雑記
- 2017/05/31
- 12:00
最近はまた積ん読からの放置となっていた作品を読み回している。今はアーマードールの2巻を読んでいるんだけど、この記事が掲載される頃には読み終わっているだろう。やっぱり元商業出版の出身作家らしく筆致は完成していて、ラノベなのに重厚さを出しているから読み易さとのバランスが丁度いい。ただターゲットは大人なんだろうなと思う。読みたい作品が市場にないから自分で書いたタイプなんじゃないか。実はそんなにライトな内...
ハイド&SICK
- 2017/05/30
- 13:19
今さらだけどpixivのR18小説が某大学で引用されてどうちゃらという話を聞いた。下世話だけどなんか面白そうな話じゃないか。変に善人ぶる気は無いのでこの地雷トピックをちょいとばかり拾っていこう。こういう話は大体どちらか寄りの視点に比重を置いて話す事が多いのだろうけど、それだと不公平な気もするので双方のビューポイントをもって今回の事例を見てみよう。まず某大学側の視点で見てみると、ネット上の有害なコンテンツ...
ああ不謹慎不謹慎
- 2017/05/27
- 12:55
最近思うのだけど、どこの芸術分野も大手企業の搾取体制が仕上がり過ぎていて、俗に言うアーティストが奴隷になってやしないかと。最近はどこの世界も新時代を切り開くような革命児が現れないけれど、各々の世界で「生意気な奴は干して潰す」体制が出来上がってしまっている今、その芽は根本的に摘まれているのではないかと。思えば好きなバンドマンやら作家も大体無茶苦茶な事件をやらかしているけれど、近頃だと「あの時はそれが...
割とよく狂っていると言われる
- 2017/05/24
- 18:00
私の作品には世間で言うマジキチと呼ばれる人種が数多く出てくる。別に理由があるわけではないのだが、頭のおかしい人というか、常識的な価値観からはみ出した人間というのは荒唐無稽なストーリーをそこそこありそうな話に見せかけるのに適している。私は明らかにイカれているキャラを描いてはいるものの、社会に出るとそんじょそこらの個人作家よりよほど常識人だ。間違いない。なぜか?答えは単純で、小説の世界で頭のおかしい奴...
魑魅魍魎
- 2017/05/20
- 12:36
いまだに週一で個人作家のツイッターを覗いて回っているんだけど、電書ちゃんがえらく静かになっている。いや、他の懇意にしていた作家もだいぶ大人しくなったか?吠えない個人作家やら燃えない赤毛など泣かない番犬みたいなものだというのに。まるで高級路線を歩みだした古本屋の勘違いみたいだ。なにやら寂しいなとは思いつつも、活動休止している奴が言う台詞じゃないよなと思い直す。所詮は戯言よ。ところでツイッターアカウン...
楽な人付き合い
- 2017/05/17
- 13:00
言わずと知れた事だけど、個人作家の世界には良くも悪くも個性的な人が沢山いる。どっちの方が多いかは言わずもがな。玉石混淆と言われる個人作家の世界では人付き合いも面倒な事が多く、私のように自分勝手に振る舞えない人が結構な割合で厄介事に巻き込まれている感がある。そこでだが、なぜか個人作家の世界で交友関係が広いと評価されている(そうか?)この私が、どういう基準で付き合う人を選別しているのかに言及してみよう...
3枚の原稿用紙
- 2017/05/13
- 15:16
小学生あるあるで作文を書かされるというものがあるが、あれって割と害悪なんじゃないかと思う。文章を書く事だけを練習するならまったく構わないのだけど、よくある「原稿用紙3枚以上書きなさい」みたいな条件は駄文家を量産する土壌になっていやしないか。最低ラインを満たすために子供は妙ちきりんな文章で文字数を稼ごうとする傾向になるし。日本人は文章を削るのではなく、貧乏仕様のカルピスみたいに不必要な水増しをしたら...
テンプレ
- 2017/05/13
- 13:05
今はsukekiyoの1stアルバムを聴きながらこの日記を書いているんだけど、思えばこのアルバムもずいぶん長いことスルメ的に味わっている気がする。名盤なのは間違いないのだけど、一曲目の大人しい曲調を耳にしていてふと思った。sukekiyoは言わずと知れたDIR EN GREYの京が率いるバンドなわけだけど、この前衛的なアプローチが成立したのは彼のネームバリューに寄る部分がかなりあるのだと思う。どんなに才能溢れる人間でも、出だし...
時間をゴミのように捨てたいなら
- 2017/05/06
- 23:16
どこの世界でも、ある技術に本当に効果があるのかというディスカッションに巻き込まれる人がいる。結論から言ってしまうと、これは時間の無駄だ。人生の時間を無駄にしたくなければ、断じて門外漢などとの議論に時間を費やしてはいけない。というのも、そういった議論をふっかけてくる輩は大抵の場合において、何かを本当に知りたいわけではないからだ。そこにはしばしば薄汚い計算が潜んでいる。どうしたら相手を公然と罵らずに彼...
人外フィルタ
- 2017/05/06
- 12:39
最近になって積ん読→読むのを忘れて放置パターンだった電子書籍を読んでいる。今さらながらに八幡謙介氏の「ヤドカリ」やらあおたけふみ氏(めきし粉氏の変名)の「猫の料簡」やらをサラサラと一気読みした。どちらも短編で読みやすいからすぐに読了出来るのだけど、両作品を読んでいて気付いたのはアレかな。動物というか生き物というか、人外の題材は世間を当てこすりやすいというか、息苦しい社会をディスるためのフィルターに...
そこそこの容姿でも、案外頑張ったらヤラせてくれそうな女の方がモテる
- 2017/05/05
- 00:00
ふと思ったのだけど、口の悪い私に限らず個人作家はよく批判の対象になる気がする。作品のクオリティがどうとかはさて置いて、個人作家の長所と、クリティカルな人達に忌み嫌われる要素って明らかに重複しているよなと気付いた。個人作家のいいところは短所と表裏一体になっていて、採算を気にしなくていい分好き勝手にフリーダムな表現を謳歌出来る部分がある。それで私はここぞとばかりにやりたい放題色んな毛色の作品を出しまく...
スキャンダルは風化し、味わいになりにけり
- 2017/05/03
- 13:00
最近読んだ本で結構面白い作品があったんだけど、古書巡りのコアな話がふんだんに盛られていた。ミスター内輪の私曰く、実はこれも文学界という枠組みで見たら身内ネタなんじゃないかと思った。私の場合、文豪の知識においてはかなり偏っているのだけど、こういう作品は知らない有名作家が軒並み羅列されていても案外楽しめる事に気付いた。とんねるずのコントが身内ネタなのに面白いのは大分前に指摘したような気がするけど、ある...
自己啓発本の書き方
- 2017/05/03
- 11:49
自己啓発本の書き方を語ってみようか。と言ってもえらく簡単だけど。小銭を儲けたい人は参考にしてもらえれば。また、以下のテクニックを知っていればしょうもない自己啓発本を回避する予備知識にもなり得る。というわけで早速始めていこう。まずはテーマ選びだ。まあぶっちゃけて言うが、テーマなんぞなんでもいい。いかにも成功者の香りが漂っていて、まだ誰も扱っていないテーマならセーフだ。なるべく奇抜なやつを選ぶのは言う...