耐力が無いので、最初に派手なシーンやらちょいエロを仕込んでグイっと引き寄せる事が大事なのかなと。売れている作品を見ていると思いますかね。圧倒的に巧い筆致っていうのも武器にはなるけど、それをマネ出来たら苦労はねえよと(笑)。
だから何か目を引くようなものを用意するのが大事でしょうね。ある意味ちょっとエロそうな匂いを表紙やらタイトルやらで漂わせて、読んだら「コイツすげえ!」って思わせるのも戦略ですよね。ただ、明らかにエロで人を呼び込んでそれを提供しなかったら低レビューを下さいって言っているようなものなので、そこはご注意を。
さて、私もセミナーでもやろうかな(笑)。
「全然売れてないけどなんか売れたような空気を出して山師として電子書籍界隈に君臨するオッサンの7つのメソッド」みたいな書籍を作って、セミナーの申し込みURLを仕込んでおくんですよ。コスパの問題で私が一件一件回って2万円ぐらいもらう方式で。
ああ、いい商売を思いついたな。
JWA(日本わなび協会)でも設立しよう。そしてわなびを有料で対決させて、ベルトを作り、タイトルマッチにはスポンサーをだまくらかして……。
スポンサーサイト