今週は結構頑張ったよ
- 2016/09/30
- 23:33
新作は54,000字ほど。なかなか快調です。バカだからまさかの二作同時執筆を始めてしまいました(笑)。一つは小説、一つはエッセイですね。どちらかが詰まったらもう片方を行き詰るまで書く方式を取っているのでほぼノンストップで書いています。で、色々と激動だったこの一週間を総括。まずは「鬼娘の千倍返し: ガンズ・オブ・パクリオット」下巻を無料キャンペーン中です。期間は忘れた(笑)。というわけで欲しい人は早く読んで...
さっき考えた箴言
- 2016/09/30
- 00:11
多作の作家に向かって「書けばいいってもんじゃない」と正論ぶったことを言っている作家をよく見てみたらいい。大抵はゲームをしていたりしょうもない呟きばかり繰り返している。この程度の作家が他人のストイックさに疑義を呈する資格は無い。お前こそ無駄口を叩いていないで書けばいいじゃないか。...
さっき考えた箴言
- 2016/09/29
- 19:31
プロだろうがアマだろうが作家はSNSをやらない方がいい。というのも、SNSは浄水槽の無い水路のようなものだからだ。神経を張り詰めないと無言で汚水を垂れ流す人間が出てくるし、そこに注意力を取られている時点であなたの能力はいくらか削られている。...
さっき考えた箴言
- 2016/09/29
- 19:14
匿名で他作家の酷評をやりだしたら終わりだ。第三者は「自分だけ俎上に上がらず誰かを糾弾したい」という願望を恐ろしいまでに見抜いている。外野の人間には外野に逃げた人間の心理が手に取るように分かるのだ。...
実はリーダビリティーって相当大事な要素なんじゃないか
- 2016/09/29
- 07:00
純粋な読者目線で「読み手は個人出版にどんなものを求めているだろうか」と考えてみました。私が電子書籍を手に取る時、きっかけは案外ヘンテコなタイトルだったりちょっとしたサブカル臭漂に惹かれたケースが多いような気がしますが、そういったツカミの先にある要素が存在するのだと思います。もったいぶらずに言うと、一般読者は読みやすい作品を好む傾向にあるような気がします。というのも、ドストエフスキーみたいな重厚な作...
「鬼娘の千倍返し: ガンズ・オブ・パクリオット」下巻を無料キャンペーンします
- 2016/09/28
- 21:26
個人的には最高傑作候補の一つではあるものの、世間ではすっかり無視されている「鬼娘の千倍返し: ガンズ・オブ・パクリオット」下巻を無料キャンペーンします。期間は9月29日の午後5時あたりから。何気に戦争やら政治など、人類の抱える問題にも諷喩的に触れている作品です。特にバトル物が好きな人はぜひどうぞ。...
「まだ早い」に潜む罠
- 2016/09/27
- 21:43
前回ボクサー引退の記事を書きましたが、今回ばかりはネタではなくガチです。その流れで思い出したのですが、現役中に「もっとこうしときゃ良かったな」という事があったので、それを執筆に敷衍してご紹介したいと思います。これはどの分野でもそうかもしれませんが、何か活動をしていて次のステップに進もうとすると「お前にはまだ早い」と言われる事がよくあります。ボクシングなら試合がそれに当たるかもしれません。執筆なら小...
ただこの胸には清々しさと、
- 2016/09/27
- 00:04
とうとうこの日が来た。ごく私的な話になるけれど、グローブを壁に掛ける日が来た。つまり、ボクサーを引退するという事だ。才能も実りも無いのに随分と長いキャリアだった。まともな人間ならとっくに辞めている。あまりにも折れない心というものは時として悲劇を生む。温かい仲間と寛容な指導者だけには恵まれていた。それが救いか。なぜここまで悪あがきが続いたのか、自分ですら分からない。後半のモチベーションはひたすら反骨...
ボツ企画を曝してみる
- 2016/09/25
- 10:00
発表こそしていなかったものの、色々とボツにしてきた企画があります。というのも、KDPの儲けがあまりにも少ないからですね。いや、コンビニでバイトしろよという指摘は分かるんですけど。これから述べる企画は一部に某氏にブン投げたのですが、ちょっと前に考えた試みで「個人作家の作品を磨く会(仮)」というコミュニティがあります。これは作家同士が有償で下読みとアドバイスをする集まりですね。有償とは言っても現ナマのや...
星新一賞の審査員中に小島秀夫の名前が……
- 2016/09/24
- 23:55
応募してから気付いたのですが、今年の星新一賞の審査員中に小島秀夫の名前が……。マジっすか。小島監督と言えば私が死ぬほど影響を受けているメタルギアの親じゃないですか。去年の「ナノマシン反対」は今回のコンテストで出せば良かったorz。まだ5日あるからメタルギアを思わせる何かを無理くり考えますかね?ナノマシンでAV女優と会話出来るツールとか、絶対にノゾキがバレないスニーキングスーツとか(←ことごとく最低なネタだ...
相川七瀬の新アルバムが楽しみ過ぎる
- 2016/09/23
- 23:36
ついさっき知ってすげえテンションが上がったのですが、10月26日にリリースとなる相川七瀬の新アルバムが楽しみ過ぎます。(以下商品説明から引用)相川七瀬の20周年を総括する究極のオリジナルアルバム20周年イヤーを超えて相川七瀬がリリースする待望のオリジナルアルバム。リードシングル「ACROSS」「満月にSHOUT! 」をはじめ、多数の盟友アーティストからの提供楽曲を収録。CD収録1.NOW OR NEVER / 織田哲郎2.15パーセント...
