文学関係者の書評がいけすかない理由
- 2017/06/26
- 12:00
ネットの謎書評に限らず、文庫本の最後の方とか文芸誌の書評がなぜあんなにいけすかないのかを雑に分析してみました。前書きが長くてもしょうがないのでさっさと書きます。
理由1 何を言ってるかわからない
最近になってハイコンテクスト(分かる人には分かるみたいな感じね)の概念が出てきたと思いがちですが、文学って昔っからハイコンテクストなんじゃないかと。
いきなり著名作を引き合いにされると「当然読んでいるよな?」とか「おお、威嚇してきましたね(笑)」みたいなプレッシャーを感じる時がままありますね。これは読んでいない人に対する「こんな作品も読んでいないならお前は私に意見する権利はない」という秘められた否定ですね。
まあ読んでねーよハゲ!
理由2 無意味に小難しくする
「頑固」って書いたら二文字で済む表現をわざわざ「狷介不屈(けんかいふくつ)」って書いている無駄な敷居の高さを誇る某作が有名な気がしますが(笑)それは作品だけに留めてくれと。頼む、読者は漢検の採点者ではないんだと。
「なんで作品書いてない人が存在感を出そうとすんねん」と思ってしまうのです。
理由3 参考文献にウンザリ
書評では「この作品も併せて読みたいですね」といくつかの書名がいくらか出てくる事がありますけど、まあその文献の多さにウンザリする事……。10冊もあると勘弁してくれと言いたくなりますね。せめて2、3冊ぐらいにしてくれと。こっちはそんなにヒマじゃないんだと。
理由4 参考文献にウンザリ 其の弐
参考文献でもちょっとしたマウンティングがありますよね。
「僕はこんなに沢山知ってるんだぞ」的な。
作品への理解を装って貴様の知識自慢に付き合わせるなっつーの。
しかも参考文献だけが並べてあると「この書評は本当にこの人の意見なのか?」と思っていまう事もままありますね。
理由5 ステルス自分語り
参考文献を紹介しながら自分語り。しかも作品に関係無い。
……ありますよねえ。多分にブーメランのような気もしないでもないですが(笑)。
「聞いてね~」とツッコミたくなります。
理由6 便乗して自著宣伝
プロは巧みにやっているからまだそんなに鼻にはつかないんですけど、セミプロとかアマチュア作家の人が最後の最後でヘタクソな自著宣伝(宣伝のやり方がヘタクソという事ね)をすると「う~ん、もうちょっと巧くやってくれよ」という気持ちになりますね。まるでまだ濡れていないのに挿入が始まったような不快感(喩えが酷い)。
理由7 結局作品が分からない
これは「その他」にあたる理由かもしれませんが、書評を読んでも「結局この人は作品に対してどういう感想を持ったのだろう?」と一瞬でも考えさせてしまう書評ってダメなんじゃないかと。読み手の読解力もあるんでしょうけど、褒めたいんだか貶したいんだかよく分からない書評ってダメなんじゃないかと。作品の姿が見えてこない書評って致命的ですよね。
仕返しはこちらへどうぞ(笑)。
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理由1 何を言ってるかわからない
最近になってハイコンテクスト(分かる人には分かるみたいな感じね)の概念が出てきたと思いがちですが、文学って昔っからハイコンテクストなんじゃないかと。
いきなり著名作を引き合いにされると「当然読んでいるよな?」とか「おお、威嚇してきましたね(笑)」みたいなプレッシャーを感じる時がままありますね。これは読んでいない人に対する「こんな作品も読んでいないならお前は私に意見する権利はない」という秘められた否定ですね。
まあ読んでねーよハゲ!
理由2 無意味に小難しくする
「頑固」って書いたら二文字で済む表現をわざわざ「狷介不屈(けんかいふくつ)」って書いている無駄な敷居の高さを誇る某作が有名な気がしますが(笑)それは作品だけに留めてくれと。頼む、読者は漢検の採点者ではないんだと。
「なんで作品書いてない人が存在感を出そうとすんねん」と思ってしまうのです。
理由3 参考文献にウンザリ
書評では「この作品も併せて読みたいですね」といくつかの書名がいくらか出てくる事がありますけど、まあその文献の多さにウンザリする事……。10冊もあると勘弁してくれと言いたくなりますね。せめて2、3冊ぐらいにしてくれと。こっちはそんなにヒマじゃないんだと。
理由4 参考文献にウンザリ 其の弐
参考文献でもちょっとしたマウンティングがありますよね。
「僕はこんなに沢山知ってるんだぞ」的な。
作品への理解を装って貴様の知識自慢に付き合わせるなっつーの。
しかも参考文献だけが並べてあると「この書評は本当にこの人の意見なのか?」と思っていまう事もままありますね。
理由5 ステルス自分語り
参考文献を紹介しながら自分語り。しかも作品に関係無い。
……ありますよねえ。多分にブーメランのような気もしないでもないですが(笑)。
「聞いてね~」とツッコミたくなります。
理由6 便乗して自著宣伝
プロは巧みにやっているからまだそんなに鼻にはつかないんですけど、セミプロとかアマチュア作家の人が最後の最後でヘタクソな自著宣伝(宣伝のやり方がヘタクソという事ね)をすると「う~ん、もうちょっと巧くやってくれよ」という気持ちになりますね。まるでまだ濡れていないのに挿入が始まったような不快感(喩えが酷い)。
理由7 結局作品が分からない
これは「その他」にあたる理由かもしれませんが、書評を読んでも「結局この人は作品に対してどういう感想を持ったのだろう?」と一瞬でも考えさせてしまう書評ってダメなんじゃないかと。読み手の読解力もあるんでしょうけど、褒めたいんだか貶したいんだかよく分からない書評ってダメなんじゃないかと。作品の姿が見えてこない書評って致命的ですよね。
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