「転送少女症候群、もしくは黍島柘十武の長い回想」が予想通りすごかった件
- 2016/09/22
- 15:38
最近一部で話題になっている藍田ウメル氏の「転送少女症候群、もしくは黍島柘十武の長い回想」を読みました。正直あらすじが書きにくい作品なので感想のみの短評としますが、氏の作品は過去作品の「僕はハタチだったことがある」を読んだ経験もあり、その時からすでにプロの領域に達していると感じていました。まだ二作しか読んでいないものの、作品の全体に滴るは甘ったるい痛みというやつでしょうか。よく村上春樹が引き合いに出...
9月20日は電書ちゃんの誕生日らしい
- 2016/09/20
- 00:00

え? 何? 電書ちゃん誕生日なの?やっべ、何も用意してない。とりあえず筆ペンで似顔絵でも描いてお茶を濁しておこう。9月20日の予約投稿にしときゃ完成がさっきなんて気付きゃしねーよ。こうやって彼女の誕生日もファミマのケーキでごまかしたのさ、ギャッハッハ!何? 首から下はどうした?バカ野郎! ボロを出さない内にセリフでごまかしてんだろ! 気を遣え!何、この会話が丸聞こえ?……そうか。お見苦しいところを見...
行間を読ませる、相手に察知させる
- 2016/09/19
- 22:04
たまたまヤフーニュースで見つけて驚いたのですが、字は違えど、キラキラネームランキングの3位に「リズム」と読む名前が食い込んでいるみたいです。昨年書いたホラーアンソロジーを思い出しますね。「ヤンデレ」のヒロイン役に当たる女子高生には理逗夢(リズム)という名前を付けました。ちなみに名前は蟹場理逗夢(かにば りずむ)。続けて読むとカニバリズム(笑)。人喰いという意味ですね。オチも考えて彼女のネーミングは...
近況とかお知らせとか
- 2016/09/18
- 17:31
最近は諸般の事情であまり書いている時間がなく、読んでばかりですね。とりあえずアガサ・クリスティーのマイブームが到来したお陰で、Amazonの1円本を次々と読んでいるところです。オチをバラされたくなかったので黙っていましたが(笑)、「アクロイド殺し」は結末を知らないで読めて本当に良かったです。でも、個人的には「オリエント急行の殺人」の方が好みだったかな? あれの結末を知らないで読んでいたらどれだけの衝撃だ...
電書哲学
- 2016/09/17
- 00:26
Kindle Syoreを眺めていたら意外なものを見つけました。ニーチェって電子書籍でも読めるんですね(笑)。検索をかけると結構ありますね。一番好きな「人間的な、あまりに人間的な」電子書籍版がなぜ無いのか謎ですが。紙本ですが代表作なので紹介しておきましょう。とまあ色々ありますね。電子書籍で哲学という時代になりましたか、と。最初にツァラトゥストラを読むのはやめといた方がいいかな?かなり行間や寓意的な要素を自発的...
悪夢の教え子(意識高い系の話)
- 2016/09/13
- 23:46
KDP市場に書き方系の本が溢れているのは有名な話ですが、単純に読み物として楽しんでいる人も存外に多いみたいです。というか、私がその一人なのですが。そこである事を思い出しました。次々と出る指南書に文句を言いつつも、ついつい新刊が出ると買わずにはいられない人がいますよね? そして低レビューを投じてはまた新しいHOW TO本を手に取るわけですが(笑)。あの現象には以下に述べる要素がいくらか関わっています。例えば...
眠い
- 2016/09/12
- 01:12
星新一賞に投稿した。理由は、金が欲しいから。筆名は、本名っぽい偽名にした。獲っても落ちても何も言わない。どうせロクなことになりやしないだろうから。誰か金をくれ。...
もういっそゴーストライターが主流になっちゃえばいいんじゃないの?
- 2016/09/11
- 00:26
この前Kindle Storeにて話題の電子書籍があり、価格も安かったのでDLしてみました。レビューもかなり好評価だったので期待して読んだのですが、読了後の率直な感想を言うと「面白いけどそんなに話題になるレベルか?」という印象でした。……さあ、お待ちかねの危険な話題ですよ(笑)。最近になって本当に思うのは、小説が売れるか売れないかは作者の筆力ではなく、もっぱら著者の知名度に関わっているのではないかと。芸能界では又...
今週の短評
- 2016/09/10
- 00:46
今さらですが、最近になってアガサ・クリスティを読み出しました。「もうミステリ作家いらなくね?」と薄ら思うぐらいハマっています。オチを知っているのにページを手繰る手が止まらないっていうのは恐ろしいですね。ちなみに1週間で3冊読みました。さて、そんな逆境の中(笑)個人作家の作品も読んだので短評を。「組長の料理人」個人作家のBBSで、なぜか名指しで勧められていたので読んでみました(一応言っときますが、同じ...
筆名の使い分けにはちゃんと意味があるのですよ
- 2016/09/02
- 23:56
作家の中にはいくつものペンネームを持つ人がいます。かく言う私もその一人なのですが、名義の使い分けにはある程度意味があるのです。一番顕著な例を挙げてみましょう。私の分人でもある毒牙姐さんこと毒牙夜蝶という筆名があります。彼女の処女作となった(?)「泡姫ありえない」は、当初月狂四郎名義で出す予定でした。ですが、書いている最中である事に気付きました。というのも、本作はデリ嬢が主人公の一人称小説ですよね。...